ROUTE INFORMATION

■DAY-1 4/29(月・祝)

「温故知新」

久万高原にSSERの姿を探す
DAY-1,DAY-2は1985年からはじまったSSER2DAYSだ
2-STAGE制である
この日はSSER2DAYSのDAY-1である

□STAGE-1
TOTAL 105.15km
DIRT 44.62km (42.43%)

山を下り、川沿いの林道で足慣らし
マシンと身体のコンディションを問う
岩峰の脇から、もう1本のダートへ
そして、小川を何度も渡るSS-1
林道を楽しんだあと給油。
途中、難所もあるSS-2、高速コースのSS-3
SS-3を抜ければ、直ぐにビバークに戻り
18:00のSTAGE-2スタートに備える
それに間に合わなければ
あなたのTBIは、ここで終わる

□STAGE-2
TOTAL 100.70km
DIRT 54.34km (53.96%)

最高のダート率の、このセクション。
スタートして、直ぐにSS-4,SS-5を、アタック
まだデイライトは残っている明るい。SS-6、SS-7,SS-8
月齢20.4の月明かりが行く手を照らすか
SS-8を終えれば
DAY-1が終わる、サービスが忙しくなるだろう

■DAY-2 4/30(火)

「無限連鎖するリングワンデリング」

SSER 2DAYSのDAY-2である
疲れたからだとの闘いともいえる

□STAGE-1
TOTAL 152.74km
DIRT 68.52km (44.86%)

SSERの「ループ」は、続く
SS-9,SS-10を消化し、給油
ふたたび林道群に
そして、SS-11,SS-12
ビバークに戻り、18:00スタートのSTAGE-2に

□STAGE-2
TOTAL 179.18km
DIRT 53.58km (29.90%)

もう身体もラリーに馴染んできた頃か
それとも音を上げかけている自分が見えるか
奮い立たせSS-13,SS-14をアタック
給油し、カルスト台地の高みへ
絶景を楽しめるか
大野ヶ原を抜け、屋根付橋を見学した後、
林道を繋ぎ、SS-15、SS-16へ。
そして、ゴール。SSER 2DAYS、16本のSSをこなしゴールする

■DAY-3 5/1(水)
TOTAL 410.47km DIRT 138.78km (33.81%)

「さあTBI」

TBIが始まる。
この日はダート距離が138kmと今大会最長の日
タフでハードで、まさにTBI的な1日
誰がここまでたどり着けるのか
ダートライディングに集中
まず、昨日までのダートでSS-17に向かう
もう、スムーズにアタックできるだろう。
給油の後、カルスト台地の南側のダートを走る。
林道を繋いで西へ向かい、愛媛の南のエリアへ。
初期のTBIの頃は、大きな石がゴロゴロしていたダートだったが、
今は全面舗装されてしまった林道で、高知県に渡る。
頂上からの入江と島の風景が素晴らしい
峠を下り海沿いの街で、給油をし、SS-18
前半は、大荒れなので、注意。
SSを抜ければ、波音が聞こえる美しいキャンプ場だ。

■DAY-4 5/2(木)
TOTAL 395.65km DIRT 81.77km (20.67%)

この日は、一気に東へ進む。高知県横断
景色は変化し、観光も楽しむ、そんな1日

昨日のSSを逆走でSS-19、頂上でSS-FINISH
田舎道を繋ぎ、無料高速にも乗り、四万十川の河口の街へ
ダートで北上し四万十川を眺め、沈下橋を渡り、
ダートで峠を越え、東へ東へと進む
漁師町の市場がある商店街を通り、無料高速を繋ぐ
カワウソの町から山に入り、ダートを走り牧野富太郎の生家や、
酒蔵を抜け、高知市内へ
植物園をかすめたあと、無料高速で、更に東へ
太平洋沿いの国道から、川沿いに山に分け入る
ダートで、どんどん標高を上げ峠を越せばSS-20
TBI2024中、最長のSS、全体に下り基調なので要注意だ
途中が舗装化されてしまったので注意が必要
SSの後、ダートを1本走れば山間の川沿いのキャンプ

■DAY-5 5/3(金・祝)
TOTAL 435.07km DIRT 96.30km (22.13%)

「まだ、生き残っているか」

今回、最長のディスタンス
剣山スーパー林道は崩落で全線走破は敵わない
それでもさまざまなダートが次々と現れる、楽しい1日

ビバークを出て、直ぐにSS-21
ダートで山を降りて、太平洋
すぐに川沿いの道で、山に入る
森林鉄道の痕跡を見ながら、川を遡る
ダム湖畔から、ロングダートで県境の峠を越え
再び太平洋に会う
崩落箇所を迂回して剣山へ
小さな古い町並みを抜け、山に入る
大荒れのSS-22
登りで路面コンディションが悪ければ厳しい局面もある
SSのあと舗装の幹線道路で長い移動
燃料の補給を済ませクネクネと、標高を上げてビバークに
余るほどのバーベキューが迎えてくれる
いよいよ明日は最終日だ

■DAY-6 5/4(土・祝)
TOTAL 302.03km DIRT 66.35km (21.97%)

「帰還、せよ」

最終日、残るSSは1本だが油断はならない

目を覚ますとビバークが天空の地であったことに驚く
降り、高速道で80kmを一気にワープせよ
川沿いを山に分け入り、峠越えのダートをこなせば
ラストのSSであるSS-23へ
峠越えのSS
それ程長くは無いが、短くもない。
ダム湖畔を走り、町に出て燃料を補給
スカイラインダートへ行くが崩落で途中下車を余儀なくされる
ダム湖の周りのダート群を駆け6日間の過酷な日々を振り返る
グランドゴールへ、そして表彰式は数年ぶりだ

まとめ
昨年に比べ日程は、5日⇒6日に戻った
TOTAL走行距離は、115.85%
DIRT距離は156.52%
SSは、9箇所⇒23箇所。
SS距離は266.94%