脱藩

現在の日本は、幕末期に酷似している。自然災害や感染症の驚異拡大は、安政の大地震や江戸への台風襲来、そしてコレラの蔓延に似る。産業革命による文明力が示された黒船来航は、現在のGAFAの出現だ。

変われない社会、多様な価値観の中で大局観のなき政治や経営は、100年に1度と いう環境変化に翻弄されている。自忘他利の精神でビジョンを持つ志ある若いリーダーの出現がいま求められている。まさに維新回天の力となった若き草莾の志士たちだ。この『脱藩』の再編集出版で坂本龍馬を身近に感じて、答えのない時代に、いかに生きるかを考える一助になれば望外の幸せである。

 

NEWS:
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愛媛新聞2022年1月3日付広告に掲載されました。
脱藩無料サンプルを掲載しました。冒頭部分がご覧頂けます。(2022/02/04)
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商品の説明

著者

著作  山田   徹
原作  大城戸 圭一

内容

史実にない空白の120日間を原作者の大城戸は大胆な仮説を立て、数年をかけその道筋を辿った。それはなぜか。龍馬が脱藩を決意するに至った思いを現代から見てみたかったのだ。その大胆な仮説を著者は「真実であろう」と見た。『幕末紀』を記した柴田哲孝氏も「龍馬は宇和島に居た」と書いた。私は混迷する現代にあって、日本を変えようとした者たちの思想はどのように行動に結びついていったのかを知りたいと考えた。そして次代の改革の旗手の登場を待つのである。

著者について

原作者 大城戸 圭一 (おおきど けいいち) 
1953年生まれ 松山商科大学経営学部卒業 1986年11月15日、愛媛龍馬の会設立と共に会長に就任。現在は同会顧問。一般社団法人全国龍馬社中副会長。
この法人は、坂本龍馬の「自忘他利」の精神を学び実践し、希望に満ちた社会づくりに貢献することを目的とした団体。会社員であった2012年に、今回の原作となる龍馬脱藩の謎に迫る空白の120日間を描いた「蟠龍飛騰」を出版。

著作 山 田 徹(やまだ てつ)

1955年生れ
京都芸術大卒
水文・水資源学会正会員
文筆家
古書店店主

少年時代に読んだスヴェン・ヘディンの著書『さまよえる湖』や大谷光瑞の足跡に導かれるように、シルクロードや青蔵公路、幻のグゲ王朝遺蹟やカイラスやチョモランマに足跡をのばしてきた。とりわけゴビ砂漠やサハラ砂漠に精通し、中央アジアのアラル海、チャド湖、ロプノールなど水を失った湖とその周辺の文明と現代の政治を研究をしている。カラコルムハイウエイやチベットのマナサロワール湖、カザフスタンのバルハシ湖、モンゴルのウブス湖、ハルヌールなども調査。

地球上の「水問題」を多角的にとらえ、フィクション・ノンフィクションを問わず書き残すことをライフワークとしている。著書『楼蘭の黙示録』では彷徨える湖と楼蘭は、いかに地上から消滅したのかというテーマで水を失った文明の消滅を、その時代と現代の二つの側面から描き『蘇州夜話』では中国大陸の水の危機と人類の滅亡の道筋を描いた。

『アラル海の真珠』(2023/10) では、スラブ・ユーラシアの世界とアラル海が水を失う過程とその復活にかけた人々闘いを描いた。次作『極北』ではツンドラの大地と生命について問う。2024年夏予定。また『彼方へ』の重版を機に大幅加筆し『彼方へ2.0』を出版2024年春予定。ほか著書に『彼方へ』『脱藩』小出版物に『消えた落款の謎』などがある。建築家、クリエイティヴディレクターとしても活躍。日本国内外のラリーオーガナイザーとして著名。

SSER Publishing
SSER Organisation他代表

 

 

 

情報

ページ数:352ページ
サイズ:四六判
発売日:2022年3月24日
価格:1,900円 (税込)
取扱ルート:アマゾン・SSER Publishing サイト(この下のリンクよりご予約頂けます)

 

 

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