コラム

「変化の、そのずっと先へ」

実は、あの時
砂漠に立ち尽くした仲間たちと、そのあとに続く者たちに
明確なものを残したかった
なにもチカラ不足でもなかったし
準備不足ということでもなかった
「なにかを、知らなかった」
それがあのときの「変化」のきっかけだった
1988年1月サハラ砂漠アルジェリアのときのことだ
あれからどのくらいの月日が流れたか
まあ40年が近い
翻って
そのあとの時代のパリ・ダカールの
混乱と失望と苦悩は
言いようがなかった

そして「変化」をみせた
見事だと言っていい
ことほどさように変化は困難と痛みを伴うが
美しい
しかし時代の変化は、さらに早い
人類はなにをそんなに急いでいるのかと
呻吟するほどに早く、それに加速している
サーフィンのように
その変化の波の頂点に立つか
泡立った水の中に放り込まれるか

それが進化の当然の姿なのだ

どちらかだ

2023年
ボクたちはルネサンスを掲げた
変化の前に古きよきものを現代的にアレンジしたい
そう思った。
2024年
そして、THE NEXTを掲げ、いったい原初回帰のつぎにくる
変化の、ずっと先にあるものを求めた

その答えはわからない
わからないがTBIだ

山田 徹