ETAP-5 15 AUG. 2019
REPORT – ETAP-5
「ゴビの戦いの始まり」- ETAP-5
いよいよ日程的には後半戦に入ったが、SSの総距離2700kmは、まだ900kmを消化したに過ぎなかった。「ここからがラリーモンゴリアだ。」そう朝のブリーフィングでは告げられた。ここまでどれだけ身体とマシンを温存できていたかが、今後を占う。 そしてこの日はフルサイズのSSは572km、ハイスピードもありはするがSS2などはタフな我慢くらべの一日だ。 それでもこのSSも6:07:52で制したのはCan-am Marverick X3を駆る# 113、TURTOGTOKH、総合でもマージンを30分に広げた。上位をうかがっていたボルドバートル# 111パジェロEVOはマシントラブルでリタイア、中国人選手のKTM1090も健闘をしているが# 29は戦列を離れた。 日本勢は、変わらず松野・田代組が好調。総合で11位、まだまだ長いゴビの闘いが続いていく。
ROUTE INFORMATION – ETAP-5
■ETAP-5 15 AUG. 2019 ALTAY⇒ALTAY
■ L:2.97km SS-1:278.68km L:8.02km SS-2:293.45km L:22.21km TOTAL:605.33km
「アルタイ、リングワンデリング」
前半はペースが上がらない山岳コースをフラストレーションと闘いながらCPへ。 そのあとは高速ピストで一気に西へ向かう。はるか西の彼方までルートは伸びている。 SS-2の前半は高速ダート。山と山の広い谷を進むと、やがて湖が見え湖畔の町が見えてくる。走りにくい堅い路面で町の端をぬけ、さらに高速ダートを進む。山裾の町に辿り着くと、迷路のような道を進み、スタジアムの脇から枯れ川の多いピストへ。石ころも多く、ペースも上がらない。小さな町に出て、カップチェンジで進むと高速ダート。長いSSが終わる。リエゾンで山を下り、橋を渡れば舗装路でビバーク。
PHOTO – ETAP-5
Breaking Photo of ETAP-5. – 速報写真