DAY-4 10/13

 

総評

The 9th RALLY TOHOKU 4DAYS 2025

秋の北東北一帯は、まだ少し紅葉には早かったものの、色づき始めた山々や濃厚な森の存在が圧倒的でした。

クマ出没の気配に緊張しながらも参加者も主催者も充分な準備をして臨みました。あまり訪れる機会のない、八郎潟や田沢湖周辺、歴史を留める角館や山形の人々の暮らしや文化。こうしたラリーでないと味わえない地域社会とのアクセスは、申し分のないものでした。

ラリーの行方は、#1と#3 つまり岡本薫と池町佳生の対決。ラリーガストンライエは、ニューカマーR12G/Sを駆る#103 原豪志をだれが追い詰めるか?そして新設のレイド部門は誰が優勝に輝くか。見どころたっぷりの豪華なイベントとなりました。

終わってみれば#3 池町、#1 岡本、そして3位には#32 行久が入る表彰台となりました、ラリーガストンライエは#103 原、そしてレイド部門は、#205 KOVE450Rallyを走らせた橋本邦昭が優勝を手にしました。いつもの顔ぶれの上位陣が揃い、そして若い世代の参加者たち。#103 原に勝つと宣言した#108 KTM 1290 SUPER ADVENTURE Rの岡選手ら若きラリーストの活躍と台頭もまた印象に残るものとなりました。

次回はさらに北のエリアへ。

2025年 10月16日
SSER ORGANISATION
代表 山田 徹

DAY-4 10/13

ROUTE INFORMATION

DAY-4
10/13(月・祝) 金ケ崎⇒東成瀬 TOTAL 248.10km DIRT 65.90km (26.56%)
湯量豊富な温泉を堪能したビバークを離れ、山頂では紅葉が始まっているはずの焼石 岳に少しだけ迫っていく。一旦北上盆地へ下り、今度は北上高地へと入りこんでいく。 10キロほどのダートでウオーミングアップを終えたら、最終の連続する2本のSSへと向 かう。2本ともうっそうとした木々に囲まれた比較的路面が安定したダートなので、ライ ディングに集中することができるだろう。その後は絶景の2大渓谷を通る。紅葉には少し 早いかもしれないが、ダイナミックな自然の造形にほんの少し触れてみてほしい。何本 かのダートを楽しんだ後、紅葉が始まっているダム湖を抜ける国道で県境をこえて秋田 県に戻り、ラリーはフィニッシュを迎える。
 

RESULTS

 

RESULTS (RAID TOHOKU)

PHOTO