ROUTE INFORMATION

32回目のTBI。折から新型コロナ感染拡大を受け、大幅に日程変更となった今大会は、日程も詰め5DAYSとなった。またルートも大幅に見直し、TOTAL 1680.42km。ダートは300.20km。これまでのハードなTBIはやや影をひそめ、総距離もダートも短めとなり当初の目的の八十八ヶ所も全てを巡ることは不可能となった。しかし、一転してダイナミックな景観など走りどころ見どころ溢れるグランツーリズムとなった。ダートも気持ちの良いルートをセレクト。参加者は思い切って大幅に絞り込んだ少人数の大会となったが、笑顔あふれる最高に楽しい5DAYSを満喫する。

 

■9/18(金) DAY-1 奥道後⇒今治 192.47km DIRT 29.84km

「2020の祈り」

道後、寺院を見て最初のSSへ。距離は短くプロローグの1日。

14年ぶりに戻ってきたスタートは「奥道後」そして、道後や松山市内の八十八ヶ所寺を見ながら石鎚山系の「東温アルプス」を超える。ダートを楽しみ、寺を見学しつつ進めば、今日のゴール地はあっという間。今日は、温泉地のホテルに宿泊だ。

 

■9/19(土) DAY-2 今治⇒西土佐 325.08km DIRT 43.69km

「ブエナビスタ」

SSは朝のみでダートライディングを愉しみながら美しい景観の待つエリア。

ツーリズムな1日。ロングダートを楽しみ、素晴らしい景色のUFOラインや石鎚スカイライン。絶景の高原を抜け、ダートの先には、いつものパン屋。後半は、四万十川に添って進む。今日は、四万十川沿いの廃校を利用した施設でビバーク。

 

■9/20(日) DAY-3 西土佐⇒本山 371.50km DIRT 108.76km

「四万十の恵み」

四万十川を満喫しつつ太平洋から山間へ。夜にダウンヒルSS。

朝に四万十川の沈下橋を渡る。四万十川の河口まで進み海に出る。ここは太平洋だ。かつおのたたきも、楽しめるはず。太平洋を離れ、山に入り進めば、四万十川の源流。さらに進めば、ダム湖周辺の林道群。ダートライディングを満喫。ダート群を抜け、舗装で移動した後、最後の林道。山に登り、下る。この下りが夜のSS。崖が高いので、細心の注意を払い、ダウンヒル。SSが終われば、ビバークはすぐだ。

 

■9/21(月・祝) DAY-4 本山⇒船津 414.26km DIRT 93.42km

「TBI Day」

朝と夜にSS。本格的なTBI DAY。

この日は、SSが朝と夜の2本。リアルなTBIな1日。朝のSSは山を登って下るルートだ。その後、舗装路で東に進む。観光路、山岳路、高所の峠。見通しのいい峠からの山並みが美しい。そして、あのロングダート。山深い酷道を進めばダートが繰り返される。そのまま、一気に太平洋まで下る。そして、夜のSSへと、海を背に山へ。本格的なナイトランのSS。ビバークまで距離を残すがビバーク地は川沿いのキャンプ場。

 

■9/22(火・祝)DAY-5 船津⇒奥道後 377.11km DIRT 24.49km

「四国に覚醒する」

朝に短いSS。その後、ダートやお楽しみスポット。高速でGOALへ。

朝に短いSSを終えれば、あとは充実感を胸に距離を重ねることだろう。太平洋を見てはまた山に戻り、ダートを走る。少しハードなダートを超えれば、面白い建物達。高原に登り、短いダートを抜け、山岳路を進めば、吉野川。美しい古い街並みを見学して欲しい。その後は、高速道路で一途、ゴールを目指す。ライディングで四国を感じ、身も心も研ぎ澄まされる。

 

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