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ROUTE INFORMATION
TOTAL 251.300km 5 SEP, 2016 ステージレースの1日目(ETAP1)は、ゲルの立ち並ぶキャンプをスタートゴールとするループ。つまりスタート地点とゴール地点が同じだ。スタート直後に草原の中にある美しい小川を飛び越える、あるいは靴を脱ぎ渡る。最適な渡河地点を慎重に探す。そのあと小川を右手に眺めながら左手の山すそを巻いて行く。比較的穏やかなアップダウンが続く。遊牧民たちのつけた幾つかのトレースを追いかけたり横切ったりを繰り返しながら、おおむねCAP90で東に向かい丘を越えて再び西へと舵を切る。 6 SEP, 2016 2日目は素晴らしい景観に遭遇する。スタート後の砂丘に足跡や轍がなく美しいデューンと灌木の織り成す景観は、ここだけのもの。やがて桃源郷のような風景の中で小川を渡り、遊牧の営みを目の当たりにする。あなたが想像した通りの美しいモンゴルの景観を目の当たりにする。草原の小高い丘の上にゴールがあり、初めてテントとシュラフ、そして満天の星の下で眠る。 7 SEP, 2016 この日はタフだ。距離もぐんと伸びて標高も出て、2500mを記録する。 8 SEP, 2016 山を下り、今回のコースの最も南の端まで進んで緩やかにターンして北上をはじめる。濃厚な草の絨毯、はるかに波打つ草原の美しさに驚く。ここから、はるかかなたにデューンが望見でき、絵に描いたような景観のETAP5-6のルートに思いが飛んでゆく。しかしこの日を乗り越えなければグランドゴールは遥か彼方だ。 9 SEP, 2016 デューンに近づく。これをどんなにしても越えなければならない。山の斜面には、岩が点在していて、まるでカルスト台地のような景観だ。そして、デューンに進入する。そこは砂と植物が交差する不思議な景観が続く。花も咲いているし、デューンの端には川が流れている。 10 SEP, 2016 路面は、相変わらず砂っぽいが景観は相変わらず素晴らしい。たとえば箱庭のようかもしれないがスケールはそんなものではない。ピラミッドのような山を正面に見ながら進み、山を左に迂回した先にグランドゴールが見える。草原の中の小川を超えれば、ゴール。最終日の風景は、きっといつまでもあなたのこころに残る。
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