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2013/09/19 ETAP-4
狼の草原-GURVANBULAG 42,508m
「モンゴルのふところ深く」
Route Information
大モンゴルのアドベンチャーマラソンは、中盤の厳しい展開となる。あらゆる要素が盛り込まれたこの日はうねる草原を超えながら7,000m付近で林の中を抜ける。12,000m AID2で川を渡る正面の山を左から巻くため渡河後CAP190に向かう。
左に川、そして右手に岩山。蛇行する川はまるで釧路湿原をはるかに大きくしたよう。ここでは何もかものスケール感を狂わされる。28,500m村が近づくのでCAPチェンジ大きく左迂回で西に向かえばビバークがある。あなたのテントとシュラフはこの夜で、もう使わなくてよくなる。
Report
「眞舩選手、強し。」
心配された雨も夜半には上がりスタート時は雲一つない青空に、柔らかく華やかな太陽に祝福された。この日も40kmを越えるステージ。ゴービーと名付けられた犬も元気よくスタート。森を抜け川を渡り岩山の裾から蛇行する川を見ながら走ると、村が見えてきます。そして村の手前で鋭角にルートを取るところで先頭グループがミスコースして直進してしまいました。コースマークが倒せていたのが原因でした。
そして長いミスコースをものともせずに、眞舩選手がパーフェクトウインを目指して4勝目。2位の遊牧民ペレンレイがこの日も2番手でゴール。 いよいよ明日は今大会屈指の難コース、距離も最長の56km。選手たちの疲労もピークに達している模様。
眞舩選手
「ミスコースがありました。22番が大丈夫だ、というので往復で30分(6km)くらい走ってしまいました。引き離そうと思って走っても、22番を引き離せなくて自分もいっぱいいっぱいでした。彼は(#22)素晴らしい。(とモンゴル人選手を讃えていました)明日はロングステージなので、少し押さえていきます。」
総合2位につける#22ペレンレイ選手
「今日はミスコースした。レースは問題ないけど、ラストスパートで引き離されるのが悔しい。足にできたマメが昨日くらいから痛いけど問題ない。」
総合3位#25ツムル選手
「ステージレースは初めてだけど、とても面白い。特に砂のステージやナビゲーションしながら走るのも初めてで面白い。(昨日くらいから少し遅れてるけどどうしたのかという問いに)ボクはノルディックの選手なので下りが苦手。(スキーでは下りは滑るから)明日は登り主体なので頑張って追いつきます。」
Album
Results
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