ROUTE INFORMATION

アートオブSSER 4/30(日) 小松⇒小松

TOTAL 202.20km DIRT 32.17km (15.91%)

ラリープレートにルネサンスを代表する絵画ボッティチェッリの『ヴィーナスの誕生』なんかを採用したものだからラリーを、アーティスティックに、そしてルネサンスのように(意味が分からん)ルートを作り上げていく。ただし1日目はループだ。それにこの日は美術館が4つある。まあ寄っていれば時間は間に合わないか。でも一つくらいはどうだろう?166kmにある美術館とかは来客も少ないのに、案外と名画がある。それはともかくSSを2本こなして、SSERのクラシックなルートを堪能する。

5/1(月) 小松⇒大月 CAP180、南へ走れ

TOTAL 410.34km DIRT 106.78km (26.02%)

タフな1日になるだろう。すこし覚悟。SS-3は、前半は上りの林道。中盤に廃道とすこしステアケースがある、天気予報だとこの日くらいから晴れるだろうが、おそらく昨日までの雨が意地悪をする。後半は下りの林道で全長4.79kmと短いが侮らないで。林道を繋いで、屋根付き橋や、ミュージアムに遊びつつ迷路のような林道をいく。この林道出口にある寺はぜひ見ておいて欲しいもののひとつ。なぜこのようなところに・・・必見。四万十を渡り長いダートを抜け、燃料を入れて!!から、SS-4へ。ナイトステージがはじまる。

5/2(火) 大月⇒船津  四国トラバース

TOTAL 423.24km DIRT 84.11km (19.87%)

今日からは、7:00スタート。この日は、一気に西から東へトラバース。ちょい砂浜美術館にも寄り、四国が誇る?「ザ・四国の道」な細く曲がりくねった山道でストレスを溜めさせられる。ゴメン。山の中にもミュージアムがある。この94kmは必見!!しばし、あきれる。いや感動する。そして林道を楽しむと太平洋に出てシーサイドラン。坂本龍馬記念館にも寄ってみて欲しいが・・・海を堪能し給油したあと林道群に入る。そして、SS-6は、もちナイトステージ。そして、カジカ鳴く川沿いのキャンプ場へ。

5/3(水・祝) 船津⇒脇町 剣山、修験の道

TOTAL 456.79km DIRT 110.69km (24.23%)

この日もタフだ。TBIって、タフだったのだ。次々と現れる変化にとんだ林道を繋いで自己と向き合う。そうかつては誰かが揶揄した「修行僧のよう」ならば、そうなればいい。ここは空海が紡いだ遍路の道であり役行者が駆けた修験の道だ。しかし、しかしだ。間違いなく楽しい。心は既にそういう方向に振っているはずだ。最期には四国三郎を見ながら進む。少し長いリエゾンで、天空のビバークへ。なんと、バーベキューだそうである。

5/4(木・祝) 脇町⇒小松 石鎚、西日本最高峰

TOTAL 303.65km DIRT 52.31km (17.23%)

実はTBIは1989年に開催がはじまる。この前の年、つまり1988年は四国八十八ヶ所をかけて四国を巡礼のように回るイベントは出来ないかという公募があった。いくつも案が出たけれど、なにひとつ開催されなかった。翌年SSERはTBIをスタートさせる。それがはじまりのひとつだった。まあ、それはともかく石鎚に行く。石鎚の標高は1982m 2000にちょっと足り無い数字たちのせいで、TBIは2000kmを目指したというのはここだけの話だ。だから?最後に快適でさわやかなスカイラインダートで、締め括り。山の神の大きな鳥居を抜け、グランドゴールを目指す。