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第34回 04/10/28

最新のニュースをモンゴルからジャンガルと日本からムッホがお届けします。

1.最近モンゴル全国は寒くなり、ウランバートルではゲル地区に住んでいる住民たちが石炭を燃やしてゲルを温めたり、ご飯を作ったりするため、朝と晩は空気がスモッグ「煙」で汚れて、大変です。去年自然環境省の大臣のバルスボルド氏がゲル地区からの煙を70%減少させると民間に約束をしましたが、状態は去年より田舎からウランバートルに移動してきた人数は増えたためもっとひどくなる見込みです。大臣によると煙を出さないストーブをゲル住宅の住民はお金がないため買えないのでなかなかこの問題は解決しにくくなっています。

2.MIATモンゴル航空の問題は最近話題になっている、国内で利用している飛行機はだんだん老朽され次々と使えなくなっているため、来年になるとなんと2台しか飛行機がない状態になる。現在カナダ製のフォッカー1台と旧ソ連製のアントノフ24が3台ある。もともと国内線が赤字で活動をしているため飛行機の改新を出来なくて、MIAT自体は国際線の航空券に高いレートをつけているためなんとなくバランスを取っていまだに活動をしてきています。

3.先週とその前何回も雪が降ったが、小麦畑での小麦をすべて集められたと農牧省が発表しました。でもそれは足りないので日本、アメリカ、中国などから無償援助の他、さまざまな会社も輸入しています。社会主義の時モンゴルでは小麦が余っていた為、海外に輸出したり援助としてベトナム、北朝鮮等に送ったりしていたのに、現在こんな状態。理由は社会主義のとき小麦畑でIrrigation system(小麦畑のかんがい)を利用していたので雨が降らなくても安心してちゃんと小麦を植えていたそうです、ところで市場経済に移った後、機材は老朽され改善できなかったので、雨が降らなかったらそれで終わりという感じになったそうです。

4.モンゴルのあるDisco barに子熊がある。警察の調べによると当Disco barは小熊を室内にお客さんに見えるところで飼っていたそうです。モンゴルの法律では野生動物を許可されたところ以外のところが預かることが禁止されているのです。自然環境省専門家の話によるとこの小熊を自然に戻したとしても自分で生きていくことができないので国立サーカスに渡すべきだということでした。これに対して国立サーカス長は担当者を行かして事情を調べることになりました。前も韓国人が飼っていた5匹の小熊を国立サーカスに預かってもらったのです。

5.中国人がモンゴルで色々なもの買って帰るのですが最近は木の化石を良く買っています。中国に木の化石の値段が高くなったことでモンゴル人、中国人達がモンゴルのゴビに木の化石を探し回っています。中国では大きさ、形によって800-8000ユアン(元)で買っているらしい。2008年北京に開催されるオリンピックの開会式が行われるスタジアムを木の化石で飾るということで値上がりしたそうです。

6.スペインに行われている第36回チェス団体世界大会にモンゴルの男子、女子団体が参加しています。当大会に男子に129チーム、女子は87チームが参加しています。第4回戦を終えてモンゴルの男子が83位、女子は44位です。

7.今月6日からフランスの映画館で出ている(らくだの涙)という記録映画が注目されています。モンゴル人の女性が作ったこの映画はアメリカ、カナダでも注目集めた作品です。http://www.klockworx.com/rakuda/

ちょっとストーリー
ゴビ砂漠でラクダと羊の遊牧生活を送っている家族。出産シーズンにはたくさんの子羊や子ラクダが生まれます。そんな出産シーズンの最後に生まれた白いかわいい子ラクダ。でも母ラクダは、わが子を育てようとしません。乳を飲ませようともしません。そんな育てる気力のない母ラクダに何とか母性本能を目覚めさせようと、家族はある儀式を行います。それは馬頭琴と歌。はるかゴビを渡る風のような馬頭琴の音は、ラクダの声に良く似た響きを持ちます。
やがて母子は、次第に本来の親子の関係を取り戻していくという、厳しい自然の中の抒情詩のような物語なのです。美しいゴビ、モンゴルの風を体中で感じることのできる作品です。

8. 天気予報。ウランバートルでは昼+6度、夜は-7度、山の所に降った雪は解けないということはもう暖かくならないですね、数日間晴れていて若干暖かいが、そのうち雪が降り寒くなりますね。

写真。
真正面野山の向こうはウランバートルです

ジャンガル
ムッホ

 

 

Duinkharjav Bayarchuluun (D・バヤンチュルン)
1959年12月24日生まれ

カミオンに乗るのは、バイラー!1994年の試走からのスタッフで、スーパータフなヤツです。今では菅原さんに、その腕を買われてパリダカのアシスタンスカミオンのドライバーを務めます。モンゴル本番中には、X1トラックの切れたファンベルトを、自分のズボンのベルトで代用してビバークまでやってきたりとか、いつも斬新な?緊急対応がとても興味深い、人です。一人でクルマに乗って世界中に行きます。出先からよく電話がかかってきて「いまフィンランドでフェリーに乗っています。」とかね。で、日本語はすべて試走中とSSERに遊びに来たときに覚えた独学!釣りが大好きで名人。二人でウランバートルでフィッシングとツアーのお店を出そう!というのが合言葉。

JANGAR TSMBEL(ジャンガル ツェンベル)
1974年1月22日生まれ

好青年風は、ジャンガル。ラリーの初めの頃はまだまだ子供だったんですが、今は一児の父親に。ウランバートルでは、若者があこがれるヤンエグ?でもって異常なほどのきれい好き。ジャンガルがSSERに遊びに来ると事務所の中がきれいになります。アパートの部屋にはご自慢のホームシアターがあるんですねえ。日本語はとっても得意。彼の文章は、おかしくても極力そのまま掲載しますけん。ってすっかり伊予弁のジャンガルでした。趣味、掃除と後片付け、プラモデル、部屋の模様替え。まったく日本人のようなモンゴル人です。

NATSAG MUNKHAMGALAN(ナツァグ ムッホアムガラン) 
1973年11月20日生まれ

さて、もう一人はムッホ。彼も最初から通訳として参加。力持ちで働き者。父親はモンゴル航空の国際線の元パイロット。空港の近くに、自作のログハウスを建てて暮らしています。大工さんとしてもやっていけそうです。学生時代から優秀で、とても頭がいいんですが、奥さんは陸上競技のアスリートで、アジア大会や世界陸上にも参加しているというモンゴルでは有名人。相撲が大好きで、暇があればいつも相撲をとっています。大相撲に関しては、ちょっと詳しい。いや詳しいなんてもんじゃなくて、専門的といってもいいでしょう。今もウランバートルで初場所を見ていることでしょう。


 

                   
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