Organisation Voice 2002/02

Organisation VoiceはSSERメールマガジンにて先行配信中です。配信済みのOVはメルマガ
掲載時点の翌週に順次このHPに掲載していきます。メールマガジンページはこちら

2002/02/27 (水曜日) 

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ツールドニッポンの本エントリーがどんどん始まっています、と同時に凄まじい量の質問、問い合わせが続いています。「一つ一つに丁寧に答えよう!」と頑張っていますが、それは毎日一日がかりです。

そこで少しばかりの総括的なオハナシ。
まず知って頂きたいのですが、レギュレーションと法令はあまり関係ありません。つまり法律の範囲より時によっては、レギュレーションの規制のほうがタイトであったリします。「法的に認められてるのだから、どうしていけないのか。」といわれます。また、逆にレギュレーションからはずした項目(TBI時代の)をご心配されてる方も多く、ドレンボルトのワイヤリングや、プロテクターをジャケットの上からつけても良いのか?ドライブスプロケットカバーははずしてはイカンと書いてないけど、はずしても良いのか?車検でだめだといわれてもパーツがないだとか。ヘルメットの製造年月日の規制も深刻なようです。安全で万が一の事故でも最小の損害で済むように、と考えたうえでいくつかのことを法規よりもタイトにお願いしてるだけです。いたずらに規制して困らせてやろうとか、車検で落っことしてやろう!などと全く考えてない訳です。

いかに楽しく快適で、愉快なたびが出来るのか!願いはそれだけです。ホームページ中のFAQも充実させていきます。もちろんこれからも質問はどんどん受け付けますが、またHP中に既掲載のお問い合わせなど今現在も届いていますので、ご質問される際は一度HP上のFAQコーナーをご覧になるなどのご協力をお願いいたします。

きょうの一枚
ちょっと気分を変えて、ダカールから1枚。

SSERメールマガジンNo13 (02/02/27)掲載


2002/02/26 (火曜日) 

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ツールドニッポンの試走もほぼ終りですが、部分部分に完全じゃない箇所があって、3月下旬までこの旅は続くことでしょう。さて北海道から本州に渡るルートですが、函館から大間のフェリーは、船の積載台数と運行時間にクリア出来ない問題があって、青森行きに変更になります。だから船の中でたっぷり休めるばかりだけでなく、恐山に仕掛けられた残雪深いSSが使えなくなってしまいました。そして、高知から熊本のステージは、距離が当初の予想を大きく越えてしまい、これも変更を余儀なくされています。おそらく四国から九州に渡るフェリーを使うことになるでしょう。

さて、お問い合わせの多い荷物の事前の車検会場への送付は、北日本自動車工学専門学校さまのご快諾でOKになりました。公式通知で住所などはお知らせいたします。もうひとつ問い合わせの多いトランスポートサービスは、現在最後の調整中です。もうしばらくお待ちください。さて、もうすぐ3月。春ですねえ。久しぶりにバイクに乗ろうと、冬眠中のバイクのエンジンをかけたり、GSを車検を受ける準備をしたりと、忙しくしてます。

きょうの一枚
九州試走中!これは先日の日曜日のことです。3月下旬の陽気だ、といわれて試走隊の4台は、残雪深い林道へ踏み込んだのでありました。

SSERメールマガジンNo12 (02/02/26)掲載


2002/02/22 (金曜日) 

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いよいよ暖かくなってきました。ツールドニッポンももうすぐそこ、モンゴルもヨーロッパからKTMの連中もやってくるといってます。
で、昨日は東京でスマート・エコ・チャレンジについて打ち合わせをしてまいりました。間もなくツールドニッポンの公式サイトの中に、スマートのサイトをオープンさせますよ。それと、何人かの皆さんからリクエストのありました、スマートの後方車両での参加もOKになりました。ただしジャーナリストの方から優先になります、だって広報車ですもんね。そこで、媒体の方、またフリーのジャーナリストの方で、媒体に掲載可能な方は先ずお問い合わせください。車両は、車検会場で遅くとも前日にお渡しできますし、終了後は閉会式会場(予定)での返却が可能です。どうですか、いいでしょう。普通にはシティコミューターとしか見えないミニカーで、グランツーリスモに出る。街から街へ長距離の旅をすることによって、クルマの新しい発見をして、そしてそれを伝えて頂く。道程はけっして楽ではありませんが、到達する喜びはいかばかりかと思うのですが、「ももひきのやぶれをつくろひ」新しいたびの予感にときめきたいものです。

きょうの一枚
スマート・エコ・チャレンジのHP用の写真をとるために、ボクはスマートをつれてミニツーリングに出かけました。まだ新鮮なのか、街行く人の視線も、なかなかです。

 

 

 


2002/02/20 (水曜日) 

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とにかく良いことがない最近の日本。ソルトレイクシテイでは「なぜ日の丸があがらないのか」という問いに。「たぶんに日本の景気後退にある。」と答えるえる僕。せっかくパリダカで日本人が総合優勝しても、その報道はソルトレイクのマイナーな競技の銅メダルにすらはるかにおよばない。新聞の記事やTVの報道の多くは、悪魔のように「バッドニュース」を繰り返し叫び!今度はどこの企業を血祭りに上げてやろうか?とか、もっと猟奇的な事件が起きないかとか、そう望んでいるようにしか思えないのだ。つまり今の不況の原因は、報道主導型不況なんじゃないだろうか。そして実は多くの国民は、メディアを疑っているが、不況である事実はマスコミ各社より多く実際に体感しているのである。

きょうの一枚
ダカール2002プロローグを走るチームSSERランクル70改!どうすか、カッコいいでしょ!次回は蛍光イエローに戻そうかなあ!って思ってます。フランストヨタのワークスマシンに乗らないかい?ってお誘いがあるんですが「おーっ!」テ大喜びもつかの間、お金も用意してね!って当然か。


2002/02/18 (月曜日) 

日曜日には鹿児島は佐多岬から逆走して、国分で高速に乗って、しまなみ街道を経て松山に戻って来るというハードなスケジュール。その前日は大分のカオルさんと深夜の酒盛りでしたから、まあ大変といえば大変。しかしそこで「モンゴルに出るゥ!」という3人の方とも一緒に過ごせて、とても楽しい夜でした。

佐多岬を出たのがお昼、で松山に着いたのが深夜 12時半。さてそこで問題です、走行距離はいったい何キロでしょう?そうです約 900km、朝からの距離を入れると 1000kmを越えてしまいます。それにしても試走隊はついに1年の歳月をかけて、宗谷・佐多岬間を走ったのでした。まだまだ詳細なデータ作りの試走は続きますが、先ずはメデタシとすることにしますね。

その佐多岬ですが、なんか沖縄のようでもあり不思議なところでした。灯台があるのですがおそらく干潮のときにしか渡れないのでしょう、ですから本土最南端はどこか、という話になれば少し微妙です。とすれば実質的な本土最南端の位置には大きな展望台(というか、売店)が建ってて、日本人の心の貧困さの象徴の如しでした。が、とまれこの地まだ辿り着いた到達感というか達成感はTBIとはまた別の感慨があります。それは、あなたにも同じことが言えるだろうと思います。ひとつには我々が生まれ暮らすこの日本の様々な実感を得たことでしょう。そして先人の偉大さを、なぜかいつも感じていたような気がしました。この旅を終えて、またひとつ日本が好きになりました。

 

 

 


2002/02/15 (金曜日) 

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チョコレートを食べ過ぎた我々は、九州は佐田岬に向けて出発します。で1週間の早いこと「週末企画パリダカ2002写真展」だい。

1.アラスの町にある車検場、写真をとってるのは多賀カメラマン。モンゴルにも毎年来てるよね。で、僕はゼッケンを張っています。

2.同じく車検場にて、後方にはアシスタンスカーがいます。僕と一緒にいるのが多賀さん、二人で結構馬鹿なお話をしています。

3.モロッコで、SSを終えてビバークへ向かうリエゾンです。追い越していくのはレプソルYPF、モータースポーツ界で流行のスポンサーカラーに身を包んだマシン、セアトだっけ。なかなか早くてカッコは良かったんですが。このようにラリーレイドマシンもずいぶん様変わりしてきて、ランクル70なんてまるでシーラカンス。でもTSOのスタッフたちも「このモデルは輸出してないんだろう!がっかりだ。」なんて言ってくれるもんで、ちょっと嬉しくなったりもします。

4.SSのスタート付近で片山右京さんのマシンとならんで、時間を待っています。これでも分かるように僕たちはゼッケンが2番違いで、結構2台で楽しく走りました。

5.これはSSのスタートです。すっかりスタート順位を下げちゃった僕たちの横にはカミオンバレイがスタンバイしてます。このスタートフラッグ(のぼり)がかわいいでしょう。ツールドニッポンは、これで行こう!なんて考えてましたねえ。

さて来週には、砂漠の写真が届いてるかもしれないので楽しみにしてて下さい。


2002/02/12 (火曜日) 

 

ツールドニッポンのルート試走の旅から帰ってきました。思いがけない大雪で艱難辛苦の旅となり、いくつかの林道越えはあきらめざるを得ない状況でした。さて今日はモンゴルについてのお問い合わせが殺到しておりますので、「エントリー費以外にいったいいくらかかるの?」にお答えします。エントリー費以外に確実に必要になってくるのは、日本からウランバートル往復の旅費、ウランバートルでのスタート前と後の、ホテル代、それと日本からウランバートルの貨物輸送費などです。それ以外にビザの取得費用なども要りますね。それぞれ急速に進む円安で不安なことではありますが、間もなくご案内ができると思います。こういうシステムにしたのは、確か3年前です。「それらの手配は自分でしたい!なぜ全てSSERがするのか、」というご意見がいくつか見られ「そういえばここんとモンゴルへのアクセスもずいぶん楽になったから、じゃあ自由化しよう」という経緯なのです。つまり、飛行機やホテル、それに貨物輸送はご自分で各業者や、旅行代理店に問い合わせていただけるといいと思います。それが「忙しいので何とかして、」という方にはSSERから本部の貨物輸送やホテル、飛行機など同じ便を使っての手配をJTBや輸送通関業者から差し上げているという具合です。じゃあいったいいくら掛かるのかということですが、昨年実績では平均してエアが130000円から150000円(200000円くらいかかった方もいますが、出発日などによって異なります)くらい。貨物輸送がバイクやクルマのサイズによって違うのですが、 400ccクラスで確か150000円くらいだったですかねえ。あと市内のホテルですが、SSERのご案内のホテルはともかく、安いホテルもたくさんあります。なんとかそういった費用を全て合わせても、昨年のエントリー費に収まるようにと、計算して出した今年のエントリー費用です。詳細で正確な数字のご案内はできていませんが、参考になりましたでしょうか。

最後の大会となるRRM2002。初めて挑む方にも、そして幾たびも闘い続ける者達にも等しく、深い感動と驚きを感じる、そんなルートと万全のホスピタリティで、お待ちいたしております。


2002/02/12 (火曜日) 

 

ツールドニッポンのルート試走の旅から帰ってきました。思いがけない大雪で艱難辛苦の旅となり、いくつかの林道越えはあきらめざるを得ない状況でした。さて今日はモンゴルについてのお問い合わせが殺到しておりますので、「エントリー費以外にいったいいくらかかるの?」にお答えします。エントリー費以外に確実に必要になってくるのは、日本からウランバートル往復の旅費、ウランバートルでのスタート前と後の、ホテル代、それと日本からウランバートルの貨物輸送費などです。それ以外にビザの取得費用なども要りますね。それぞれ急速に進む円安で不安なことではありますが、間もなくご案内ができると思います。こういうシステムにしたのは、確か3年前です。「それらの手配は自分でしたい!なぜ全てSSERがするのか、」というご意見がいくつか見られ「そういえばここんとモンゴルへのアクセスもずいぶん楽になったから、じゃあ自由化しよう」という経緯なのです。つまり、飛行機やホテル、それに貨物輸送はご自分で各業者や、旅行代理店に問い合わせていただけるといいと思います。それが「忙しいので何とかして、」という方にはSSERから本部の貨物輸送やホテル、飛行機など同じ便を使っての手配をJTBや輸送通関業者から差し上げているという具合です。じゃあいったいいくら掛かるのかということですが、昨年実績では平均してエアが130000円から150000円(200000円くらいかかった方もいますが、出発日などによって異なります)くらい。貨物輸送がバイクやクルマのサイズによって違うのですが、 400ccクラスで確か150000円くらいだったですかねえ。あと市内のホテルですが、SSERのご案内のホテルはともかく、安いホテルもたくさんあります。なんとかそういった費用を全て合わせても、昨年のエントリー費に収まるようにと、計算して出した今年のエントリー費用です。詳細で正確な数字のご案内はできていませんが、参考になりましたでしょうか。

最後の大会となるRRM2002。初めて挑む方にも、そして幾たびも闘い続ける者達にも等しく、深い感動と驚きを感じる、そんなルートと万全のホスピタリティで、お待ちいたしております。

 

 


2002/02/08 (金曜日) 

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週末特別企画OV パリダカ2002写真展 第1回
2002年のパリダカの、手許にあるだけの写真で「週末特別企画」写真展の始まりです。

1.ナルボンヌ近郊ワインで名高いシャトーラツールのSSデ転倒した僕らは、この日CNNの映像で世界的に有名になったらしい!という情報。ボディ右サイドをつぶして、それでも元気に高速に乗って、マドリッドを目指します。アンダルシア地方はさすがに温かく、ちょっとクルマを停めて一服。

2.アシスタンスカーからパチリ!高速で走る姿です。軽そうでしょ!こうしてアシスタンスカーはどこまでもついて来ます。

3.こちらは、ラバトのビバークの朝です。右に少し写ってる黄色いクルマはAPIOの尾上さんのエスクード?この日のSSの中でエンジンを壊してしまいました。後ろを歩いてる人は、モロッコのおまわりさんです。

4.ラバトのSSは11位スタート。モンゴルのグントのSSのスタート風景に似てます。すぐ前にポルシェエンジンを積んだプロトバギーがスタートして行きました。でもすぐに追いついたんです。ヨーロッパステージとは、タイヤとホイールが変わってるのに気づきましたか?

5.6.7はSSの中の一枚、ここまでの写真は全てモロッコステージ、このあたりまで上手く走れると後半へモチベーション高く臨められるのですが。

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2002/02/07 (木曜日) 

 

四国路には黄砂が舞い始めました。同時に杉花粉もですが、とにかく春がやってきました。黄砂というのは、かつてははるかゴビ砂漠から飛んでくるというだけでとってもロマンチックに感じてたものなんですが、今じゃ「早く来ないか」と、大陸からのお誘いのように感じて、いよいよモンゴルの季節か、という感じです。今年のルートは、すでにこの場で発表しましたが、あのボクの大好きなホブドまで足を伸ばします。そこはまさに中央アジア、カザフステップの風が吹き抜けています。そしてここにいたる大胆なルート設定の 3日間が、今年のメインステージとなることでしょう。今回も想像を絶する美しいルートを提案して参ります。そしてオリアスタイからホブドへは、輸送機を飛ばそうと考えていますし、できるだけ立体的な運営をしてやろうと考えています。どうですRRM2002、ともに中央アジアの最深部へ、冒険の一歩を踏み出しましょうね、続々とエントリー!始まりました。

 


2002/02/05 (火曜日) 

 

3月中旬なみの陽気!だもんで、ツールドニッポン後半のルート制作が開始しました。中部地方に少し戻ってルートは紀伊半島横断ルートと北陸・山陰ルートに別れる。これは前者が和歌山−徳島フエリーを使うルート案、後者が淡路鳴門大橋ルート、で橋を使うと高い!ということも手伝って、なんと函館大間のフェリー代は SSERで面倒見よう!と太っ腹な裁量続きなのでした!ということはフェリーの時間調整などを含めると、橋を渡るほうが合理的ということなのだ。で、四国九州は後半戦にもかかわらずドッとダート走行が増えてきます。来週はこちらから、ルート制作インフォメーションやら、写真やらをお届けします。お楽しみにね。

 


2002/02/04 (月曜日) 

 

立春の今日、四国はとても暖かくて、もう春だ!って感じです。先のパリダカじゃモーリタニアの砂漠では50年ぶりの大雨だと言うし、「なんとも寒い!」そして、しとしとと 2日間降られっぱなし!クルマの中は暑いんですが、降りるときにはジャケットが必要なんです。おかげで灼熱のサハラは「なんか砂漠は暑い」って感じがしなかったです。と、この 1ヶ月の間に様々な気候を経験してきたものだから、体内のセンサーも狂いがちで不調です。暑いんだか寒いんだか分からなくて、口癖のように「今日って寒い?」と人に聞いては、そうか寒いのかってなくらいです。
さて、春といえばツールドニッポン!いよいよです。楽しみ楽しみって感じです。さて、このツールドニッポンのオフィシャルスタッフをさらに追加募集中です。全行程に参加いただける方と、それぞれの地域を担当して頂ける方!まずはTBIまたはRRMの出場経験者に限らせて頂きますが、興味のある方は是非ご一報ください。予定人員に達し次第、締め切らせていただきます。