コラム

「人生は、豊かか」

九州を走るたびに思うことがある。
わざわざややこしい発電などをしてエネルギーを得なくても、大地の奥深いところにある、あの強大ないや巨大なエネルギーを少しでも取り出すことが出来れば人類なんてエネルギーのそれから解放させられるのではないのか?と。どんなエネルギーが存在していればこれほど巨大な惑星が回り続け飛び続けられるのだろう。
と、大げさな話しから書きはじめてしまったが、九州の大地には地下から直線的に繋がるエネルギーの道が存在するのではないのかと。そして、この九州の男たちは、いや女たちも、きっとこの熱を浴び続けて生まれそして営々と引き継がれ、そして形成されていったのではあるまいか。つまり景観と人とが、全くシンクロしている世界唯一の土地だと言ってもいい。いや高知辺りもそうかな?ま、いずれにしても、ラリーで走る九州はまた、不思議な豊かさを見せている。東京なんか豊かだとは思わない。すごいとは思うけど。九州は凄い=豊かなのだ。さあ、今年も走ろう。真の豊かさの本質を少しだけ舐めてみよう。