ETAP-7 17 AUG. 2019
REPORT – ETAP-7
「あと2日、最終盤の寂しさが漂う」- ETAP7
ラリーは最終盤。この日を越えればグランドゴールを手繰り寄せられる。ゴビとたおやかな草原地帯の丘陵を行き来する1日。この日# 101松野/田代組が8位でゴール。総合でも10位。日本勢のトップに。とにかく今年は順調だ。明日の一斉スタートに向け、早い午後のビバークでメインテナンスに余念がない。すっかり選手たちの数の減ったビバークは、ラリーが終わるさみしさも相まって比較的静かだ。
ROUTE INFORMATION – ETAP-7
■ETAP-7 17 AUG. 2019 SAYHAN OVOO⇒SAYHAN OVOO
■ L:18.23km SS-1:271.35km L:25.47km SS-2:253.60km L:18.73km TOTAL:587.38km
「ラリーは、最終盤に」
ラリーもあと2日。厳しい日々ももう残すところもわずかとなれば寂寥感にさえ纏われる。 殊にこのサイハンオボーのビバーク、不思議な空間のようにも感じる。かつて共産主義者らの宗教弾圧は少なくない悲劇を生んだろう。100年にも満たないそこは古代の遺跡のようにも見えるから不思議だ。残すところわずかとなった闘いも丁寧に噛みしめるように走れば、ことさら意味深い。 SS-1は、最初に巨大なドライレイクを越え緩やかな丘を越え、ナビゲーションに少しばかり呻吟するかもしれない。それでも町を越えればハイウェイのようなピスト。緑の濃いエリアにゴール。舗装路で移動した後、給油してSS-2へ。草原をスタートし、砂が多いピストを進む。小川を渡り、いくつもの山を越え、南下。後半は高速ピスト。最後のビバークの夜に。
PHOTO – ETAP-7
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