2014/09/12 ETAP-6

REPORT

「底抜けに明るい、モンゴルの空の下で。」

グレートモンゴリア・ゴビデザートマラソン2014は無事に全日程を終了、全参加者の完走で幕を閉じました。一般に完走率100%と聞けば、比較的に容易なレースのように感じると思いますが、それは全く違います。それぞれの参加者らは、まさに激闘の6日間であり、自らに向かい合った厳しい250.10kmだったと思います。そうして苦しいレースを制したすべての者が勝者たちだとここに宣します。

さて大会は2年目、グレートモンゴリアと名付けた理由は、もちろん世界最大の大モンゴル帝国を意味しますが、実はこの大地をイメージしています。底抜けに青いモンゴリアンブルーの蒼穹に波打つ無辺なる大地。それはただただ切ないばかりに美しいものです。最終日は主催者が最も美しい景観と胸を張ったルート、その日に限って、ときおり霰交じりの厳しい天候にはなりましたが、ほかの5日間はよく晴れ、これぞモンゴルという素晴らしい青空をもたらせました。

ただし、中秋の名月スーパームーンが素晴らしく、深夜にテントの外でもヘッドランプがいらないほどの月明りで、あの満天の星空が見れなかったことは残念でもあります。しかし、それにしても美しく、そこに集う選手たちの姿は心にしみるものでした。

閉会式で選手が語った「人生においてこの風景が、最も心に残るものになった。」という言葉が物語っています。

再び、この地で、このレースは行われます。来年は新月で開催します、満天の星空をお楽しみいただきましょう。

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RESULTS

こちらからリザルトがご覧頂けます。