Organisation Voice 2010/09

 

2010/09/30 (木曜日)

「国会とマスコミと週末のお天気」

これからボクは一足先に富士山に向けてスタートするんですが、テレビは国会中継で下手なエンターテイメント番組なんか比にならないほどの面白さ。

まあ「日本国内で、そんなに揉める事?」という素朴な意見も、あるにはあるのですが。

で今のところのおかしいのは国会で「新聞記事によると・・・」という質問者。答弁したい前原さん、やっと発言機会が回ってきて「新聞にあることが事実ではない。新聞記事で質問するな!!」と。つまり国会では、新聞は正しく報道していないと断じられたわけで、新聞もウソを書くならば、法に従って処分しなければならないのかもしれません。今の政府はマスコミの傀儡政権だ、などという評論家もいます。そうかどうかはともかく、評論家もメディアで発言する以上は責任があるはずです。今メディアは、大きな権力を手に入れているように感じます。テレビ番組には大臣でも呼びつけます。以前は大臣級は出なかったのにね。

そんなことはともかく、天気が心配です。今日は四国は雨。週末の富士山周辺は晴れますように。

さあ、みんな富士山に向けてGO!

(おまけ)


2010/09/29 (水曜日)

「こうでなくっちゃ、ガラパゴス!」

もう15年くらいは昔のこと、ボクは何かのシンポジウムで、うーんと観光シンポジウムだったかなあ・・そこでコーディネイターを(それって普通は大学の先生がするようなやつでしょ)で、やめときゃいいのにいつもの持論を展開「四国なんてガラパゴスで良いんだ。橋なんていらない。」。」

これにはパネリストたちも「・・・」たぶんタイトルは「3架橋時代の四国の観光」トカナントカ・・・いきなり強烈な内部批判のような発言!周囲は当然のこと唖然!!「掴んだっ。」と思ったのはボクだけ。同行してたうちの社員が、会場の隅で、深刻な顔して腕組みしてた。さらに主催者らは、ナンテコトイウンダ!・・・という怒りのオーラを、それは「だからアンナヤツをコーディネーターにするのは反対だって言っただろー」という声。いやもちろんそんなことを声に出していう人たちがいないのが大人の社会。

でもゴメンナサイ、それはボクの本心だったから仕方がないのです。いつものことながらお上手が言えないのです。でも考えてみてください、橋が3つ出来たからって、それで観光産業がどうのこうのなんてことは一時的なものでしかないくらいのことは、子供でも分かります。目的地に魅力がなきゃ同じことです。魅力とはなにか、それはそこが独自の生態つまり文化を営々と継承していること。または自然などもそう手付かずに残ってることなのです。

やっぱガラパゴスが良いのです。今世界で巻き起こってる「日本ガラパゴス論」というのは、日本賛歌!だと思えば良いのです。だってグローバリズムに乗って世界は破綻しかけてるんじゃないですか?独自の進化、独自の世界観!ああ、なんと素晴らしい語感。トイレなんて、ありゃ日本の独自の美意識で独自の進化!いまや世界は日本のトイレに賞賛と模倣!!いくら努力しても、なかなか日本のトイレに追いつけないのは、ガラパゴスな日本のトイレが育んだ道徳心なのであります。さらに言えば日本は2chのおかげで?トイレの落書きも激減した!!これもボクの持論。

さてスマートフォン!SHARPがやってくれました。その名もメディアタブレット「ガラパゴス」キャッチコピーも「進化する・・・」ロゴマークなんて、まるでイグアナを連想させる(たぶん誰もそう思わないだろうけど)ボクはなんかSHARPに国民栄誉賞を送りたい気分になりました。事務所の照明はゼーンブSHARPのLEDに変えよう!!SHARP万歳!!って、この前SHARP八尾工場の見学に行ってきたばかりです。i-padやi-phoneからガラパゴスに買い換えれば「エコポイント」と「補助金」さらには1年間通信費は全て無料!なんてキャンペーンやんなさいよ政府は。スイマセン言い過ぎました。

そのホンモノのガラパゴス。行って見たいもんです。次の商品は「ギアナ」とかはどーすか?おお「Senkaku」とかもいいなあ。尖った内閣で「尖閣ガラパゴス」スイマセン訳が分からなくなって・・

きょうの一枚

http://www.sharp.co.jp/mediatablet/

(おまけ)

 
2010/09/28 (火曜日)

「チャイナリスク」

ボクは散々言ってきた。人件費の安いところを探して工場を移転しても、そうする企業が増えるほど、良い労働力は必ず高騰する。そうすればまた安い労働力を求めて彷徨う。そうしてるうちにも、彷徨うためのコストが人件費の差益で奪われてしまうばかりか、事業のノウハウや企業の持つ強みのような、模倣性の高いものは全て流出してしまう。どこにか?中国にだ。

だから、もっとも良い環境は国内だし、日本を捨てるな!!と。しかしボクがいくら言っても、そんな事に何の力もない。実際にいまだに海外進出を求めてる企業は枚挙に暇がないという。

日本では過疎化が深刻だけど、都市部に行くとやはりドーナツ化で地方都市の中央部はかなり機能低下に陥ってる。田舎は過疎、都心も過疎。みんなどこにいるの?

じゃあどうすればよいのか?
それは「あーしまう。こーします。」と出来ないことも、さも出来るように言い続けてる政治家にやってもらわなければならないと思う。

夕べの「タケシのTVタックル」面白かったねえ。トラックの運ちゃんが民主党議員に、暫定税率撤廃を野党時代には死に物狂いで言ってた民主党、政権取ると「やっぱ、無理」高速道の無料化は5兆円の経済効果があるはずの民主党「田舎道を無料化しても意味はなかろーが」と。「やるやると言って、やれないのなら、ちゃんと謝れ!」と。すると民主党議員が司会者に向かって「申し訳ありませんでした。」というと「そっちじゃない、こっちにあやまれ」と。

で番組中に一瞬、時事川柳 「手強いぞ 蓮舫 白鵬 温家宝」これは腹をよじって笑ったのだが、温家宝もそんなに悪い人じゃなかったはず。5月の来日で海底ガス田の共同開発に道筋をつけたはずなのに。

そしてタイトルにあるチャイナリスクというキーワード日本にもワケのわからない人はたくさんいる。豹変する人とかね。「その態度、その行為って恥ずかしくないの?」と思える人とかね。でも、国家が権力を背景に豹変するのはいかがだろうか。

ボクも中国のファンのひとりだ。といってしまえば随分誤解を生む。でも好きなのだから仕方がない。このOVを「中国」で検索すると、まあ中国ネタは多い。でもボクの好きな中国とは、シルクロードに栄えた洋の東西を結んだ仏教美術や、国々の興亡の歴史などが好きなのと、あのタクラマカン、タリム盆地、チベット・・・まあ本来は中国ではない部分が大半だが・・・

それでも旅をするときは、大きなリスクを懸命に管理をしている。そのリスクマネジメントでへとへとになってしまうといっていい。

ロプノールで、許可あって先に進みたいのだけど、いつの間にか出来た巨大な発電施設を見て、それでも強硬に行こうとして突っかかるのは、結果としての責任を負えない。正義なんて、風前の灯ほどもない。そんなものだが、国家はそうではいかん。

企業や旅行者を守るべき責任は、小さくはあるまい。船長を釈放すれば、フジタの4人の釈放もある。なんて誰が考えてもチャイナリスクを知らない人たちのデシジョンでしかない。

あー、もうこんな話は今日を最後に書かない!そう決めててもかいてしまうボク。

きょうの一枚

TDRの出発に向けて積み込み中!の我がカミオン。1994年製ですからもうこれで16年目。コースターは(マイクロバスね)は1990年製だったから、もう20年目。出動機会は年間わずかですが、出かけるとハードな行程ばかりです。それにしても頑丈な物タチばかりで「買い換えなきゃ」にならないから不思議です。タイヤは新品だけどね。

(おまけ)

2010/09/27 (月曜日)

「なにか、甘いもの食べたくなーい?」

早いもので今週末はTDR・・・ということは来週から九州の準備に入ります。そこで、九州4デイズの準備に出かけるボクは「九州の甘いものコレクション」をやってきますので、エントリー先着10名様に、ランダムで「九州の甘いもの」をプレゼント。写真は本文とは関係ありません。が細川藩の栗きんつば・・・これも買ってきますからお楽しみに。やっぱ栗ですね。でも食べてみたいなあ。栗きんつば。

たしか薩摩きんつば・・ってのもあったね。この薩摩はサツマイモのことかな?でも今度は静岡で美味しいお茶を買っておこう。

北海道北見市から、ジャガイモとたまねぎが大量に届きました。お昼は毎日社内製のボクタチにはこれ以上ないプレゼント。もともと昼ごはんの自炊を始めたきっかけも、たぶん昨年届いたジャガイモとタマネギ・・・特に北見のタマネギの美味しいこと。

さっそくみじん切りにして、ペーストになるまで炒めて。そんでブイヨンでオニオンスープ。チーズを大量に入れて出来上がり!!「ンマー!」

もう少しラリーよりの話を書かなきゃ、ということで来年の計画めいたお話は、きょうの「つぶやきブログ」にリークしてますから、そちらを。ってOVとブログでなんか忙しい感じ。

(おまけ)


2010/09/24 (金曜日)

「なんとも嘆かわしい日々ですね。封印しようと思ってた時事ネタなど。」

今週はシルバーウイークだとかって、のほほん〜とやってるうちに、さまざまなニュースでメディアは大忙しですね。

これらの話題は、全部スルーしてやろう!と思ってたのですが・・まあボクが思いを言わなくても。日本の弱腰外交をなじっても。さらに、検察の体たらくを嘆いても、まあ仕方がないちゅうもんです。

でも、まあものは考えようで、今起きてる問題のほとんどは、不思議な事にかなり直接的にSSERにというかボクに関係のある話ばかりではありませんか。

例えばモンゴルの帰国便のコンテナはまだ天津で動く気配はないし。来年はまたタクラマカンの横断に出かける予定だし・・・検察とはこのあと一戦を交えなきゃいけないし。どうしても犯罪を作らないといけない彼らの姿勢は、身を持って体験しました。

そして一言申し上げるならば、身内が身内を取り調べるのなら、この機会にこそ可視化をしておいたらいいと思いますよ。意地じゃないですがビデオの一台くらい。それが検察の正義!の気合を見せる、まあ最後のチャンスですが、やはり記録を取ると供述が取りにくい、と言うのでしょうか。上司らの9時間にも及ぶ聴取で何が起きてるのか、何が話しあわれたのかは、第3者を立ち合わせないのはやはりバランス感覚の悪さを感じさせると思いますがいかがですか?

また円相場も、再び日銀が介入して海外の不評を煽るのでしょうか。効果は瞬間的なのにね。

とまあ嘆くことは多いのですが、これらはまた忘れ去られるばかりで、「あんなこともあったなあ」となるのは、人の噂も75日ですから、まあ年内一杯。

まあ、また週末。

今日の一枚

ちょっと九州4デイズを考えてたら、そういえば征韓論でぶつかった西郷と大久保。今回の一連の騒動も、こうした思いがあればなあと西郷の「正道を踏み国を以て斃るるの精神無くば、外国交際は全かる可からず。彼の強大に畏縮し、円滑を主として、曲げて彼の意に順従する時は、軽侮を招き、好親却って破れ、終に彼の制を受るに至らん」(「西郷南洲遺訓」17)

訳しますと「正義のために正いこと(手続きでもよいでしょう、今回のことで言えば中国人船長の逮捕起訴)を堂々と行い、それにより国家が存亡の危機に立たされてもやむなし、というくらいの精神がなければ、外交交渉など出来ようはずがない。相手国の強大さに萎縮したり、争いごとを避けて彼らの意に従うような態度は、彼らの国ばかりか諸外国から軽蔑されるばかりである。結果として親交は終わり、ついには彼らから制(これの訳が難しい・・・制約でもよいしまあ、隷従を余儀なくされるという意)そういう惨めな結末が待っているだけだ。

もちろん時代は違うし、これらを同列に語ることはまた危険なことではあるのですが、法治国家が超法規的なことをするには、」何がしかの手続きが必要なのではないかと思うのですが、まさか検察の判断だけで法を曲げて・・・

 

(おまけ)


2010/09/22 (水曜日)

「赤松カメラマンについて。」

あまり人のことを褒めない?と言われるボクだけど・・今日はこの人のことを褒めてやろうと思う。今回のラリーモンゴリアには、久しぶりに、その赤松章がカメラマンとして同行した。

5年ぶりだと言う。5年前もカメラを持たずにレントゲンとか、フライパンとかを持ってボクを困らせてた。いやもうひとりカメラマンがいたから、実はそれは彼への優しさだったのだろう。

赤松と知り合ったのは、もう30年も前のこと。もちろん仕事のことだったと思う。長い付き合いといえば、それに尽きる。仕事も良くコンビを組んでやった。ボクがアートディレクター兼コピーライターで、彼がカメラ・・・なんて仕事は何本やったろう。

1987年パリ・ダカールの9回大会に、赤松は撮影に出かけると言う。ボクは困った。費用を工面しなきゃならないから?1988年、翌年のパリダカールにボクは出かけ、ラリーカーは70。赤松にはランクル60をプレスカーに仕立てた。写真をたくさん撮って、あらゆる雑誌を彼の写真が埋め尽くしてた。90年、そして92年のパリ北京などに一緒に行った。パリ北京では2号車のナビシートに座ってもらったから、カメラそっちのけで闘ってた。

それからまあ仕事といいラリーといい、長い付き合いになった。

そして今年、彼の撮った写真を眺めた。それを見て「今回は、頑張ってこれまでにない写真集を作ろうかな。」とボクは考えた。

YOUTUBE コチラ にもスライドショウを上げてみたので見てみてください。また来年のタクラマカンも、一緒に行こうと思ってる。

まあまり褒めると、何かあったら大変なので?このくらいにしとこーかな。

きょうの一枚

とりあえずスライドショウでご覧下さい。

(おまけ)

2010/09/21 (火曜日)

 

「バイクに乗らなきゃ。」

と強迫観念のように悩んでる今日この頃。ボクのバイクに乗るという習慣を、もっとも遠ざけてしまったのは目だ。目が厳しいのだ。それはもう普通じゃなく。おそらく最後に思いっきりバイクに乗ったのは、1999年10月、ガストン・ライエと剣山スーパー林道で気が狂ったように(スイマセン)走ったときだから・・・10年も経っちゃった。そのあと、ひどく目を患った。免許の更新も怪しくて視力検査のために良く晴れてる日に行って、しばらくは観察して・・・でも結局は「こっちへ来てください」とか言われて・・・。

2007年西安からパリへの旅は、ダート部分は全くディティールが見えなかった。日没後はテールランプが見えないと走れなかった。でも、一緒に行ったおじ様たちも、目は厳しかったと言う。この「目が悪い」のほどが、個人差があって理解しにくい。

そのあと、足が悪くなった。股関節が固まったようになった。病院でも「???」で、膝も良くないし足首も。目も足も何度も病院に通ってるし、2度の手術もした。

もうバイクは乗れないのかな。と思うほどにバイクに乗る自分を想像する。あの暑い夏の日にSSER2DAYSのために、1週間も山篭りをしてた時のことを思い出す。新しい林道や、枝道、けものみち。前進から汗を噴出しながら、ひたすら走り続けた。

毎日のように夕方になると、友達が誘いに来ては事務所を出て、へんろ道や河原や、近くの林道で過ごしていた。それがまあSSERの原型かもしれないと思う。

「旅に出なきゃ。」

と、これも強迫観念にも似た思いがある。少年時代、授業中に世界地図を眺めて興味を持った場所・・・でも行くことがあるかなあ?・・・と思った場所の多くには行った。チャド湖、アラル海、ロプノールはそのときからの3大目的地だった。パリルカップと北京−ローマなどで行った。イスタンブールやサンクトペテルブルグやエカテリンブルグ、カザン・・・などにも行った。

それもバイクやクルマで行った。どれも至難の旅ではあったけれど。でも旅の思いはまだ満たされていない。おそらく仕事と称してこれほど旅をした人も(添乗員とかは別ね)いないんじゃないかと思う。ボクは旅が好きなのか?と聞かれると案外「好きじゃないかもしれない」と思う。旅はなんとなく、厳しいもので苦労ばかりで、得られる満足感は数年後にしかない。

でも昨年はチベットへも行ったし、チョモランマのBCヘも行った・・・その満足感はやった今頃になって染み出してきた感じだ。そうだチョモランマ日記(HPの)の続きを書こう。

さあ、このあとどのくらいの旅が出来るんだろうか・・・ビジネスクラスとレンタカーでの旅なら、いくらでも出来るんだけど。

目は少し良くなってきた。足も・・・モンゴルなど砂漠で困ってたトイレ・・・大きい方ね・・・も、ついに出来るようになった。まだ宴会の座敷は、厳しいけど。この秋は少しずつバイクに乗る!バイクで小さな旅に出る。そうしようと思う。ASOさんとツーリングに行こう。

そんなこんなで話は変ります・・・九州4デイズは、壮大な仕掛けのウルトラクイズ大会にしようかな?と考えてる。優勝賞金10万円。ナゾナゾとクイズと宝探し。西郷隆盛の秘宝を探して・・・なんてのはどうすか?GPSとケイタイで、難問を解きながら。そんなルート制作をしにバイクで行こうかな。

きょうの一枚

「沙漠公路・・・タクラマカンを貫く800kmの縦断道路。来年はこの道路と、周辺のタリム盆地一周・・・なんてことを、と赤松カメラマンと計画中。まあデューンが走りたい方は、行方不明にならないようにね。いずれにしても標高も高くないし・・この道路の途中にネオン輝く歓楽街があるという都市伝説・・・っていうのかなあ?まあこのあたりも天然資源の宝庫で・・・ボクはアドベンチャーにオフロード用のサイドカーを付けようかなあ?なんて画作中!どーすか?」

(おまけ)


2010/09/17 (金曜日)

「マスコミって。」

民主党代表選が終わって、マスコミは閣僚人事を頑張って報道しています。でもまあ「ほっとけば!」と思うわけです。決まれば決まったで「こんなん、なりました。」と粛々と報道すれば良いのです。

やれ脱小沢だの、脱脱小沢だの、挙党がどうのとか、岡田さんが幹事長になるのは火中の栗を拾うだとか、菅さんと共に責任を取らせれて止める羽目になるの、と。真にかまびすしく下卑て見えます。どんなになってもバッシングしまくるだけなのにです。

代表選の世論調査とかの支持率も怪しい限りです。ランダムに作成したリストで
家庭に日中に電話して
「菅さんですか小沢さんですか」
と聞く前に回答者の性別と年齢くらいは聞いてみなきゃ。

ネット上の調査では小沢さん支持が多かったのだそう。企業経営者のグループの調査、とかセグメント別の調査をしないと「○○新聞の世論調査によると・・」というのは、いかがでしょう?今回の代表選も、閣僚人事も、どう見てもマスコミのリードで、作用しているように思えてなりません。日本では、全くメディアリテラシー教育がされていません。大本営発表の時代のまま21世紀にいます。多少の福音はネット社会でしょうか?それとて更なる危険にさらされている可能性は否めません。日本の政治を悪く言う前に、マスコミに対しても何らかの監視する第三の機能が必要です。

少し話しを替えます。
映画で見たヒトラーの最期。だったか。
ベルリンが火の海に。側近が
「ベルリン市民を避難させましょうか?」
と聞くと
「いや、それには及ばないよ。私たちを選んだのは彼らだ。その責任は取ってもらう。」
とヒトラー。

詳細は不明確ですが、こんな話でしたね。映画の題名も忘れたけど・・・まあ選ぶ側にも責任があるということを、「お前が言うな!」

とは思いますが、まあそういうことです。しかし、その世界観を作ったのは広報戦略というかゲッペルスではありますが、まあ滅亡する時はもろとも。それこそがマスコミ。

まあ、ほんとうに大変なことです。マスコミもその存在価値を自らに問うて欲しいものです。

参考: [LINK]

  

「ハルヌールの西」

なんか来年のモンゴルの計画を練っていました。ハルヌールの西にあるさらに幻のハルヌール。右下にあるのがこれまでのハルヌール。かなり大きいのですが、それでも走ると「あれ、まだあるのか?」と思った方も多いのでは?そしてその左手に広がる巨大な砂丘地帯!川が流れてるのが見えますね。その川の源流付近をめがけて湖の左手の黒っぽい大地から南へルートを取ります。これはラクダが水を飲みに行くための轍をトレースしたものです。

グーグルアースで見比べても分かるように、左手にあるハルヌールは近づくことも困難な様相を呈しています。かなり砂丘の奥深くに封じ込められているような感じです。丹念に地形とか風紋とかを見ていると、やはり湖に向かうラクダ道のようなものが見つかりました。「よーし、次はこのルートを開拓してみよう。」と考えるボク。いまだ情熱は衰えることは無いのか?と少し安心したり。

でも昔この辺りにルートを探していて進退窮まって、砂丘の稜線からゴロゴロと転がり落ちたもんです。砂丘にルートを作るというのは面白いんですが、とにかく喉がヒリヒリ、それも前の晩くらいから。ムッホも「なんか緊張して眠れない。」なんて言ってたなあと。

モンゴル2011の情報でした。

きょうの一枚

ハスクバーナを2台買いました。で本日到着。スウェーデン鋼で作られ、ロゴマークも誇らしげなこの2台。もちろんカタログにも掲載されています。こんな優れものが!!グリップは木製、しかもメチャ重!!これはTBIなどでも大活躍しそう!!これからSSERは少し肉よりな生活に変えようかしら。

(おまけ)

 
2010/09/16 (木曜日)

「お茶」

最近気になってること。「お茶」茶事の事でもあり、事務所に茶室を作る計画は露天風呂計画とセットで深く進行中。でもまあ、本格的なモノではなくて、ナンチャッテ茶室。だいいち足が悪いので床は板張りで、椅子席。

ところで先日のTDRのルート制作中、いきなり曲がり角に「道祖神」の祠があって、小さな看板でそこは製茶業のお宅と見た。車を停めてはいってみるとなにやら怪しい。でも奥からよくしゃべる感じのいいおばあさんが出てきて、200gばかりのお茶を買った。

会社で「お茶を入れよう」としたら急須はないし湯のみが無い!!「割れたんだ」そうで、そういや最近は、日本茶もコーヒーカップで飲んでいたなあ。

さっそくオークションで手に入れよう・・・ということに。はてさて、茶室はともかく道具はどうするんでしょうね。

きょうの一枚

「紺ブレを買おう」

机の引き出しから15年も前に作ったエンブレムが出てきた。まるでタイムカプセルから現れたようなそれは、あの当時のモンゴルのラリーに書けるボクの意気込みが、まあ表現されている。オフィシャルスタッフは全員が、紺のブレザーを全てのセレモニーの機会には着用を義務付けて、こんな手の込んだエンブレムを作った。久しぶりにこの冬は紺ブレを買って、エンブレムをつけようかな。

(おまけ)

2010/09/14 (火曜日)

「TDRの試走と、TeamAPIOの温泉旅館打ち上げ!に行って来ました。」

週末から3日間を利用して、試走アンドTeamAPIOの報告会(恵比寿)そして夜は七沢温泉の宿を借り切っての大打ち上げ会。まあ足の悪い僕は座敷が超苦手で苦労しましたが・・・しかし秋の気配濃厚な東富士演習場・・この中をTDRは走るのであります。いやもちろん自衛隊には丁寧に届けてありますから。ススキと吾亦紅(われもこう)の自生する大平原は、全く驚き!!足もとに山中湖が見え仰ぎ見れば富士山の愁眉なすがた。うう、不覚にも感動してしまいました。

しかも翌晩は七沢温泉の福元館という温泉旅館。実はここは小林多喜二が潜伏していたところ。宿の離れは、今でも80年の時を超えて、当時のまま残されていた。宿のおかみのはなしによると、2000年までつまり10年前まで、そこには誰も近づいてはならないという家訓があったようだ。その離れに続く階段もそういえばこの10年位前に作られたものかもしれない。それが無ければそこに離れ屋があることさえわからない。近年の日本の閉塞感からプロレタリア文学の代表作のひとつ小林多喜二の「蟹工船」は再び売れ始め、昨年は映画化もされた。

数度の逮捕と保釈を繰り返し、最後はこの七沢温泉を出て築地に共産党の活動家と落ち合うために出かけ、特高警察に逮捕され撲殺されることに。その遺体の写真は当時の共産党機関紙「赤旗」に掲載された。

そんな奇しくも同じ日に、民主党の代表選があり菅総理が圧勝した。既に802年時を経て、日本の言論は自由になった。その自由な言論も、最近はどうやらまた怪しい。

さあて、TDRと富士山と小林多喜二の息遣いと、なにかこう感じさせられた時間。

きょうの一枚

七沢温泉福元館の昭和初期の佇まい。多喜二が隠れていた離れは、この右手の山の中だと思う。今は保存に向けて修復中である。2枚目が今修復作業中の多喜二の隠れていた離れ。

(おまけ)

 
2010/09/10 (金曜日)

「ボクなら」

政府の大型経済対策が今日発表された。ボクなら(って、オマエはナニモノなのか?)せめて代表選が終わってから発表する。そうじゃなきゃ、男の子としてはいかがかとは思う。以下アサヒコムから

政府は10日、急激な円高などによる景気後退を防ぐため、追加経済対策を閣議決定した。約9200億円を投じて、既卒者の就職支援や家電エコポイント制度の延長などを実施。事業規模は約9.8兆円に上り、約20万人の雇用創出や実質国内総生産(GDP)を約0.3%分押し上げる効果を見込んでいる。 対策では、最近の急激な円高について「看過できない問題だ」として、「必要な時には為替介入を含め断固たる措置をとる」と断言。日本銀行に対しても「さらなる必要な政策対応をとることを期待する」として、追加金融緩和などの対応を促した。

政府の対策は「3段構え」で打ち出される。まず2010年度予算の「経済危機対応・地域活性化予備費」の残額9182億円を活用した緊急対策を実施。続いて今後の景気動向次第で新たに補正予算の編成に踏み切る方針だ。法人税減税や雇用促進税制など、来年度に向けた政策の実現は第3段階に位置づけている。 第1段階の緊急対策では、卒業後3年以内の既卒者を正社員として雇った企業に1人当たり100万円の奨励金を支給する制度などを創設。年内に打ち切る予定だった省エネ家電向けのエコポイント制度も、対象商品を絞って来年3月末まで3カ月間延長するほか、住宅版エコポイント制度や住宅ローンの金利優遇策の期限も来年末まで1年間延ばす。

雇用雇用雇用・・・って3年以内の既卒者を雇用すれば一人当たり100万円を補助するて、あなた。まあそれはそれでもいいけど、やっぱり卑怯な感じがするのはボクだけかしらね。
ここまで放置しておいてこのタイミングはいかがか。

「裁判のニュースが多いですね。」

厚労省元局長村木厚子さんに、無罪判決が出ました。長く逮捕拘留されて大変な目に遭いました。村木さんは高知市出身。高知大学から中央省庁へ。生れは1955年・・・つまりボクと同級生。小学校が一緒だったかも。さてさて、この歳で長い勾留生活は厳しかったことでしょう。保釈請求もなかなか受理されずに確か半年くらい勾留されていたように記憶しています。

ここからが本題。今回はどうも検察の問題をクローズアップさせました。ボクが思う検察とは「正義」です。国民の正義を代表するものだと思っています。だから強大な公権力の行使をすることが出来るのです。ですが、その態度は「検察の面子が」とか「われわれは特捜だから」とかっていう表現は、おかしいと思いますね。まあ大方はマスコミが書くのでしょうが。

もう20年近くも前でしょうか、「巨悪を眠らせるな」とかという検事総長の言葉に、国民は狂喜したことを覚えています。「ああ、日本には正義を貫く機関がある。」と。なるほど、そのあとなにかで「悪いやつほど、良く眠る。」なんてコピーを見ました。

さて検察のおはなし。いうまでもなく日本は法治国家です。法律によって公権力の行使が保障されています。それなくして権力を使えば暴力だし、犯罪行為です。しかし、その保障している法律が解釈を巡って曖昧なら、どうでしょう?日本語もおかしい?のでは話にならないと思いませんか。旅行業法などは全くこれで、どんなふうにでも解釈できるというものです。そして逮捕権、勾留延長の理由の数々。こちらの方が正義を逸脱しています。法的には保障されていてもです。つまり正義なんて検察の面子の前には、ゆがみもするということです。これが違法にならないのも検察の特権です。

すると、「さて法律とはなんぞ。」と人は考えます。法律がモノゴトの善悪を決めているのではないのではありません。まず自然に物事の道徳的な善悪の判断基準があって、法律がそれに沿って作られているとボクはそう思います。

誤解を恐れずに言うと法律とは「人に迷惑をかけない。」ただそれのみだと思っていたわけです。そしてそもそもの道徳観の違いから国によって全く違う法律となります。

不倫を働いたので顔だけ出して埋められて、みんなから石をぶつけられるなんて刑罰は、日本では考えられないでしょう。でも日本も似たりよったりでもありました。「市中引き回しの上、獄門。」とかって、良く聞きますが、考えると大岡越前とか金さんとか司法手続き的にはいかがかと思います。ここらが指示されるあたりに日本の司法制度が歪んでるようにも思えるんです。

話がそれました。つまりボクが思うのは法律に抵触するか否か、ということと同じかそれ以上に、その行為が公序良俗に反しているか、人の道として正しいか正しくないかという判断をすることです。

例えば「このことは、人の道に外れていない。公序良俗に反していない。むしろ社会に貢献することだ。」と考えていることで「違法だ、刑事罰だ。」と言われたら、それは驚きますし自分の常識を覆された気分になります。闘わなければ男の子じゃない・・・と言うのがボクの心境です。

小沢さんの発言の中で「法律どおりにしているから何が問題ですか?」というのがありますね。実はこうした観点からはおかしいと感じます。道義的にその行為が許されるか否かが法律的に許されるか否かの前になければならないと思います。まあ政治家ですから法律違反してても道義的にダメなら、それは選挙民が判断するということでしょうけど。

法律は、なぜあるのか。何のためにあるのか。そしてそれを行使するということはどういうことなのか?そんなことをしっかり考えていかないといけませんね。

(おまけ)

2010/09/09 (木曜日)

「TDRの試走の写真が素晴らしい。」

このたびの関東甲信の大雨被害のお見舞いを申し上げます。それにしても年々凶暴化する豪雨、みなさまには被害はございませんでしたでしょうか。そしてこの週末には、その周辺にお邪魔します。TDRの試走のパート2です。先に試走を終えたスギチャンから、たくさんの写真をUPしますが、いやはや素晴らしいのなんの。

それにしてもTDRというイベント、良く考えたものだな。と感心する反面、その楽しさをどのように伝え、多くの方にご参加いただいてなんとか将来に繋げて行こうとか、悩むことも少なくありません。

でもまあ今日は、そんな写真を眺めながら「のんびり遊ぶ」ことを計画してみてください。

そして「関東は遠い!」皆さまには、お待たせしました「九州4デイズ・ツーリング」がスタンバイです。少しワイルドな火の国九州で、ワイルドな露天風呂・・・あっ別府には行きませんが・・がウリのルート設定。この試走もまもなくなので、参加される皆さんにはお楽しみに。

(おまけ)

 
2010/09/08 (水曜日)

「さすがは、桐島ローランドさん!!楽しい映像を見てください!」

今年のモンゴルには、そうそう桐島ローランドさんがチームAPIOからジムニーでエントリーしてたのはご存知ですね。参加者だから忙しいのに、たっぷりの写真と映像を残していただいています。そしてYOU TUBEにアップしてるのがこの映像。いやあ、やっぱ面白いです。「FUTUREもプレスしないでもいいんじゃない?」という話題になるくらい。そして、この2人の楽しいこと。ラリーを楽しんじゃっています。

もうすぐチームAPIOの報告会と打ち上げが、東京であります。TDRのルート制作を兼ねて上京します!!

さらに今日の河野社長!!のブログには、55mph・・・ヤマハの広報誌。ああ、こんな良き時代があったんですねえ。のなかでボクの記事。いったい何時のものかというと1988年!!ですから、22年前。ボクは33歳!?TBIはこの次の年にスタートしますからね。それに当時のボクのデスク。本棚が散らかってる!!良くこんな状況で写真撮らしたな?とイマノボクには理解不能。でも本文には「とてつもなくおしゃれなオフィスを構える・・・」[LINK]

そうなんです。この時代はどこのオフィスも同じくらい、手が入っていない。このあとには、他社のオフィスのデザインも良く手がけました。それにしてもデスクにパソコンが無いのが新鮮!!

ところで、パリダカの写真じゃ、ボクタチはセーターを着てる!!「パリダカでセーター着てる奴はいないよなあ。」つまり砂の世界にニットは、合わないのですね。そこがミソ、何の問題もありゃあしません。

クルマの右に立ってるのは松井勉さん。デサントのウエアがカッチョ良かった。ボクのサングラスは、ガリビエールのクライミング用を改造したもの。セーターはDUNLOP製。パンツはマリテ・フランソワ・ジルボーまあBALLってブランドですね。履いてるシューズが不明なのが残念。

ところでオフィスで着ているオレンジ色のポロシャツはシープスエードのもので、実は今も時々着てるもの。ということはあれも20年のときを越えて愛用してるんだなあ。

写真右のジャケットはアルファのMA1じゃなくて正しくは襟があるので、CWU45/Pノーメックス(デュポン社製の)難燃素材はレーシングスーツもこの時代から、この素材に移行し始める。今ではホンモノは入手しにくいマニア垂涎のもの。ちなみに今までのオリーブグリーンからやや薄いセージグリーンに変わって・・・ってボクはいったいなんの説明をしてるんでしょうか?

まあでもフライトジャケットはラリーのパイロットにはもってこいです。狭いコックピットは共通だし、シートベルトに干渉しないサイドのフラップつきのポケット、とか何よりも良く考えられてる。

んで、今でもボロボロになったそれを、うちのデザイナーのイトー君が愛用してくれてる。彼の入社は翌年だから、それでも彼は22年も着てるのか。冬になったら彼が着てきたところの写真を撮ってUPすることをお約束します。

(おまけ)

 
2010/09/07 (火曜日)

「円高、なにが悪い。」

なんて書くと叱られることは必至ですが、どーしてもボクは言いたい。「ホントは、ボクは円高が大好きだー!!」ってね。

それは、こんなところに端を発するのであります。それは、忘れもしない、1995年。ラリーレイドモンゴルの第一回大会。日本は阪神淡路大震災のあと。いったい日本経済はどうなるのか?しかし、そんな社会の混乱はどこ吹く風。円はうなぎ登り!!1ドル80円!!という未曾有の高値をつけてラリー開催の追い風となりました。

ところが好事魔多し、翌年は急落!国内では「円安歓迎!」だとか?ボクタチは悲鳴!!「キャーーッ」だって1ドルが128円。

例えばドル建て決済資金100万ドル(スゴーイ!)を用意するのに95年は8000万円、96年は1億2800万円・・その差額は4800万円!!ボクのこの15年間はまさに為替に翻弄され続けていくのでありました。

一般常識を問うまでも無く、日本は資源のない国。多くの資源は輸入に頼らなければなりません。そうボクは習いましたし、皆さんもそうじゃないですか?となれば円は高くなければならないと思うのです。

2000年代になって、日本の企業の国際化はさらに加速し輸出依存率は確か15%を切りそのうちでドル建て輸出は全輸出量の48%。円建て輸入量は全輸入の70%超。つまり円高効果のほうが高いのではないかと単純に思えるのです。まあもっと真剣に見ないといけないので、今度ヒマな時にしっかり勉強しようと思っています。

でも、さらに続けます。輸入は日本の生命線です。輸出が生命線!というのはミスリードでしょう。

何から何までの原料、つまり石油から発電用の石炭や鋼材まで、全て輸入に頼っています。中国に買い負けしてる今こそ円高を背景に資源投資や、鉱山などを買い取ることも考えられないのでしょうか。

おまけに言えば次世代の産業素材アルミもレアメタルもレアアースもリチウムも全ては(かなり多くを中国から)買ってきてるのです。どうしてこの円高で、輸出産業が困ったことばかりが喧伝されてしまうんですか。

もちろんタイムラグはあるでしょうがガソリン代は100円を切らなければならないし、円高差益は輸出産業にとってもメリットが無いとは言い切れません。そして自動車産業も、こうした事態を避けたり関税差損やガスマイレージを下げるために海外に生産拠点を移してたはず。そしてここのところの政府の補助金は、円高差損規模の数倍はあったでしょう。

テレビでは、クルマの販売会社のおじさんが「今月の売上は昨年対比200%です!」と言ってる。その姿を見ると、背筋に寒いものを感じます。さらに補助金が終わるのでお早めに!というTVCMも、同じく!日本のバランス感覚の欠如を感じさせられます。

補助金貰ってCM・・・また10月以降は、解雇の嵐がやってくるのでしょうか?「一に解雇、二に解雇、三に解雇」と総理大臣が言っているように聞こえるのですが「えっ、あれは一に雇用、二に雇用、三四が無くて五に雇用。」それは間違いです。

話が逸れました。考えるに「円高は、ほんとうに悪いのか」の論議がされていないのに!政府の介入を声高に後押しするような世論はもちろんマスコミのリードによるものです。

それよりも石油などの値下げ圧力をかけるべきです。まあかけなくても良いですが。

内需を見れば円高容認ではなくて、円高推進!こんな論調あるべしです。そして、未曾有の円高を利用した海外戦略を策定するという圧力をマスコミはかけません。先にも書きましたが資源開発やレアアース・レアメタル、リチウムペグマタイトの開発投資や買付に奔走すべきです。中国のように。

先週には岡田外務大臣がモンゴルに行きました。「日本企業の進出を促進する。」と発言したようですが、もう時すでに遅しです。

アングロサクソン系と中国、韓国の資本でもうモンゴルはギュウギュウ。この遅きに失したビジネス感覚はただ事ではありません。しかもレアアースの開発を提言してます。

新しい時代の新しい仕組み。もっと人々が明るく健康的に暮らせる国に。それには円高が一番タノンマスヨ。

大変末尾ながら、たくさんいるボクの自動車関連企業の友人の皆さまには、慎んでお詫び申し上げます。ゴメンナサイ。

(おまけ)

2010/09/06 (月曜日)

「素晴らしい大会でした、2DAYS」

美川スキー場のゲレンデは、背丈ほどもあるススキの原の中を走ります。第1ステージでは夕陽の中、後半のスロープの右手の草原にあった、もみの木や赤松の大木が見事でボクもしばし見とれていました。ゲレンデを難所としては設えずに、雄大な四国山脈を眺めていただけたのかな?と思っています。そして今後もこのスキー場をどのように活用していくかもSSERに課されたテーマともなりました。皆さんも何かアイデアがあればお寄せ下さい。

優勝は森田昌和さん。いつもの通り、安定した走行ぶりであまり早そうに見えない!のですが、タイムを見たら、いつもよりまだ乗れてるくらい。つまり、あまり早そうに見えない人が早い!そういえば、モンゴルでのジョナ・ストリートもそんな感じ。森田さんもモンゴルへ行かないかなあ?そんなお話をスタート前にもしたことを告白しておきます。

今回は過去最少人数となった大会でしたが、その分なんとも充実した感じになりました。それぞれのSSも快適!とにかくこの辺りは涼しくて、それも手伝ってボクは死んだように寝てました。あっ、寝てたらいかんね。

また来年もこのフォーマット+アルファで、元気良く開催します。ぜひお見逃しなく。この模様はFUTURE10月20日号で、RallyMongola2010と2本立てでご報告いたします。

「小沢さん人気!」

うちの事務所では菅さんより、小沢さんのほうが人気があるようです。これはどーも検察との戦いの構図に、ボクを通じて親近感があるからかな?なんて考えてみたりもします。確かに、小沢=悪い、というイメージを形成したのはやはりマスコミの力。

でも小沢さんも「検察審査会なんてシロウト」なんて発言は良くありません。とはいってみたもののほかのNEWSでは、裁判員の制度を「学校でよく勉強して司法試験に合格して、そのまま司法官になった人たちは、社会通念とずれているので、市民感情を大切にするという意味で裁判員制度を・・・」なんて言ってました。ソンナバカナ話があるものでしょうか?

そんな理由で裁判員や検察審査会があるとは思えませんが、合成麻薬を使った俳優の初公判の裁判員の登用の方法など見てたら、「こりゃ、迷惑な話だな。」と思わずにはいられません。

付け加えるならば、社会通念、市民感覚・・・そういうものを司法官が持ち合わせていないという考えは、どこから出てくるのでしょうか?それならば官僚も公務員も学校の先生も、同じようにしなければなりません。もちろん医療の現場にも。市民から無作為の抽選で大臣官房には官僚員制度、医師の医療方針の決定の際には医療員制度、学校の問題解決には学校員制度。もう日本国民のほとんどが、そうした行政参加をしなければいけなくなります。

つまり勉強の出来る人は社会感覚が分からない・・・ということを奇しくもこうした制度が説明しているのですね。

すいませんタイトルの「小沢さんに人気」と随分隔たってしまいましたが。クロウト受けする小沢さんと、メディアリテラシー感覚のない人に受ける菅さん。いずれにしても、実力ではなく選ばれる方法は、イメージであるというところが残念としか言いようがありません。それにしてももっと選択肢はなかったのでしょうか。

(おまけ)

2010/09/02 (木曜日)

「テレビは民主党一色」

おそらく今回の代表選の激突は、民主党のメディア戦略として高い評価が出来ますね。清々と討論し競い合う姿は、まあどちらが選ばれるにしても国民は、「民主党で納得」という参議院選でNOと言われた民主党のイメージを、メディアの露出量で払拭してるかも。菅さんと小沢さんが互いを批判するのも、党内にまるで自由にものが言える風土があるかのようなイメージを生成してしまいます。まあ街頭インタビューで話す国民の言葉も、マスコミが発した言葉そのもの。まるで直接選挙で選ばれるようなイメージさえ生れてます。

そんなことより明日からはSSER2DAYS!涼しい久万高原町で、遊びましょう

(おまけ)

2010/09/01 (水曜日)

「露天風呂を作ろうかな。」

2010年もいよいよ9月。

秋ともなれば、裏の森の風情もひときわだ。
事務所のデッキに2階を作って、1Fよりも広いデッキが作れるかも・・・
なんて考えながら、図面を書く前のスケッチをしている。
2Fのデッキへのアプローチは、まるでツリーハウスへの階段のような、トム・ソーヤみたいなやつ。でもどこか侘びもなきゃいかん。
というのもそこには、茶室と露天風呂を作る予定。
そんな話を赤松(カメラマン)と撮影の残り(と思われる)良く冷えたシャンパンを飲んで話した。

「それはいかん、茶室が脱衣場になってしまう。」
なるほど、それはいかん。とまた構想を書き直す事に。
それにしても利休の造った茶室や、遠州の作った庭などを訪ねてみた(Webでだけど・・)
いや、日本人に生れてきて良かったと思う。特に「秋」はね。

さて、ボクの露天風呂計画はどうなるのかオタノシミニ。
それにしても、2Fのデッキなら鎮守の森の樫の木の(のが多い!)枝も手が届くことだろうね。涼しくなったらまた薪を集めなきゃいかんて。

さて、7月に勃発した騒動も、いよいよこれからが佳境。人権なんて、言うだけ。司法もマスコミも、やっつけ仕事。まあ悪意などはないのだけが救い。適当に片付けてって、やってるだけど心がない。これはこの歳になるまで気がつかなかったボクの青さ。人はどんなことにも、仕事となれば真剣にやるものだ、と考えてた。

そんなボクもささやかな抵抗だけど、人権には「抵抗権」というものが定められている。「自然法」という概念もある。毎日毎日法律の勉強をしてると、これが実に面白い「司法試験でも受けようか」なんてことは考えては無いけど。

まあこれからの人生、人は自分の信念で、正しいと思ったことをするのが良かろうと思う。

しかしまあ、孔子にしても

子の曰く、吾れ
十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天命を知る。
六十にして耳順がう。
七十にして心の欲する所に従って、矩を踰えず。

つまり70歳までは、自分の思うことをやると時々は矩を越えてしまうということ。「矩を踰える」とは、まあ「人の道をはずすことがない」と訳すべきか。ボクは五十にして天命を知ったつもりでいたのだけど。

きょうの一枚

今日もAPIO[LINK]から拝借!TDRの秋バージョンは、なにかこうまたぞろ、「知らなかった日本」に会える様な気がして、とても期待は大きいです。ホテル泊も選べるので、キャンプ苦手!!な皆さんにも喜んでいただけるはず。ホテルは予約はしますけど精算は各自でチェックアウト時にね。

(おまけ)