Organisation Voice 2009/02

 

2009/02/27 (金曜日)

「リアルって?」

最近リアルという言葉をよく耳にしますね。いや耳ではなく「目」にする、というのが今の時代的ですが。ボクはこれからはヴァーチャルからリアルへと、つまり仮想現実から現実へと回帰が進んでいるのではないかと推測しちゃうわけです。

案外都合よく。

一方で中高生の間ではSNSとブログの中間のような「リアル」っちゅうサービスが大ブレイクのようなんです。MIXIよりも「リアル」なのだそう。リアルのヘビーユーザーの中高生からは「MIXIってなに?」ならしいですよ。って言うかボクはいまだ「MIXIってなに?」なわけですけど。

と、まあ今日はそのリアルの話ではなく、地図とグーグルアースという仮想の時間を終わらせて、オンザブーツを使用というお話。

若い頃からチャド湖とアラル海が縮小に転じている!と聞いて「このふたつに一生のうちに行くことがあるのだろうか?」と考えたものです。するとあら不思議・・・パリダカがチャドに行く時には2日間もチャド湖の周囲を走りました。昨年アラル海も行ってきました。どころか、その日は絶対に来ないだろうと思っていたロプノールなんて2回も!!

こうして仮想が現実になっていくほどに、また新たな仮想が始まるわけです。新たな仮想とは言い換えれば「夢」なのでしょうが、それは微妙に「夢」などとは違うように感じます。むしろ新しいマイ・ディスティネーション(おっ、良いフレーズだな、今度使ってやろ!)なだけのことです。しかしそう考えられる背景は、やはり過去のディスティネーションも到達したという実績が自分の中に積み重なっているからなのです。

リゾートという言葉は、ボクには少年時代の「おじいちゃんの住む田舎へ行く」というようなものだと考えています。「たびたび訪れる場所」のことが正しい語源だそうですね。ならばヤッパリそのおじいちゃんち!で正しいわけです。ただ、いまのボクの「オジイチャンチ」はTBIであったりMONGOLであったり、さらには最近は西安であったり、と。たびたび訪れる先は、訪れるほどに自分の中で濃いい存在になっていくわけですね。

子供たちもケイタイの中に「リアル?」を見出さずに。リアルな場所を見つけなければならないと思いますね。

お知らせ

モンゴルへ行くカナダのチームから、「レンタルバイクはありませんか?」というお問い合わせがいくつか届いています。カナダからの現地への輸送は、ことのほか大変で費用と日数などが大きな障害になっています。そこでラリーマシンをお持ちの方で、適価にてレンタルいただける方があればご連絡ください。またカナダのチームのサポートとしてラリーエントリーまたはメカニックエントリーが可能な方もご連絡ください。

きょうの一枚

インドのタタ自動車が今年歩発売する世界で一番安い10万ルピー約19万円の自動車!!なんだか三菱アイ!みたいな感じですがまあマイクロカー・・・おおマイクロカーといえばミツオカのK-4!!あれが気になっていてサイトに行ってみると販売終了!!完売だって。通勤に使おうと思っていたのに・・・ノーヘルで60km/hで走行しても良いんだって?

2009/02/26 (木曜日)

「マティス」

グラフィックデザインを志すと、まあ志さなくても、好きになるもののひとつマティス。あのデッサンの線は、まるで21世紀のいまでも昨日描かれたのではないかと疑うほどに新鮮でみずみずしい。そしてサンローランのコレクションとしてクリスティーズだかで44億円もで落札された1点。そのほかにも物議をかもした清朝のなんだっけ?

ボクはこうしたモノは、守り手が必要な社会の資本なのだと思う。コレクターは、それを彼岸までは持っていかない。世の中にある資産もそうなんだろうと思う。社会的に意義のある事業には資本は集まるのだ。必要に応じ社会から集め、また社会に還元する。

と考えていくと、ものの存在意義に行き着く。それぞれの企業が存続していくためには、その企業の社会性が必要になる。CSRなんてのに力を入れているのはそうしたことが証明されたことに他ならない。さらに自分のこととして考えていく時、ラリーなどのイベントが21世紀の1割近くが終わったイマ、果たして社会的な意義は備えているのだろうか?と。それは実はもう25年もの間のボクの悩みでもあり、思いでもあった。サンローランのマティスほども、清朝末期の銅製のウサギだかなんだかよりも、それは社会性が欠けるのだろうか。25年という、つまり1世紀の1/4も、続けてきた自分の行為に未だに悩み続けるのでありますな。答えは難しい。ので、まだしばらくは続けることにしようと思う。

きょうの一枚

マティス。そのサンローランが持っていた一枚。うちの事務所のトイレのサイン、男子用はマティスの男の子の素描。女性用はマティスのドレスの女の素描。マティスさんゴメンナサイ!

 
2009/02/25 (水曜日)

「自動車、買わなきゃ」

なにげなーく雑誌を見ていると、なんかミドルサイズでV8-5L!423PS/51.5kg・mなんていうレクサスがありますね?!「IS-F」だそう。「おお、そういえば、この前に長谷見さんをして「あれは速すぎて乗れないよ」と言わしめたGTR Spec-Vは?と調べてみると485PS/60kg・m・・・いつの間に国産(J-Sportsとかって言うんでしょ?)はかくもすさまじいスペックを身につけてしまったのだろう。そう言いつつも長谷見さんの表情は青年のよう。目を輝かせ、どんなスピードでコーナーに侵入したかを語るのです。天才ドライバーが語る言葉は重たいものです。

こうした車を否定して切り捨てるのは簡単なことです。しかし、しかしなにかこうクルマが最後の抵抗をしているように感じなくはありませんか?みんなを熱くしたクルマたちが、最後の悲鳴を上げているのではないですか?メーカーも、相応の覚悟で開発し、リリースしているように思えてなりません。

音もなく忍び寄る電気自動車の影。やがて地球上から姿を消すガソリン?生卵でも投げつけられかねない?高級車やスポーツカー・・・しかし思い返せば、それらに、どれほど胸焦がし、恋焦がれ続けてきたのでしょう。子供心を刺激したオイルの匂い、甲高いエクゾーストノート。ミュルサンヌを走るマックイ−ンの駆る911と花束。

いま、やがて失くしてしまうものへの惜別のプロローグが始まったのではないかということではありませんか。

ヨーロッパのメーカーも同じようです。進化を極めつくした自動車は、やがて方向を変えなければならない運命にあることを知らない自動車メーカーはいますまい。

環境問題が原理主義化して久しいこんにち、環境にやさしく生きなければならないという大人としての常識。そんなものは100も200も承知。しかし、男の子は・・・いつもガレージに隠しておいて置きたい1台のとんでもないクルマ、があるのでした。

でもそう考えるとそれはレクサスのじゃあ、ないなあ。

さて、ガソリン自動車の終末期、あなたは、取って置きの一台を手に入れ愛で尽くして、このあと後半期の人生につき合わせるのは、はたしてどんな機種でありましょうや。

そうそう、話は変わりますがローレンスさんがモンゴルへ出場表明!!奥様や多くの仲間たちとカナダからやってくるそうです。世界の方たちと走れる楽しさがここのとこのモンゴルの魅力ですね。

きょうの一枚

そのローレンス・ハッキングさん、2回目のモンゴルは2007年。ウブスの街ウーランゴムからスタート前の風景。楽しんでいました。翌年2008にはご存知、TBIへ。そして今年は再びモンゴルへ。北米のバイク雑誌にモンゴルの記事が踊ることでしょう。

 
2009/02/24 (火曜日)

「バチカンて、あなた」

中川さんが酔っているのに行ったバチカン博物館。ボクも行きましたがな。北京−ローマのゴールの翌日。屋根のない市内観光バス(これがとっても便利)に乗って。日曜日のミサが行われていてものすごくたくさんの観光客と、それを縫うように歩く司教ら。もうボクはカメラマン。そこには何か不思議な宗教的な「気」が支配する、さすがは巨大装置もとい、巨大宗教施設。神々しくも厳かで、この場でフィリッパ・ジョルダーノが前ローマ法王の前であの歌声を響かせたかと思うと、ボクは感慨深い。

そしてバチカン博物館に行く長蛇の列の最後尾に並ぶ。「ウキウキ」なんか観光気分!!しかしこれが遅々として進まない。待つこと1時間、約50mくらい進んだろうか、引き返してくる人の群れ!!「おお、こんなにたくさんの人が出ているのなら入場はもうすぐ!」かと思いきや、お昼過ぎにもかかわらず「今日はお昼で閉館!」だというのである。まさかそんなことはあるまい。それならばもっと早く列を成している観光客に「申し訳ありません、本日は午後1時で閉館いたしますので、誠に恐れ入りますがお引取りいただけませんか?」くらいなことは言えないのですかね。「オーマイガッ!」とか「oh!マンマミーヤ」とか「FUCK!」とか口々に罵りながら、観光客は昼下がりの街の中へ姿を消しました。「神聖なバチカンだというのにね。お下品なこと・・・」

そこを、中川さんたら行ってきたわけですな。そして良くも悪くも「最後の審判」と相成ったわけでございます。ボクはバチカン美術館にあるのは「最後の審判」じゃなくて、「最後の晩餐」だと思い込んでいて、みんなと「???」で話が合わなかったのでございます。

それよりも驚いたことがひとつ。それは駐バチカン大使館ってのがあるわけですね。あの小国に!?大使が随行して博物館を案内しているわけです。と考えていると、そういえば元駐バチカン大使が娘を殺して逮捕なんてニュースが旅に出る前にありました。そのときも「バチカン大使館??領事館??」と不思議な気分に。

すいませんこんな事書くのはどうかと思うのですが、ローマにあるイタリア大使館がバチカン大使館を兼ねることは出来ないのでありましょうか?あっ、いやバチカンに大使と領事を置いているという、こう何か言い知れぬロイヤリティを感じなくもないのですが・・・

で、駐モナコ日本大使館はあるのか?と調べたら「在フランス大使館が兼務する」とあるわけで・・・すいません別に外務省に文句があるというほどのことではないので・・・(業務都合上、弱腰)

とまれローマの映像もたくさんあってテレビ放送も楽しみにしていたのですが・・・今度のチョモランマはやりますよ!!

 
2009/02/23 (月曜日)

「究極の環境対策なのか」

中島みゆきの「最後の女神」という曲だと、最後のロケットが地球を離れる時に最後の女神が姿を現すのでありますな。ハリウッドのSF映画では、しばしば地球最後の日が描かれますが、なぜか最後にはスーパーパワーによって救われ「メデタシメデタシ」な水戸黄門のような話ばかりなのは、いかがなことでありましょうや。インディペンデンスデイにしてもアルマゲドンにしても、デイアフター・・・、コア、まああまたの映画作品も、とにかく最後は救われてしまうのです。最後に地球が爆発して終わるなんていう悲劇的な映画はやはり価値が無いのでしょう。

環境問題にしても、何かこう最後は救われるのではないかという、どこぞやの宗教の教義のような事のようですが、真実は違います。キッパリ。やがて人類は滅び地球も消滅する日も、遠い彼方ですが間違いは無いことなのです。

そして今日の一枚はNASAが打ち上げるケプラーという惑星探査衛星。

記事(アサヒコム)は以下

「米航空宇宙局(NASA)は3月5日夜(日本時間6日昼)、太陽系外にある地球型の惑星を探す初の人工衛星「ケプラー」を打ち上げる。地球に似た環境で生命の存在も期待される天体が、銀河系内にどれほどあるかを調べるのが使命だ。ケプラーは、地球型惑星を探すために特別に設計された宇宙望遠鏡。地球から見て、太陽系外の惑星が公転している恒星の前をたまたま通過する軌道を持っていた場合、恒星が周期的にわずかに暗く見える。この現象を検出する。これまで地上での同様の観測などで、系外惑星約300個が見つかっている。だが、ほとんどは木星のような巨大ガス惑星で、生命が存在するとは思われていない。ケプラーの検出器は精度が高く、観測が地球の大気にじゃまされないため、地球程度の大きさで岩石からできていると考えられる惑星でも検出できる。3年半以上、はくちょう座と隣のこと座の方向にある銀河系内の恒星約10万個を連続観測する。そうした現象が数百カ所で見つかれば、第2、第3の地球の候補はそれほど珍しくないことになる。系外惑星を探す衛星としては、フランスが06年に「コロー」を打ち上げている。」

まあ人類はひとつの超えてはいけないラインを超えてしまって、なにかのスイッチをオンにしてしまったのですね。きっと。

とまあこんな悲観的なことを考えていくと、ケプラーが何か地球に良く似た惑星を見つけ出す日もあるだろうという期待感も醸成されていくではありませんか?

モンゴルを旅すると、不思議とこういうことを感じさせるます。夜な夜な天空に広げられる星たちの大スペクタクルを眺めていると、今までには無い新しい自分を見出すこともあります。

今年はモンゴルはラリーモンゴリアとレイドモンゴリア・・・ふたつのモンゴル。まあこういうのもなんですが、美しい地球の風景の中で、宇宙を感じてみてください。

 
2009/02/20 (金曜日)

「TBI、いかがですか?」

今日がプレエントリー締切のTBI!!ちょこっと参加台数が少なくて、朝からバタバタしているのであります。まあ今日が締切ですが、週末ということもあって「月曜日必着でもいいですか?」の問い合わせに「いいですよー!!」「???」今までだったら「うーん。困りますねえ」だったのですが・・・いずれにせよ政治が原作、脚本と演出はマスコミな世界不況ですから、仕方がないといえば仕方がないのでしょう。

でも、まあこんな時だからこそ明るく!をモットーに!なんと1泊目のキャンプを公表!!ジャ−ン「道後温泉」本館から徒歩3分!!そうです、エコ道後!!初めてラリー中のキャンプで道後温泉に入浴が可能なのであります。でも僕が頭がいたいのは、ここは駐車場がないのであります!!「参加台数が少ないなら全然問題が無いじゃん!」という立場にあるまじき問題発言!!「いや逆に空きすぎも施設に迷惑が・・・」「でもこれ以上増えたらエコ道後厳しいかもだね?」とまあそんなこんなで。色々と頭を悩ましているところで、こちらをご覧の皆さん!!「今からでも間に合いますTBI2009へ!」月曜日でもOK!のようです。世俗の憂さを晴らしに四国巡礼の旅へぜひともお出かけくださいましな。

ところで数年来の懸案だったボクンチの会社のHPの作成に取り掛かった。まあそれはここでは関係ないかもですが、間もなくUPしますので、お仕事でもご一緒できたりアライアンスがくめればとても楽しいと思います。

まあ「夢」とか「ロマン」とかって言葉は、付加価値の部分ですから、中身も大切。そんでプラス付加価値。奇しくも菅原さんがテレビで申しておられました「結果も大切、経過も大切。」なかなか含蓄のある言葉です。「終わりよければ全てよし」と長く日本で言い伝えられた?ことわざを、一刀両断!!ボクも賛成です。「勝つことは易し、しかし能く勝つことは難し。」とはボク。でも勝つことも最近はやさしくないです、ホント。

きょうの一枚

2006年TBI、この頃までは道後温泉本館前を走れた。まあそれでも今もすぐ脇が走れるのは変わらないや。本館の2Fでは、街を行くマドンナ?を冷かしながら浴衣がけで「坊ちゃん団子」を食べる。おお、TBIにそんな日が来るとは・・・

 
2009/02/19 (木曜日)

「帰国便」

長い旅がまたひとつ終わった。このところの通関事情の悪さもあって、12月末に福岡港に到着していた「北京-ローマ2008」の帰国貨物がやっと引渡しになった。通関事情の悪さとは、言い直せば、世界の不安定感の現れだ。

帰ってきたのは2台のクルマと3台のバイク。税関ではクルマごとX線の撮影。これで全てが終わった?のではない。

実はカザフスタンに2台、イスタンブールに1台のバイクがまだ残っている。これを回収しなければ、この旅が終わったのだとは言いにくいけど、これがなんとも難航している。

特殊部隊ムッホとハグアーをモンゴルからカザフに潜入?させたものの、モンゴルの西の果てバヤンウルギーからカザフスタンの首都アスタナまでバスで7日間もかかったそうだ。氷点下20度を遥かに下回る大平原で、そのバスはエンジントラブル!!なかなか日本では想像出来ない過酷さの中を闘っている!!そして、バイクの置いてあるアクトベのホテルの駐車場。運ぶために抜くガソリンも氷点下の中での作業は困難だ。それでもそこから車両は再び長い旅でアスタナまで運び込んだのだが、10月に同行した通訳のいい加減さで、バイクは全て国外に出たことにされてしまっている。・・・そんな甘い検査じゃないのに、どーして!?さて、これから税関との長い戦いが始まるのだそう。

今、世界中が自由貿易を叫びながら、その実は通関に関してのISOが整っていない状況にある。国境を越えるときには、相応の困難が伴う。世界の現状を悲嘆するばかりか、日本の現状さえそれ以上に厳しい。飛行機以外で世界中を自由に旅が出来る日は、再びだが徐々に遠のいているのだ。

ダカールの例を見るまでも無く、世界の不安の影は忍び寄る気配ばかりだ。東西冷戦後最悪の米ロ関係。世界中に問題は山積みだ。どうして世界中の人々がもっと歩み寄って、互いを理解しあい平和な世界を作るという道筋に立たないのだろうか?

ロシア国境で、それまでに撮影した映像の検閲を受けたり、読みかけの本の中身を聞かれたり・・・と、時代は逆行している。

長い旅の汚れを纏ったクルマたちを見ていると、楽しい思い出と世界の不安定さを思い出した。

お知らせ

モンゴルの船積み検査に関しては、松山と名古屋の2会場!!ただしMOTO部門のみの予定、関西圏以西に在住の方は松山港検査としますが中部圏以東の方は名古屋車検を予定。(会場は未定)引き取りも同一会場となる見込みです。会場からの移送はSSERが行います。

きょうの一枚

ローマでどんなに汚れを洗っても、でこの1200はなんとチョモランマに行きます。このマシンだけ3大ツアーの完走車になるかもですねえ。

 
2009/02/17 (火曜日)

「ヒラリーさんとのこと」

って書けばなんか変な感じがしますね。今来日中のヒラリー・クリントンさんとモンゴルで会った。いや、会ったというほどのものではないのですが。

ウランバートルのチンギスハーンホテルでは、色々な方に出くわします。うっかり知り合いだったような気がして「えーと、どなたでしたっけ?」なんて声をかけてしまった有名人も何人か。さらに江沢民主席やら、秋篠宮殿下やらともばったり・・・まあ、その国柄なども良く分かるというものです。殿下がチェックアウトされた後に運び出されたコピーやFAX機の多さにまずビックリ。主席の投宿中はホテルから追い出されかけました。どうも中国の関係者以外はボクしか泊まっていなかったようです。

ヒラリーさんとのことは、もう随分前のことです。国際婦人年で大統領夫人だった頃、北京からウランバートルへお越しでした。その日ボクタチはハナマサ(今はもう無いですが)に晩御飯を食べに行くと「すいません今日は貸切です。」「なぬおー!」「ヒラリーさんが来ています。」ということで、食べ放題の焼肉を諦めて帰ることに。すると再びホテルでヒラリー。まだ40代のヒラリーさんは、なかなかお美しゅうございました。なんとお部屋はボクの真下、でございました。

それにしても国務大臣になったヒラリーさん。真っ先の訪問先は日本。オバマ政権が日本軽視姿勢をとるのでは?と戦々恐々とされていた方々は、さぞお喜びのことでしょう。心よりお喜びを申し上げます。しかし、アメリカの懸案は中東イスラエル、イラン、アフガンなど。極東には実はそれほど懸念は存在しません。いや「不安定の弧」といわれるアジア沿岸部には北朝鮮や台湾、中国などの戦略的な脅威や問題はなくはないのですが・・・

さてお話はヒラリーさんに会ったという、ラリー開催国のモンゴルに戻ります。菅原さんのナビ君に「早く続きをUPしてね」とお願いしたところJRMのHPにはじめてのナビの出来事の第5章が早速・・・そこにはラリーの楽しさや面白さなど、生き生きと描かれていて実に面白いです。是非お読みください、そしてラリーモンゴリアへの準備に取り掛かりましょう。

さらにナビに不安のある方はTBIでね。

きょうの一枚

京都のオフィシャルより届きました。「週末は京都市内でも桜が咲いたのに、今日は粉雪が舞ってます。」

2009/02/16 (月曜日)

「初半袖で」

東京は恵比寿の日本レーシングマネジメント社からJR恵比寿駅に向かって、徒歩7〜8分のところに、STYLEMENTというデザイン会社の入るビルがあります。8-9Fの2フロアをそのデザイン会社が占めていて、7Fは、その名も「7-SEVEN」というセミナールーム兼フリースペースとして貸し出しています。つまりこの会社は恵比寿のビルの3フロアを占拠・・いや失礼、占有しているのですね。

このあたりは、デザイン系のオフィスも多く、非常に感度の高いエリアで、フリースペースの設えも、何気なさそうで実に高感度です。

JRMのオフィスから、ボクは今年初の半袖姿で、汗をにじませながら坂を登ってきました。着替えを持ってくるのを忘れ、着たきりすずめでのパーティでしたが、報知新聞の中島さんのインタビューする姿が、遥か彼方の「パリ-北京1992」のNHK-BSを髣髴とさせて、とても懐かしかったのです。2次会にいたってはこれまた会場に入りきれないほどのみなさんがお越し頂き、菅原さん共々HP上からですが御礼を申し上げます。

2次会会場には、中島さん、長谷見さん、桐島ローランドさん、尾上さんにAPIOの河野社長!椎名先生、そのほかHPの執筆陣はじめ、とにかく楽しい方々との楽しい一日でした。ボクは終始半袖でしたが・・・

ところでそのSTYLEMENTというデザイン会社、実は日本一のデザイン会社を目指しているそう。何かワクワクします!これからのSSERの発表会の会場はここに決まりですね!!ボクも何かと感化されます。未来に向けて、また歩みだそうと行く気分になるのです。やっぱ東京はね。

一方の名古屋は、おなじみのイワサキモータース!2次会はしないと決めていたのですが、ついつい。ぎっくり腰が痛くてたっても座ってもな感じ。

2009/02/12 (木曜日)

「さあて、暖かくなってきたぞ。」

バレンタインSpecialとやらで、明日から東京に向かいます。マイクロバスで行くのですがカーゴスペースはパズルのようにシーナコレクションやらを積んでいきます。14日には東京、そして15日には愛知でお目にかかりましょう!!

というのも、そのあとはTBIのルート制作の日々。ぜひ一人でも多くの方にご参加いただきたいと思っています。特に女性!!ここのところ参加増傾向にあった女性チーム・・・参加経験女性陣になにかと書いていただいていますので、サイト内でチェック!!してください。[こちら]

続いてRally MONGOLIA 併設 Raid MONGOLIA・・・まあ簡単に言えば自分のバイクでモンゴルを走り!かつラリーに合流して共にウランバートルを目指すという企画!!日程も短め!金額もリーズナブル!!ラリーに参加している彼氏or彼女に合流!して・・・というもの。普通のツアーでは走れない!行けない!場所。さらに特徴は自分のバイク・・・ラリーの輸送システムを利用します。・・・今年は東アジアの輸送環境は楽々?なので、問題ナーシ!!ならよいのですが・・

そしてRally MONGOLIAとあるフリーマガジンの素敵な女性から「挑戦します!」との宣言!!「こんな時期だからこそ、挑戦したい」とのメッセージ。実は彼女・・・最も過酷な?北京-ウランバートル・・・北京から国境までバス移動した、あの暑く厳しかった年にプレスでエントリーしていました。それは厳しい日々に、地平線に立つ埃に・・・心動かされたのかもしれません。また闘うオジサンたちの姿を素晴らしいと評していました。なにかと無難に低めに計画を立てがちな今!冒険とは、いつも身の回りに潜んでいる「封印していた」なにかへの「気づき」が発端かもしれませんね。どのような挑戦になるか、楽しみで仕方ありません。

さて、暖かくなりました。冒頭にも書きましたTBI試走の心躍るシーズンです。(泳げタイヤキクンで)時々雪にオドカサレルケド。みっちりと走ってきます。今年は特に、某ニュールートがANGE探検隊によって、計画されています。ANGEさんは四国中央市にある、スイーツのお店。そうそう昨年のTBIの1日目のビバークでケイタリングにとっても美味しい(このお店の評判の)シュークリームの大きいやつが付いていたでしょ!!今年もどこかで、CPあたりでANGE-CP・・・お茶と甘いもののある見晴らしの良いヤツをやりますかねえ。

きょうの一枚

アンジェのおすすめ?とアンジェの場所。アフリエイトじゃないからね。東温市に来る方はここによってから来られたし。 [アンジェ洋菓子はこちら]


大きな地図で見る
2009/02/10 (火曜日)

「おお175馬力!220万円!」

これは新しい1300のエンジンを積んだBMW K1300Sのオハナシ。ギヤシフトアシストなんてのが付いたら220万円!175馬力って確かハヤブサと同じ?スイマセンヤツは今はもう200馬力に手が届こうかってオハナシのようで・・・しかしその方向性、どうしたのかしら?時代性はどーなのか。

バイクのハイパワー化!!って、かつて日本のオートバイメーカーが落ち込んだ穴に落ちてっているような気がしますが大丈夫?いやスタイルとかプロダクツには文句のつけようも無いのですが・・・仙波君の言を借りるまでも無く、バイクは素晴らしい乗り物だと思っています。なんせ子供の頃からもう40年ばかり乗っていますからねえ。でも最近は乗れなくなったけど。そして永遠にカッコ良い乗り物であってほしいとも思っています。しかし今の時代のかっこ良さというのを忘れてしまっているような気がしてなりません。

そう、それはダンディズムです。仙波君のナルシズムとは?一線を画しています、キッパリ。ダンディズムとは「諦めの境地」のことだった「ストイシズム」だったりします。たとえば映画「カサブランカ」フルッ!でハンフリー・ボガードが演じた諦観がダンディズムだと世界は感じたはず。うーん、例えがぱっとしませんでしたねえ。

「諦める」とは「明らかに究める」ということ、つまり物事を真正面から受け止めることなのだそうでありますな。そうすることによって、己の生き方や価値観が浮き彫りにされてきます。もちろん実力も。

クルマやバイクは男にとってそうした道具(つまり、まあそういうことです。)として扱われてきた時代がありました。だから背伸びもし、ローンも組んだわけですよ。今は120回ものローンがあるそうですね。120回10年、それでも価値のある車を作ってほしいものです。10年経てさらに魅力を増し続けるもの。

まあ、いまはダンディズムとクルマの関係なんて崩壊していますから、家族が楽しいミニバン、ワゴンはてはKカー、でなーんも問題ないわけです。いやその選択こそ諦観ダンディズムやも知れませんが・・・そこに200馬力ものバイクを投入するのは、無駄な意味不明のメッセージのように感じます。・・・ボクハシバシバこんなことを言ったマシンを買ったりすることがあるので要注意・・・なんかBMWらしい新しい乗物の提案は出来ないものかと、ボクみたいなBMWファンの小さな心は揺れ動いています。「おお!これだ。これだよボクが待っていたのは」みたいなやつ。エコなのにカッコイイ。おとなしそうな顔してかなりワル!なんか見たとたんに血圧が上がるやつ。

「で、そのバイク1300?HONDAインサイトも1300だったなあ!」インサイト、エンジン88馬力とモーター14馬力で合計で102馬力。1300Sは175馬力・・・でも189万円税込み!と金額は微妙に同じくらい。

K1300を買うかインサイトを買うか?なんて、そんなことを考えているのはおかしいとは思う?けど、なんかいまのバイク、新しいパラダイムを示してはくれません。

話は逸れますが、前にも書いたけど国民の10人に一人が200万円のクルマを買えば1000万台、20兆円の売り上げが上がるというお話。日本は未曾有う・・・「みぞうゆう」と打ってみた、の好況と化すのは疑いようがありません。おそらく世界一景気の良い国になるでしょう。そういうことで、国民が出来る急激な経済対策!!インサイトを買おう!!もちK1300Sも良いけど。

きょうの一枚

K1300Sとハヤブサ・・・腰と首が痛そう。でも人類にとって?速いということは魅力的なことでもありますよね。でもK1300S、カッコヨイカモ。

 

 
2009/02/09 (月曜日)

「晴れのち雨」

日本経済のような天気の一日。ものすごく良く晴れていてポカポカなので、薄着で会社にやってきた。まあ一年前は最高益!のような朝。夕方になると一点俄かに掻き曇ったかと思うと、今は氷雨。傘が無いわけじゃないけれど。まあ朝のあのポカポカ陽気は何だったの?と思わず、下方修正の気分。それにしても急にみんな数千億の赤字って、本当かなあ?

で、ピーター・ドラッカー先生。
「景気の良い時はいつまでも続くような気がする。景気が悪い時は、いつまでも最悪が続くという気分だ。だがいずれも必ず終わる。」それはそうだろうと思う。しかし昔のヒットした歌にすがる歌手のように、過去の栄光にすがるチャンピオンのように。終わってしまったものは仕方がない。記憶は大切だし、過去の栄光もそれは愛でられる。

しかし人は過去では生きられない。要は過去ではない。これから何をするかが、その人の価値だ、と思う。なにかをすれば時に進退窮まることもある。時に困窮のどん底もある。時には誹謗中傷にさらされることもある。でも、前進しなければなるまい。

そう、天気も確実に変わる。変わらないものなどこの世の中には存在しない。唯一変わらないのは、変わらないものはないという定理だけだ。

ボクは今日は一日ある大手のメーカーのカタログのコピーを書き続けた。何かこう変えなければ、変わらなければ・・・という意思が、制作者にもメーカーにも見て取れる。そーだ、変わらなければ淘汰される。そう見て取れる。

さてこのごろボクはカフカの小説のような不条理な夢をよく見る。まあ夢見が悪いとはこのことか。ちょっとゲン直しに気分転換をしたいところ。

事務所の玄関に真鍮のタイポの看板を取り付けた。やっと事務所に顔が出来た。

昨日はガストンの命日。ボクはこの日ある決意をした。 

2009/02/06 (金曜日)

「感動創造企業」

ヤマハのTVCMを良く見かけます。どこの映像なのでしょうスイスアルプス辺りでしょうか?尾根筋に伸びる美しい道を空撮で撮った映像。走るバイクはナニダカは分かりませんが・・・というかボクが分からないだけですが・・・ライノも出てきます。足の良さそうな走行シーンはほんの一瞬ですが。まあボートの映像部分はともかく、これらのどの一瞬も「旅に出かけたくなる」要素で構成されています。そして最後に「感動創造企業」と。コーポレイトメッセージが。

おおホンダは何だったっけ?そうそうPower of Dreamだ。「夢のチカラ」そう、でもことさらPowerというワードにホンダらしいイメージと、さらにDreamは同社の創業以来の歴史が韻として込められています。言い換えればホンダはドリーム号のチカラでここまで成長してきた。という内部向けのメッセージが暗喩されているのではないですかね。

話が逸れました。そのヤマハのCMです。言うまでも無くこうした企業メッセージは、まあいわば「良く出来た話」なのですが、ボクはどーもこのCMが好きなのです。好き=つまり好感度が上がる=その企業にシンパシーを感じる、ファンになる=そして商品が欲しくなるという構図は、昔も今も変わりません。いや何が言いたいのかというと「選択と集中」という戦略では、この好きになる部分=採算の合わない部分、として淘汰していくことへの警鐘!!

「選択と集中」によってふるい落とされるものは、実はその企業のまあパワーオブドリームだったり、感動創造の部分だったりするわけです。つまりその企業を好きになる要素は、本来経営陣が考える部分とは違います。経営陣の好きな部分とは、カットしやすい(分かりやすい)コストの部分。

今日の心配事はラグビー東芝が選手の大麻問題を持ち出して、ここ幸いと廃部にしないかということ。あとうちの近くのパナソニックがまさか閉めないだろーね?!ということ。

んで、SSERも「感動創造企業」であり続けたいと思います。

さらに名古屋も2/15 PM4:00から参加者ミーティングを行います。またよろしく。

申し込みはコチラをクリック

昨日のOVのヒントは、桐島さんのブログやAPIOのブログでね。

http://ameblo.jp/rolling-blog/

http://plaza.rakuten.co.jp/apioblog/

仙波君!あなたのコラムの「毎日豪勢な料理を食べていると、たまにカップラーメンが食べたくなる。浮気はそれと一緒や!」は間違いですよ。「毎日質素なモンばかり食べているから、時々中華や焼肉やフランス料理やイタリア女!じゃなくてイタリア料理や、まあ世界中の美味しいものが食べたくなるんですよ。最近なかでも中華が良いわ!」「あら羊料理は、もう飽きちゃったの?」

きょうの一枚

ボクのグーグルアースでは、このあたりはピンがたくさん立っていますね。ちなみに赤い部分はおそらく国境不確定エリア?と思われます。世界中には結構ありますね。日本も北方領土のあたりは赤い線が引かれていますね。けしからんことです。2枚目はカシュガルの旧市街。まだ行ったことはないので、今度行ってみよっと。チョモランマのスタートもこの町からです。ご一緒に見学に行きましょうね。

2009/02/05 (木曜日)

「2月14日は要注意だ」

いよいよTBIの準備が始まります。なんか今年から映像制作を再開するらしく、きっとTBI2009−DVDがリリースされることでしょう。それとお願いがあります。みなさんもカメラやGPSなどで走行の記録を取られる事だと思いますが、それをWeb上で公開することは、お控えいただくかSSERまでご連絡ください。具体的な位置情報などは特に、そのあとその地域の方に多大なご迷惑をおかけするおそれがあります。・・・といいながら現場では厳しく望むかも。

最近オフブーム再来?なのでしょうか、真新しいマシンで近くの林道を我が物顔で走行しては怒られている人が増えて来たという報告が届いていますよ。マナー向上委員会をよろしくね。

さてそのTBIですが今年21年目!!こんなに長く続くとは感慨深いものがあります。ここのところのスタート会場として定着していた、糸山公園ですが今年は「しまなみ10周年イベント」のために、変更になることが濃厚です。となれば斬新な場所!!で。

ところで2月14日恵比寿でNEWSな出来事があるかもです!!是非お越しくださいね。なにがって?菅原さんのお祝いミーテイング&SSERプレゼンの続編!!長谷見さんも来られるようだし、ひょっとしたら○○ー○○さんが来るかもです。楽しいバレンタインデイにしましょうね。

きょうの一枚

ホンダインサイト・・・なんか売れそうかも。200万円切っているって言うからそこらの輸入バイクはヤバッ!ってまあそりゃ別物ですがね。ホンダさんってそのあとのFCEVもかなりの出来らしいけど、こちらはリース料月額80万円。さて人類と自動車の歴史はこのあたりで新局面へ。

2009/02/04 (水曜日)

「選択と集中」

今日はこの言葉を2度ばかり聞いた。ひとつはあるプレゼンの席で。もうひとつは三菱自動車ダカールから撤退という発表で。

「選択と集中」かつて企業は、活動領域を広げる多角化路線をとっていた時代があった。団塊の世代が主力購買層だった頃は1アイテムの商品が売り上げ全体の80%を稼いでいた。たとえばジーンズや男性化粧品などだ。「人と同じ」が良かった時代だ。「いつかはクラウン」の時代だ。そういえば「いつかはパリダカ」っていうのは、クラウンのもじりだったのか?

バブルが崩壊するとこれまでの多角化路線から、得意な分野に集中的に経営資源を投入すべきだ!という戦略論が展開された。冒険的な新しい領域よりも、得意分野に特化しようという動きだ。これまでの戦略とは180度異なるのだ。というよりも経費のかかる不採算部門をクローズする際の綺麗事のエクスキューズだ。その選択されなかった部門にも情熱を傾けた男たちがいた。しかし三菱のダカールはそういうニュアンスからするとちょっと表現に誤謬を感じる。

なにかこう文化とか情熱とか、多くのファンを持つ社会的な責任とかを簡単な言葉で言ってしまうのは無責任だと思う。もちろん企業活動でさまざまな制約があるのを知らない人などいない。「金儲けの都合でやっていた。」そういえば良いじゃん。

でもまあ、始まったものは必ず終わるしね。ボクも選択と集中をして・・・・・つまらないけど儲かるものは止めて、儲からないけど面白いものに集中しよ!

きょうの一枚

「ブツヨク」やや回復中。それはひょっとしたら菅原さんの乗るウラル(中島さん!ボルガじゃないよぉ!!)の姿に触発されたのかも。
1枚目・・モトグッツイV7-Classic
2枚目・・トライアンフScrambler・・・後ろに見えるマシンにもゼッケンは278だしね。まあまさに選択せず、集中せず!というところであります。

2009/02/03 (火曜日)

「雨の徳島道」

昨晩はボクの行きつけの居酒屋で、3人+ヤマチャンで2晩続きの「祝賀会」もう話しすぎて喉がからから、話がつきません。特にジャーナリストの中島さんはお話もそうですが聞き上手、数々のスクープを手にしてきた敏腕ぶりが伺えます。いや、それにしても世間の憂さを忘れて楽しい二日間でした。ウラルのサイドカーを整備して、「お疲れ様です。仙波です。」さんから一昨晩の宴席に届けられたドレンボルトとミッションオイルを入れ替えてスタンバイOKの菅原さん。

さて出発の朝、「早く出かけるから見送りはいいよ」と、菅原さんと中島さんは、松山市内のホテルを早くに出発しました。ボクは少しの雨音に目覚め、冷たい冬の雨を突いて出発する二人のことが気にならないわけはありません。

徳島港発有明行き11時30分のフェリーを予約していましたから、ボクは11時になって菅原さんにTEL!すると笑い声。ああもうフェリーに乗ったのかな?と思えば「あと10kmのところでガス欠しちゃった。コックの位置がどーもリザーブのままだったのと、燃費、二人乗りだとこんなに悪くなるんだ。」と、明るい。「イヤーシッパイ失敗!あっ来た来た、(近くのガソリンスタンドから)ガスを持ってきてもらったよ。」さてフェリーの時間まであと30分「フェリー会社にTELしたら25分までには来てください。」と言われたらしい。「うーん」11時30分菅原さんからTEL「いやー、5分違いで乗り遅れたよ。」「どーします?」「雨も降っているし、飯食ってから考えますよ。」

ではここで質問です。さてこのあと二人はどのような行動を取るでしょうか。メールをお待ちしております。大正解の方にはなにかダカールグッズをプレゼント・・・正解はまたこのあと。

正解の発表・・・(17:31更新)

菅原さんは雨の高速道を引き返し、途中で高松道で香川日野へ。そうここには今年ダカールに行ったメカさんがいるのです。そこにバイクを預けて夕方には飛行機で東京へ帰っちゃいました。今頃はもう自宅でビール飲んでることでしょう。

さて、ご応募いただいた方のなかに!正解はいませんでしたのでご応募頂いた方全員に素敵なプレゼント!って何人いたんでしょうか?

 
2009/02/02 (月曜日)

「毎日酒宴にて」

菅原さんの20回記念祝賀会四国版、大盛会で夜の耽るのも気がつかないほど。きょうは中島さんと四国に春を告げる「椿さん」こと椿神社の春の大祭に出かけてきました。中島さんは、今晩飲もうと2本組みのお神酒を購入。そのあと砥部に蕎麦を食べに行きました。毎日酒宴が続きますが、今週からはメルマガHP共々充実してまいりますのでよろしくお願いいたします。

きょうの一枚

タケちゃん撮影の椿さん