Organisation Voice 2003/02

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掲載時点の翌週に順次このHPに掲載していきます。メールマガジンページはこちら

2003/02/28 (金曜日) 

小松さんがやってきました。「ヨーロッパツアーは、何でアムステルダムなんよ?」と聞くので「そりゃーあなた、飾り窓でしょう。」と山本真が答えました。すると小松さん「ローンはあるんか?」すかさず竹ちゃん「あります。」ということでヨーロッパツアーに小松さんも行きそうですが、翌日バイクに乗る元気が残ってるのか僕は心配でなりません。ということで、JTBの「たびろん」というローンもつかえるヨーロッパとモンゴルツアー!ヘンな下心のある人はともかくも、みんなでは尻に行きましょう。て変な変換!みんなで走りに行きましょう!が正しい変換。でそのあとはもっとすんごいところへアドベンチャーツアーを計画するからね。

ECOと運動不足解消を目指してスタートした、秘密のHP?「BIKE!BIKE!BIKE!」もうご覧頂きましたか?ってどこにアドレスがあるんだろう。で、僕の通勤快速製作プロジェクトは、ついにフレームをゲット!ビアンキのレース用!カーボンのフレームは、また次にしよう、ということにしたので、続編をお楽しみに。さてBIKE!といってもモーターサイクルのお話。またみんなから怒られるんだけど4St.250のマシンが欲しいなあっと考えてる。もう体力的に大きいバイクに乗るのも大変だし、でもTT125じゃあ、モーツマンナイやっぱり、ということで現在物色中だ!KTM250EXC-Rなんて最有力候補!でももっとメインテナンスフリーのやつがいいのかなあ。と考え中。どうも一向に治りそうに無い五十肩の痛みと、11月に転倒して傷めた左手首の痛みが治らない。自転車による筋肉痛も3ヶ月目だし、いったい僕の身体はどうなったんだろう。やっぱオフロードバイクに乗らんといかんのだ。さあ、スーパーNはへヘン!なコースをつくっちゃるぞ。ヘンな助手(秘密)と出かけるのだ。そんなこんなで僕はモンゴルはKTM250EXCで、ヨーロッパツーリングはR1150GS!でお出かけしたいなぁ。


2003/02/26 (水曜日) 

2月下旬。四国は急激に春の気配が濃厚になってきました。春といえば花粉に黄砂と、ありがたくない思いも少なくは無いのですが、とはいえやはり春は良いものです。先週は雪に閉ざされていた林道の脇には、フキノトウもたくさん。
そろそろスーパーNの林道群も、雪が解けたので、ちょっと新しいルート設定を考えつつ出かけてきます。暖かくなったらSSERの事務所のほうへも遊びにきてくださいな。


2003/02/24 (月曜日) 

すっかり春らしくなったと思ったら、また少し寒かったりと、いわゆる三寒四温てやつですねえ。てことは、もうすぐ春です。ちょこっと景気も悪く、先行き不透明感プンプンですが、ここは楽しく遊んでしまおう!と思います。
そこで、スーパーNは、春祭り!桜祭り!にしてしまおうという趣向。じゃあ何するのか、ひとつは、耐久餅つき大会!なにそれ?という向きには、つきたてのお餅に、久万のヤマチャンちの名物の大根おろしをかけて食べる「おろしもち」食べ放題!!どうよ。これから交渉!でも実現の確率90%、食べたい人は自分の分は、お餅をついてね。ついでにお花見の前夜祭!などなど楽しいスーパーNにようこそ。「で、コースはどんなん?」というお問い合わせはまた近々のこのサイトでお知らせします。


2003/02/21 (金曜日) 

「彼方へ」の原稿が、中央アジア、シルクロードの要衝カシュガルに着くころ、NATIONAL GEOGRAPHIC誌刊の「再見マルコ・ポーロ東方見聞録」(今日の一枚)という写真集が届いた。分厚くてすごい写真集だ。でも3800円ナショナル・ジオグラフィック社の底力を感じずに入られない。その冒頭には、こう書かれていた。「マルコ・ポーロは本当に中国に行ったのか。すべてはこの疑問から始まった。ロンドンの大英博物館の中国部主任フランセス・ウッドは、1996年にこの題名で出版した著書の中で、マルコは中国を訪れてはいなかったと明言している。」アポロ11号の話によく似てるんで面白い。

日記を整理していると「2002年11月16日江上波夫先生死去96歳」とあった。書庫には「騎馬民族は来た来ない」とか「東西交渉史」「後漢書西域伝」などなど先生の著書も少なくない。で、江上波夫先生、僕の親しい友人で ADKの高木氏も傾倒してて、一緒に中国を旅したことがあるというからすごい。これはどこかの大掛りなシルクロード博だかなんかのプロデュースに携わった時のことらしい。
で新聞の切り抜き「大陸からやって来た騎馬民族が征服王朝を築き、日本の支配層になったという説を唱えて、戦後の歴史学界に大きな論議を呼び起こした、考古学者で文化勲章受章者の古代オリエント博物館長・江上波夫(えがみ・なみお)さんが11日肺炎のため死去した。96歳だった。(中略)歴史学、人類学、民族学などの成果を取り込み、日本の国家形成を東アジア史の枠組みでとらえた壮大な「騎馬民族征服王朝説」を48年に発表。4、5世紀のユーラシアで北方系の騎馬民族が次々に南下して新王朝を建設したことを踏まえ、日本もその例外でないとし、神話に始まる天皇家の伝統を教え込まれてきた日本人に衝撃を与えた。」

いつか読んだCWニコルの「白い鹿」もこういった内容が興味深かった。農耕民族と遊牧(騎馬)民族。僕はパリから北京への道中に、マルコポーロのことを思い、するとなぜか江上波夫さんの説を思い、そしてチンギス・ハーンやフビライ・ハーンのことを考え、なぜだか日本の天皇のことを考えた。何かすべてのものが、つながっていて関与しあって形成されているんだなあ。としみじみ。来年は必ず!シルクロードの奥地へSSER-TOURSは行くんだよっ!!


2003/02/17 (月曜日) 

そうだ。僕を衝き動かしたのがNスペのシルクロード、中でも第17話。2月13日の夜に再々放送になったやつだよ。「民族の十字路」つてやつだったんだ。まだ20代だった僕が見た、このシルクロードのカシュガルから南へ西へ、もちろん東へ、北へと向かう道の映像だったのだ。僕の人生のかなりな部分はたったこれだけのテレビ番組に左右されたんだ。このあと、数年後にこの地に出向き、そしてその北に延びたステップ路に 10年間通い続けることになったのだ。
なんて毎日のように人生を振り返るほど年はとっちゃあいない。パンフレットはもう届いたかなあ。遅い人でも月曜には届くよ。みんなで行こう。地球の旅へ。

この間から読み始めた「幻のラリー復活への1000日」なかなか進んでないんですが、バブルの絶頂にあった日本の、それも巨大商社三菱商事のことが良く理解できる。10年以上経って、こんな本の書評が、こんなカタチで出るなんてねえ。「とりあえず5億円を試走の準備に。」送ってもらうとか、事業として収益の可能性が云々とか。今思えば赤面しそうな話が出てくる。取締役会の席で承認されていくのも面白いし、フランス側とのやり取りや組織作りの過程も面白い。いや実に面白いのだが、実を言うと、悲しいし、辛い。


2003/02/13 (木曜日) 

 

届きました、「幻のラリー復活への1000日」手に入ることはないんじゃあないかと思ったものが10年後に、あっさりと手に入るってのは、さすがにネット時代の福音ですなあ。で、今朝とどいたばっかで、パラパラとしか目を通してないんですが、「これほどまでに手間暇金(四字熟語みたい)をかけないといけないのかねえ。」というのが正直な感想。ラリーレイドモンゴルなら100回くらい開催できる金額を使ってる。何が目的だったのかは、読んだらまたこのサイトで報告しますね。もうひとつは、「星宿海への道」これも中央アジア、カシュガルが舞台(これから読むところなんで)最近はTV放送50周年でNHKは、「シルクロード」の再放送をしてました。で、20代のころ見たこの番組が、何か僕の半生を左右したような感じがします。ホントに、NHKに文句いおうかなあ?で、カシュガルは中国の最西端の町です。タリム盆地の西の端、来たに天山山脈、南に崑崙山脈。SSER TOURS の将来の夢は、この地を行くことなのです。

雪雪雪でルート製作は遅れ遅れもいいところです。それをいいことに進んでいるのが「彼方へ」の原稿。今はもうイラン国境を過ぎて、ウズベキスタンまでやってきてます。今では随分と落ち着いてきたカスピ海周辺ですが、相変わらずイラク危機は毎日のようにテレビがヒステリックに報道してます。世界はこれを機に新たな枠組みを作ろうとしているようにも見え、国際情勢というか外交上の駆け引きは、正直者の日本人の手に負えるようなものではありませんね。どうしてもエネルギーが石油に頼らざるを得ないからなんでしょうけど、実はイラクが今のところ世界一の埋蔵量があるらしいんですって?あーあ、早く燃料電池車とかフツーに作って「石油?まだそんなものが必要なの?」ってかつての石炭くらいの存在に降格させらんないすかねえ。「2010年、い よいよ本日、世界最後の油田が閉鎖されます。これで人類はついに化石燃料の束縛から自由になるのです。」なんて日がこないかねえ。えっ、モータースポーツはどうするのか?もちろんモーターでするスポーツであり、どこにも石油でしなくちゃあならない!なんて書いてないんだもの。来年くらいには燃料電池車によるユーラシア大陸横断ラリー「ゼロエミッションラリーパリ北京」なんての三菱商事さん、やらないすか?


2003/02/10 (月曜日) 

「漂泊の思いやまず。」というお話。
四国にも雪が降って、立春といえども春は遠いなあ、と感じたかと思うと翌日にはもうすっかり暖かな春の日差し。僕くらい年から年じゅう旅をしておきながら、いまさらながらに「あーあ、旅に出たいなあ」と感じるのは、やっぱりおかしいのだろうか。僕がそれでももう少し若いころ、うちの社員に「旅に出なさい、それは日帰りでも一泊でもいいから。それがダメなら本を読みなさい。もしもそれがダメなら映画を見なさい。」とよく言ったものだ。で、最近自分でもそれができていないのが分かる。年間100冊は読んだだろう本も、その読書数はめっきり10分の1くらいに減ってしまい、旅もそういえばラリーの本番を旅というのならそれと、コース製作ぐらいになってしまっている。頭の中のバージョンアップをしなければならない。時代の空気も、パソコンの前でしか感じられなくなっている。おそらく多くの日本人に、そんな旅が必要なんじゃないだろうか。こんどの TDNに参加の皆さん!どうですか 2.3日前から奄美に入って、いっしょにマングローブの森探検や、日帰りで行く加計呂麻島へ、いかがですか。 1日ぼんやりと過ごせば、少しは脳の中に空きスペースができるんじゃあないですかねえ。

そう、本の話です。日経新聞社刊「幻のラリー復活への1000日」太田俊明著というのを昔から探していて「そんなんネットですぐ見つかりますよ」とうちの連中、ホント、すぐ見つかって発注!すると「発送しました、振込用紙は同封しました。」というメール。ちょっと大げさに過ぎますが人間性善説を信じる古本屋のサイトに、最近久しぶりに感動したというか心温まるというお話。で、この本明日には
届きます。これは三菱商事のパリ北京の担当者が記したもので、参加者のサイドの僕と運営側の彼との対比を見てみたいなあと思っています。またこのOVで紹介しますね。あと、今日にも本屋に買いに行く予定は、宮本輝の「星宿海への道」 http://www.terumiyamoto.com/newb....  です、これもまた漂泊の思いの琴線に触れそうですねえ。「本と旅」よく似た存在なのですねえ。


2003/02/06 (木曜日) 

「走ル、2003」これがお待たせのパンフレットでございます。SSERが懇親の力をふりしぼって?てお届けする、2003年のビッグイベントです。と言っても参加可能台数はそれぞれとっても少ないのですが。遅くなった理由は実は、旅行業法にありました。私たちは旅行代理店ではない!のでこうしたツアーを主催することが、どうも法的にできないのです。ラリーはいいのにね。そうしたネガティヴチェックに時間がかかりすぎました。お待たせしたみなさんとってもゴメンナサイ。あと1週間!と思っててくださいな。既にモンゴルは、結構予約とか参加申し込みがたくさん。それにヨーロッパは、ボクの東京の広告関係の仲間からの申しこみもあって、楽しそう。「もうすぐ、限定解除が取れるよ。」「中免なんてのは国外運転免許には関係ないよー」「で、ヨーロッパで1150GS試乗して、帰ったら買うんだよ。」「なるほどねえ」てことで2台ほど売れそうですよ市川さん!

「アムステルダムはいいとこらしいぜ」

バイクに乗らない友人のカメラマンは、もう行く気になってます。アムステルダムでは、ホテルまでバイクを運んできていただいてて、翌日すぐに出発。台数は 1150GSX10台と 650GSX10台の20人ポッチ!でもメカニックとサービスカー、などが追走!!豪華!ベルギーの田舎町やルクセンブルグのカフェでお茶でも飲みましょうかねえ山口さん。そしてドイツ・フランス国境を南下!スイス国境やレマン湖の横も通ってさらに南下!地中海はモナコ・ニースですなあ。あとはパンフレットをお待ちください。


2003/02/04 (火曜日) 

 

BIKE!BIKE!BIKE!
雪中キャンプに行ってきた。大変だったけど面白かった。でも充分オーガナイズされていない、そこでこれからはソフィスティケートされた月例キャンプを実施!します。バイクでも家族ででも参加自由!で来月のスケジュールもこのサイトで発表します。今回キャンプしたのは五段高原、姫鶴平でした。積雪も結構あってしかも天気も抜群。準備に難があったけど。明け方には風が出て気温も氷点下10度まで下がった。僕の興味は、そこに2基設置されている大型のプロペラ、そう風力発電の風車である。朝の光の中、テントを抜け出して、風車の近くまで行ってみるとゴウゴウという風の割には、それほど勢い良くは回っていない。でも「今に日本中が、こうした風車列島になっちゃうんだろうなあ。」としみじみ考えた。環境問題、景観、効率。人間の社会生活の未来は。本当にしみじみと考えた。

 さて、話は変わってこのHPにリンクした新しいサイトがオープンします。タイトルは「BIKE!BIKE!BIKE!」BIKE」と言ってもここでは自転車のこと。自転車初心者の僕は、日ごとの通勤で考えたことを、吐露したくて仕方がなくなってきた。大好きなモータースポーツからバイク通勤(自転車)まで、そして自転車の美しい造形から、社会環境、都市の抱える問題。

行き交う通勤自転車に、何台かのスポーツバイクがいる。毎日決まった時間にすれ違う人たちだが、そうした彼らが日々に増えてきている、と僕は強く感じ始めた。自動車のもたらした利便性が失ったものを、自動車がだめにした都市空間の再生を、自転車の上から考えようという企画。果たしてどうなることやらとは思うのですが。でも目標は、自転車型の環境共生社会を作る。というNPOの設立とモーターサイクルとバイクの、2つのカテゴリーをつなぐ、新しい試み。

BIKE!BIKE!BIKE! 近日スタート予定の新しいHPのご案内

SSERのオーガニゼーションボイスに相当するのは
「MY BIKE LIFE!」
もうひとつは、
「ボクの通勤快速製作の嗜好錯誤じゃなかった試行錯誤」
好みの問題とはいえ、趣味良く生きるのは難しいのである。インターネットオークションのみですべてのパーツをそろえて組み立てようという危険な企画。初心者のボクにそんなことができるのか。「ECOってなに」エコを考える、コーナー。エコが企業戦略に成って久しいよね。毎日の日経新聞でも、面白いほどのエコに関する記事がありますよねえ。他にもコーナーを予定していますのでお楽しみに。