ROUTE INFORMATION

10月13日 Day1 岩泉→八幡平

ラリーはスタートして街中を抜けるとすぐに最初のSSとなる。連続する気持ち良いコーナーをテンポよく攻めてウオーミングアップの完了だ。峠道を北上して山の中へ入っていく。連続するSS2、SS3は8月の台風で崩落があったが岩泉町の協力で綺麗に整備された。気持ちよくタイムアタックができるはずだ。ルートは、山の尾根に上がったり、川沿いの盆地に下りたりを繰り返していく。尾根沿いには風力発電の巨大な風車が立ち並び天気が良ければ素晴らしい眺望に恵まれるだろう。湖沿いのフラットダートを抜け、山の頂上からの岩手山の眺望に期待したい。市街地を抜けて岩手山の麓まで来たら、ビバークの八幡平温泉郷まではもうすぐだ。ぜひ、ゴール手前でバイクを停めて(279.87km右手駐車場)焼走り溶岩流の絶景を楽しんでほしい。

 DAY-1 リザルトを掲載しました(10/13 21:30)

 

10月14日 Day2 八幡平→八幡平

ビバークを出て高原を走る観光道路へ向かう。果たして今年は山の斜面を彩るカラフルでパッチワークのような紅葉を楽しめるだろうか。ルートは一旦山をおりて安比高原を抜ける。そして、このラリーのハイライトである20キロ級のふたつのSSへと向かう。SS4は森の中に入ったり尾根に出たりを繰り返す。雨になると路面の変化が難易度を上げるかもしれない。一旦国道へ出て息を整えてSS5へ向かう。このラリーで最長の22キロを超えるSSだ。路面は安定している。一部の溝やきついアップダウンなどうまく処理してほしい。集中力を維持できるかが勝負だ。その後ラリーは東へと向かう。いくつもの峠や高原の牧場を越えていく。程よく散りばめられたダートで飽きることはないだろう。この日の最後に待ち受けているのは24キロに及ぶダートだ。途中分岐も多く、ナビゲーションに苦労するかもしれない

 DAY-2 リザルトを掲載しました(10/14 23:00)

 

10月15日 Day3 八幡平→岩泉

由緒ある温泉ホテルを後にして、最終のSS6ヘと向かう。SS5の逆走となる。22キロだ。その後ルートは東南へ。見晴らしの良い場所にCPを設置している。3度目の正直で果たして眺望に恵まれるだろうか。国道からダートの県道に入り、舗装林道をひたすら南下する。川沿いの道の駅をすぎると、ここからがこのラリーのクライマックスだ。20キロ級のダートが3本連続する。ダート!ダート!ダート!まさにダート天国だ。北上して岩泉へ向かう。最後の最後にもダートを仕込んである。満腹なエントラントの顔が眼に浮かぶ。山をおりて国道に出る。岩泉の町を抜ければグランドゴールだ。

 DAY-3 リザルトを掲載しました(10/15 21:30)

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水を巡る3部作の中でも、本書「アラルの真珠」と「楼蘭の黙示録」は圧巻である。というのも沙漠を愛し、さらにシルクロードとスラブ・ユーラシアに旅を重ねる男が描く空想なのか現実なのかの曖昧な世界に思い切り引き込まれる。時に井上靖の「敦煌」を思い出させるのである。次回には共にアラルまで足を運び、砂丘に放置される船を目撃せねばなるまいと思う。人類の未来を「水」から考えるのである。アピオ株式会社 河野仁