Organisation Voice 2004/11

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2004/11/30 (火曜日) 

12月。やっぱり気になるパリダカ。チームスガワラは早々にフランス入り、ルマンにあるガレージで2台のレーシングカミオンとアシスタンスの6×6の仕上げに余念がないことでしょう。御大菅原義正さんは、僕の記憶が正しければ23回目のパリダカ!2号車のハンドルを握りドライバーとしてデビューする次男・照仁も実はすでに7回目のパリダカ!ベテランの域です。もちろんモンゴルではカミオンバレイのドライバーやら自作バギーでの挑戦やらと、経験も豊富!!菅原さんはナビをどうしたのかな?と思っていたら、羽村君を起用。彼とはパリ・北京の懐かしい思い出がこみ上げてきます。2台で同じチームのように走った中国ステージ!SSをフィニッシュすると無線を通じて流れてくる「都はるみ」シルクロードの奥地で闘ったあの日が、今の僕を支えているのかもしれません。「一度この砂漠に足を踏み入れた者は、必ずこの地に帰ってくる」ラリーがそれを体現しているのかもしれません!!がんばれスガワラテルヒト!

とまれパリダカは、僕が初出場した1988年の603台の最高出場台数記録を塗り替える695台!!いったいどうやって運営するのだ!?仮に1分間隔で1台ずつスタートすれば695分!約12時間!1000人の競技者が砂漠の上に展開しているわけです。同じオーガナイザーとしては半分羨ましくも、実のところは畏敬の念に堪えません。ああ、されどパリ・ダカール!僕の夢は自分で言うのは口幅ったいのですが、アジアのパリ・ダカールを創出すること。道のりは遥かで、陽炎にゆれています。

きょうの一枚
こんな時代もありました。RRM最終日の一斉スタート!参加者が並び始めるとモンゴル人スタッフの車両や、果てはカミオンバレイも並んで、なななんとヘリまでも並んで横一線のスタート!!


2004/11/29 (月曜日) 

気がつけばもう12月がそこまで来ているではないですか。
TBIの問い合わせもたくさん。来年から取り組む騒音規制(日本国内のね)の打ち合わせ、そんでもってやっとパートナーや詳細が決定したがゆえに作成を始めたBEIJING-ULANBAATAR 2005の開催企画書!と終日パソコンの前に座って肩を凝らせています。来来週は東京で説明&プレゼンテーション週間と決めています。そんな時間に「東京で会おう!」と約束したたくさんの方!ご連絡ください。・・・誠にごめんなさい。いつも勝手で・・・・東京出張時利用懇談会をぜひ開きたいと思っています。

さて、そんな悩み多き僕にとっての今日のグッドニュースは、日中韓の首脳会談!!3カ国の間で貿易・投資や環境保護、安全保障など14分野にわたる「日中韓3国間協力に関する行動戦略」を採択したという朗報です。日韓両国が求めていた貿易と投資のルール改善に、これまで慎重だった中国が同意したことで、3国間の経済協力が加速する可能性が強まりました。これまで中国進出の日本企業は、そのインターナショナルスタンダードとは程遠いルールのおかげで死屍累々なのですが、昨今の日本企業の警戒感漂う戦略の変化や撤退ムードに呼応して、さすがにこれまでのやリ方では限界がある、と考えたかの地が共通のルール作りに参加してきそうな感じなのです。

中国人の平均所得は急増しています。「2005年、海外旅行に出かける中国人は1億人といわれています!!」「ギョエーッ!イチオクニン?」「そうです中国の富裕層は1億人を突破しています。」「ギォエーッ!」しかしこうして考えると、中国で安価にして良質の労働力を確保して、その差額で利益を出していた中国進出企業は「痛い!」はず。そろそろ戦略の転換を求められて当然のはず。

僕はというと、そんな中国に魅力を感じていて、あの「パリ・北京」の日から恋恋としていたのですが、それが言葉にするといつも裏目に出て「中国の人口爆発と遅れてきたモータリゼーションが地球の問題だ」などと言い続けてきたわけです。そこで今回のラリーはエコチャレンジ部門。間もなく間もなくと言っていますので本当に間もなく!!発表なのですが・・・・・・コストが・・・・問題で・・・・・時間がかかっています!!!さあ、元気に師走を迎えましょう!!!

きょうの一枚
これフフホトの路地で、こんなおでん屋?がたくさんあって、ラリーで泊まるホテルのすぐ近く!ってフフホトのホテルはまだ決まってないっちゅうのに。で応援ツアーの皆さんはラリーが到着するまでの時間をもてあましたら、きっとここに来て食べるんだ・・・・。


2004/11/26 (金曜日) 

このところ小春日和な毎日が続いていますが、今日なんてまさに春そのもの。温かい風が吹いて山々には霞がたなびいて・・・なんか3月って感じです。春といえばGW!!のTBIが復活する!!というニュースに、大変な?反響をいただいています。TDNの開催はしばらく休止です。それはやはり北海道ステージの準備がこの時期に困難なこともありますが、BEIJINGの交渉などに忙殺されているがゆえです。

TBIは2001年でひとまず幕を下ろしましたが、そのあとのTDNに、脈々とジャパニーズレイドの精神は受け継がれて来ていたわけです。特に今年の長崎発・東京プリンスゴールの旅は圧巻でしたし、昨年のSW-NEも素晴らしい内容だったと思っています。ところで最近はニュージェネレーションの台頭に、こうした世界のクロスカントリーラリーに通じる道は、やはり整備してなきゃあならん、とBEIJING-ULANBAATARとTBIをある意味セットで立ち上げることとなったのです。運営は相当大変であることは火を見るより明らかですが、たゆまぬ努力、情熱、そして行動力を皆さんとともに発揮して、素晴らしい日々にしていきたいと願っております。TBIとBEIJING-ULANBAATAR!どうぞお楽しみに!!

きょうの一枚
中国にて。黄土高原を越えると大青山(セイザン)山脈(人生いたるところ青山ありの・・・・?)これを越えると草原が姿を現します。そこはゲルとは呼ばずにパオと呼ばれるテント。フフーン、何かモンゴルのそれとは異なります・・・この草の連なりの向こう、北の方角にゴビが広がりさらに北に行くとモンゴルの大草原。何かゴビはいつも南のほうにある!とイメージしていた我々には意外な感じがしますが、地球の大きさにも感激です。


2004/11/25 (木曜日) 

そうそう、右京さんのマナスル登頂はどうなったかの続報。
11月9日から前進キャンプで登頂の機会を狙っていたものの13日に断念。これでポストモンスーンシーズンも終わり、これからヒマラヤ山系にはジェット気流が降りてきてすさまじく荒れ狂う日々になります。それにつけても、まったく良くがんばっていると思います。挑戦するということこそが人類に許された最大の喜びであるのです。危険だとか、さまざまに抑止圧力はありますが、それを超えて進む力が人類をここまで成長させたのではないかと思います。
右京さんに「BEIJING-ULANBAATARに来ませんか!」と声をかけてみましょう!!パリダカでは、どうも山のように引き返す勇気が見られずに、砂丘での大ジャンプを繰り返している彼ですが、カミカゼーウキョー!といわれていたのは過去のこと、静かで優しくて少年の眼と心を持った!でも41歳!!パリダカも応援しましょう!!

きょうの一枚
2001年TBIのビバーク。いよいよ6デイズで復活。今日からプレエントリー受付開始しました。ジャパニーズ・レイドの源流、ここにありです。今回はビッグマシンも充分その醍醐味が味わえることでしょう。四国!良いですよ。


2004/11/24 (水曜日) 

底抜けの青空が広がっています。そういえば、中国もいい天気でした。でも夜明け頃から午前8時くらいまでは霧が出ていました。まだ明け切らないうちに北京を出発した我々は、一路北上。すると間もなく、ほんとに目の前にというかすぐ横に万里の長城が姿を現します。かなり感激です。張家口という葡萄の産地で当然ワインの名産地でありますが、近年まで外国人はおろか中国人までこの町に出入りすることが規制されていたところであります・・・この町から西向きの道をたどると、道の両側は黄土高原。グランドキャニオンを彷彿とさせる荒涼たる風景が広がり始めますが、そこここに人々の暮らしが息づいている様子も伺えます。黄土に覆われた大地の中に消え行きそうなまでの人々の暮らしぶりに、強い感傷を覚えながらこの広大な大地で始まった植林がうまく進んで、日本に飛来する黄砂の量が減ることを期待したいものです。えっ、そんなことより地球温暖化の抑制?!そのとおりです。

さてBEIJING-ULANBAATAR 2005
ウランバートルの正式な英語表記はULAANBAATARで「ULANBAATAR」という表記は、正確なものではないのですが、今回の大会タイトルにはこのように表現しました。モンゴル航空などをはじめモンゴル国内でも「ULANBAATAR」という表記が増えつつあります。簡略化なのでしょうか。
今回のラリーのコンセプトは「サスティナビリティ」もうひとつの見えないテーマは「ゴミゼロエミッション」環境問題を考え、取り組み、出来るところから実行していく!!そういうスタイルを貫きたいと思います。どうか参加ご予定の方は今から取り組んでください。

きょうの一枚
リエゾン行程中、車の窓からパチリ!!BEIJING-ULANBAATAR 2005!中国国内を自分のクルマを自分で運転して旅をするというのは、実は夢のような話なのです。


2004/11/22 (月曜日) 

北京から帰るや、東京出張す。1週間で国内外7本のエアラインに乗りました。疲れますが・・・充実しています。今日は丸の内でお仕事!!東京も素晴らしい快晴!なんかこう北京から比べると東京はしっとりして見えるから不思議です。東京全日空ホテルでBSの新ブランドの発表会にも出かけました。「団塊の世代ジュニア」と呼ばれる層をターゲットにしたマーケティングのお話がとても参考になりました、が・・・・。

それにつけても思うのは、昨日までの中国紀行!広大な黄土高原に伸びる道を走るのはとても素晴らしい気分です。また河北省から山西省へとルートを延ばすと中国の歴史を深く感じることが出来ます。中国人が言うには「中国の10年を知りたければ杭州を見よ。100年を知りたければ上海を見よ。1000年を知りたければ北京を見よ。そして3000年を知りたければ・・・・」へへへっ。
BEIJIN-ULANBAATARを見よ!なんちゃって・・というくらいです。

その中国名が決まりました。
「北京-烏蘭巴托2005國際越野賽」といいます。

きょうの一枚
フフホトの町です。この町は中央アジアのそれに良く似ていて、イスラム寺院があったりラマ教の寺院があったりまさに混沌とした世界があります。僕はというと、この町の裏路地を歩くと頭の中で「異邦人」のメロディが突然流れました。この町へは応援ツアーもやって来られるように準備しています。まさに中央アジア、シルクロード・ステップ路の中継地・・・・。


2004/11/20 (土曜日) 

きょうのOVを、僕は涙なしにはかけません!!というのは、今回の北京出張!実は、この機会に一部でもと、中国ステージの試走に出かけました。目指すはフフホト!フフホトといえば内蒙古自治区の首都、そこは人口190万人の草原の町?まで15時間かかってたどり着きました。途中の風景に、不覚ながらまったくパリダカのヨーロッパステージを走っている錯角に陥ったことを告白しておきます。万里の長城なんて、すごい。で、何が涙かというと、12年前パリ北京のときの最後のエタップ、銀川という回族自治区からフフホトへのステージ、クラス優勝を手中に走った最後のSS、それはスリッピーな山岳ワインディング。内蒙古のスタッフが「ここは古い道で行きませんか?」とつたない日本語でいう。「そうだね」と、分岐にはいったその道こそは、涙で前が見えなくなりながら走った12年前のあの最後のSS!!ひとつずつのコーナーまで覚えているというリアリズム。ルートは舗装されていましたが、道端の古い民家のたたずまいや、女の子たちが旗を振って見送ってくれたSSのスタート地点もはっきりわかりました。

人知れず感動に打ち震えながら、ルネ・メッジや三菱商事のパリ北京を作った男たちのことを思いました。あれから12年、当時の彼らの開催までの苦労を思うと、なおさらながら胸にこみ上げてくるものを感じました。このHPを彼らが見ることはないでしょうが、僕は彼らに心からの尊敬と感謝を申し上げたい。そしてささやかながら彼らの意思を継ぐものが、ここにいることを伝えたいとそう思います。

きょうの一枚
これは北京!といってもちょっと郊外。中国民族博物公園?みたいなのがあって思わず入場しちゃって中国50いくつかの民族の住居があるんです。でまあ、パチリ。なかなか良かったですね。それで、プロローグランはホテルから北に20kmのところで用意されます。北京で出発セレモニーがあって・・・。


2004/11/18 (木曜日) 

北京便り

昨日から北京に来ています。驚くほどのいい天気!!暖かな午後の日差しの中を精力的に動き回っています。3カ国会談!?順調です。たった一日で充実した成果が報告できます。そのホンの一部を紹介しましょうか?なんと言っても僕が中国茶にはまってしまったこと・・・・ごめん。本題です。右ハンドルの車も走れることになりました!!そしてスタートの位置や車検会場ももちろん決定!プロローグランも北京市内のクローズドコースで、大観衆の中で開催されます。すごいでしょ!中国側の機関も正式に決定。彼らから渡された本には、なんと2004パリダカールのHINOのカミオンの写真が・・・このドライバーも来るのか?という彼らの質問に「もちろん!」とこたえると「おー!それはすごい!」と、世界的に有名ということはこういうことです。ありがとうございます菅原さん。

とにかく久しぶりに訪れた北京は、まるでヨーロッパの大都市と同じ雰囲気!北京市はなんと人口1300万人!四国くらいの面積があります。

もうひとつは併催を計画しているBEIJING ULANBAATAR INTERNATIONAL ECO CHALLENGE 2005!も開催合意。ほぼ同じコースですが砂丘などは迂回して走ります。SSは1日150km以内、全行程で消費燃料の量の少なさを競い、SSに定められた基準タイムの遅れが減点項目に定められます。サポートカーやいわゆるレイドクラスのような部門の方もこちらに参加していただきます。かなり困難なステージもありますが、おおむね楽しい冒険の旅を演出します。まもなく発表、こちらもご期待ください。

きょうの一枚
中国も盛り上がってきています!!中国人参加者も相当数に上りそうです。かなりやりそうです。いよいよ本格的なインターナショナルイベントへ進みます。


2004/11/15 (月曜日) 

なんと天気を味方につけるとはこういうことなのでしょうか。というのはさきのガストンライエクラシック、ラリークロス大会のこと。1日目の土曜日は快晴!急に進み始めた紅葉が、山々に美しい錦を織り成していました。紅葉と青空、このカラーコーディネイトにいつもながら感激でした。その夜は、何を間違ったのか人数分の倍はあろうかという、ハンバーグ。同じく揚げたての巨大コロッケ!!僕は炭火でハーブに漬け込んだポークを焼く係り。隣のグリルでは鳥のハーブ付けを焼いていて、合計300人分くらいの晩御飯!!1日目は林道の2SSと、クローズドの2SSの合計4SS!!その成績なんかそっちのけで、満天の星空の下「夜が暇なSSERって・・・」と感慨にふけりつつも、肉のお替りも出来ず大量の食料をもてあます参加者に、しみじみと「平均年齢が上がると飯の量も減るねえ・・・」とオフィシャルたちは相変わらず大量消費の極悪燃費!!翌日は朝からいつ降り出してもおかしくない曇り空でしたが、RALLY-CROSSは大盛況!!終わってみれば前田啓介(広島)の初優勝!!2位には下元敏弘(高知)フィニッシュ手前の登りのちょこっとトライアルセクションが見事でした。前田啓介!緊張の表彰式ももちろん屋外!!のキャンプ場!!設営されたテントやらPAに発電機!テーブルにレストラン用品!!ちょうどラリーレイドモンゴルのビバーク!!みたいな雰囲気!!で午後5時頃撤収作業が終わってクルマに乗ったとたんに降り出したのは「雨」とてもありがたいと感じたものでした。明日からは北京から内モンゴル・・・疲れた体に鞭打って出張してきます。せめてお天気が良いといいのですけど・・・・・・。

きょうの一枚
ラリークロスで優勝したのは、下元敏弘(高知)31歳 GASGAS250!!速い速い!!2DAYSでもその実力は光っていました。もう一人の平元圭太は、18歳!!で初出場にして総合4位!!ラリークロス3位!!ニューウエーブ!!の登場で広島あたりのKTM販売店がどうやら熱そうです!!写真は下元選手!!2元対決は近いかも・・・そういえば元ってMOTOで世界でも通用するかもです!!


2004/11/11 (木曜日) 

数日前の新聞によると、大気中の地球温暖化効果ガスのうちのCO2は、急激に増加しているというレポート。京都議定書も1997年京都会議より7年の歳月の後、ついに55ヶ国目の批准を持って来春には発効!までやってきました。日本は1990年の6%削減が目標ですから、長くて厳しい道のりになるでしょう。というのも2003年には1990年の確か7.6%増だったと記憶しています。どうやって正確に測るのかは、いろいろ考えさせられますが、排出枠の売買が行われるなどというのも不思議な感覚。運輸部門はいっそうの省燃費化、生活の場にも燃料電池が急速に普及することでしょう。また原発推進派は、えらく鼻息が荒くなることでしょう。次世代エネルギーの確立まで、普段の足は「自転車かバイク!」なんてのが普通になって、スーパーカブの売れ行きは「史上最高!」なんてことにはならないかしら?

さて「エンデューロライセンス」についてのお話が、某サイトや某々サイトに紹介されています。でMFJにも電話をかけて聞いてみることにしました。確かに、エンデューロに関する議論は難しく、組織化するのはさらに難しいことのようにも見えます。さらに、エンデューロを組織的に捉えるなら、そこから分岐しているクロスカントリーラリーも定義付けなければ、説明不能なものになってしまいかねません。「やれば出来る」は魔法の合言葉!といったのは小泉さん。やらなければいつまでたってもの郵政民営化とエンデューロのライセンス化を同列で話すのもどうかと思うのですが、なんとなく似てもいるようです。ただしMFJとて官ではありません。法律的に縛ろうといっているわけでもないのです。ひとつの組織的な競技のカテゴリーを構築する潮目だと読んでいるのですから、「ダメダダメダ」の抵抗勢力なる必要もないのです。しかし、しかしですよ、十分な議論は必要ですね。なんか政治用語ばっか?!

きょうの一枚
今日も引き続きラリークロスの写真をチョイス!!なんかこう、あっけらかーんとした青空に向かってスタートしていく感じがいいやね。


2004/11/10 (水曜日) 

 

 

この週末はガストン・ライエ・クラシックRALLY-CROSSです。なんとイベントラッシュなことでしょうか。やっぱガストンの来日はかなり難しそうで、どうか無理をせずに静養に励んでほしいものです。それでもガストンと良く過ごしたこの季節の5年間は、とても面白く充実していました。
そのRALLY-CROSS!今回はダートのSSが2本、タイムアタック1本、いずれも土曜日です。そしてラリークロスは1回戦と2回戦および3回戦!のみ、3回戦に勝ったものは決勝ファイナルクロスへ、3回戦はワイルドカードの2回戦とWワイルドカードも兼ねますから全員にセミファイナルクロス進出をかけたチャンスが与えられるという事です。
セミファイナルは3戦、といった按配です。明日からくい打ちが始まります。今年はどれだけの杭を消耗したのでしょうか?

さて昨日80G/S-CLUB JAPANの設立のご案内に多数!?のご連絡をありがとうございます。必ずやりますからね。しばしお待ちください。そして列島縦断たすきリレー式ツールド日本By 80G/Sってのをやります。北海道の二人が宗谷岬を出発して下北半島で東北の二人にたすきを渡してって鹿児島までたすきリレー!!常に二人以上のメンバーが走る!というのはいかがでしょうか。または、誰か一人が全行程を走るのですが、必ず誰かと2台以上のG/Sが同行していくスタイル!!将来は、ユーラシア縦断By 80G/S!!昨日カナダ人の女の子を、無口でシャイなお疲れ様です仙波君が連れてきました。彼女は5月に日本を出発して天津に上陸シルクロードを走り、カラコルム峠を超えて結構危ない地帯を抜けてトルコ、ハンガリーなどを抜けてドイツまで行く計画を立てていました。バイクはF650GSだそうで、中国の許可関係を教えて!!とタイムリーにやってきてたわけです。これから中国がもう少し自由に走れるようになれば、まさに最高のツーリングエリアになること請け合いです。BEIJING-ULANBAATARが、その火付け役になれば幸いです。パリダカなどへ行くときのFIMライセンスも日本内で取得できるようにしたのも10年前のRRMの功績だい!と一人胸を張っているのでした。広い中国、その風景の素晴らしさはいまさら言うまでもないですか。

 

きょうの一枚
今日の一枚は、春のラリークロス、秋はどんな感じになりますかねえ。クローズド以外にもSSがありますよ。あの白熱したズキズキするような戦いもいいですねえ。


2004/11/09 (火曜日) 

好天が続きます。秋空は女心と・・・と謳われますが、まあそうばかりではないようで、ゆっくりと深まり行く秋の気配に、いつもの年とは違う充実感のようなものが漲ってきているような気がしてなりません。とてもなまった体には2日間のR1200GSのライディングで少しだけ緊張感が心地よいことも告白しておきます。「やっぱバイクに乗らなきゃあな」と思うことしきり。
でR80G/Sに乗ってみたら、やっぱり「これが一番!」でもって僕はこの場をお借りして

「80G/S-CLUB JAPAN 」「おお!」を設立することにしました。入会希望者はこちらから

設立総会は2004年12月の予定!でもって設立記念ツーリングなんかもします。もちろん僕のことですから、バッチやらワッペンやら作りまくります。ちゃんと運営します。会長はI毛さんにやってもらう。キッパリ!BASICの参加は・・・どうしようかな?準会員ということにしましょうか。まずい?

きょうの一枚
3台のオレンジ色のマシンが、日本の風景の中に溶け込んでいます。GRMの写真集からさらにもう一枚は、GRMを走るR80G/Sの勇士「おお美しい」


2004/11/08 (月曜日) 

この週末は、最高のお天気に恵まれて、この一年の憂さを晴らすかのような2日間を過ごしてきました。というのはガストン・ライエ・ミーティング!!主役のガストンは不在でしたけれども、まったく盛り上がりは変わらず、大変ありがたいことです。このイベントの報告はガストンに速やかにお届けしておきました。

ルートは奥琵琶湖、若狭、箕面、京都でしたが、どこもすばらしくて感激しました。メタセコイヤの並木道なんて「ここは日本?」みたいなところがあるんですねえ。また夜のパーティには、それだけのために東京−大阪を往復したフラットの市川さん(19時頃着いて、パーティが終わった22時半には新大阪へ)たら、スパ太郎さんのタレントぶりを完全に食ってしまって、ストレス解消して帰った?ようにも見受けられましたが、大変ありがとうございました。夜のオークションもとても盛り上がり、なんとチタンの板が大人気「チタンオタク」という新語も出来ちゃいました。僕もたくさん落札してしまいました。

こうして6回目のこのミーティングを終わってみて、参加者の皆さんには年に1度しか顔を合わさない方も多いのですが、本当に親睦も深まり、いい大人のお付き合いが出来るなあ!と感じております。この先もずっと年に一度の、秋の楽しいイベントとして開催を重ねていきたいと思います。大勢の皆さんにお手伝いをいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。


2004/11/05 (金曜日) 

大変残念なお知らせをしなくてはならなくなりました。ガストン・ライエ氏は少し体調不良で来日が遅れるという連絡がありました。今回のミーティングの参加の皆様にはその旨すでにご連絡して参加のキャンセルを受け付けたところ、「無理して参加しようとしていたので、それなら残念ですが(中略)くれぐれも皆様によろしく、ガストンさんの1日も早いご快復を」というメッセージ付のキャンセルのメールが実にほんの数名。しかし、その中には「キャンセルしたんですがやっぱり参加します。」といううれしい連絡も早朝にいただき、感激しています。

一度でもガストンと話をしたことがある人なら、彼の実に愉快でフレンドリーで、温かい人柄に感激して、すっかり虜になってしまうはず。そうやって年に一度のこのミーティングを大切に、6年間続けてきたわけです。(今年はGWにTDNにもやってきました。)彼の闘病生活の張りは、日本に行くことなのだそうです。若きモトクロスライダーだった日本生活の2年あまりの日々が、一生の財産なのだ、というガストン。このイベントの後に来日したら、ガストンの体調の許す限り、多くの方またショップ単位でご参加いただいたお店などに、お邪魔できるようにしたいと思っております。今回のミーティングに彼の姿はありませんが、そうであってもそうでなかってもこのミーティングは続けて生きたいと念じております。さあ、すばらしい秋晴れの中ぼくたちもそろそろ出発することにします。命の洗濯ですね、まったく。

それと、「お世話になります・・じゃなかった、お疲れ様です仙波です。」でおなじみの仙波君のサイトの日記に、「・・・・今週末も京都へ行きます。(中略)今日もメールであったことのない人から「週末京都でお会いできることを楽しみにしています。」とメールを頂きました。
大人の会話ですよね?見知らぬ者がある一つのイベントを通じてその場所で会う、そしてまた思い出を作るなんかカッコいいんだよね〜こういうシュツエーションって・・・・・」シュツエーションよかシチュエーションのほうがカッコいいと思うんんだけど・・・・・とまれ今回のミーティングの重大な隠し玉は「ナマお疲れ様です、仙波です。」でございます。ああ、仙波君、頼むよ・・・

きょうの一枚
今日は京都御苑です。お土産はみたらし団子ってば。


2004/11/04 (木曜日) 

異常気象はさまざまなところに影響が出ていて、最大の関心ごとのひとつ「京都の紅葉」は2週間くらい遅れるとかで、11月だというのに、紅葉は早いかもしれないというショッキングなニュース!!京都周辺の林道の崩壊は、かなりひどく先々週よりもこの祭日はさらに崩落が進んでいたという報告を受けて!なんとGRMのルートは、金曜日って土曜日が本番なのに、作り直して夜の間に印刷しなおして土曜日の朝に配布!!という綱渡りな状態。それにしても台風の被害と一部には地震の被害の規模の大きさが伺われます。

話は変わりますが、裏の「しみず」でいっぱいやりながらのお話。中年の親父「昔の自動車の時計って、すぐに狂ってて、車に乗るたびに腕時計見て時間合わせたんだよ」
若者といっても30歳「えーうそでしょう」
中年「今じゃ携帯にパソコン、いろんなものに時間表示がついてて、どれが正確なんかわからん」
若者「そーすね」
中年「わしは車に乗ってクルマの時計で腕時計合わせとる」
店の大将「時代も変わるもんじゃなあ」

時間という概念・・・菅原さんの定説?によると「我々が住んでる地球の動きを皆が知るべき、自転は赤道面で時速1300km/h、公転は時速22万km/hなのです。」
地球上で一番速度が速く移動できるものは、地球だったんですねえ。月までは38万キロ?でしたから地球の速さで行けば2時間かからないんですねこれが。それにしても地球の公転周長は長いんですねえ。

きょうの一枚
上賀茂神社です。週末は間違いなく秋晴れの快晴!!どうだ。


2004/11/02 (火曜日) 

ガストン・ライエ・ミーティングが迫ってまいりました。ルートに選ばれた近江や若狭の山々は、先の台風23号と中越地震の影響で、多くの林道が寸断されてしまいました。ガックリ。現在のところスタッフが現場を確認し、レポートしてくれています。部分的には迂回路やルート変更などが必要になっておりますのでコマ地図の書き直し中です。そのコマ地図のページ数はそんなに多くなく10ページあまりですので、必ずマップホルダーが必要というわけでもありません。たとえばタンクバッグの透明の地図ケースの部分、またはハンドルブリッジにビニール袋などで防水だけ考えた自作のものでも十分だと思います。
いずれにしても、今年はこのように夏のTBI 2DAYS当日の台風と大雨といい、SSER 2DAYSでは直前の台風による林道被害による大幅なルートの変更などもあり、大変なイベントの日々です。20年間で初めての経験ばかりです。どうか災害の少ない美しく住みやすい日本であってほしいと願うばかりです。1日目は指示速度のラリー形式、2日目は京都観光ですけん。

さて、気になっていた野球の新規参入は「楽天」に決定!!なんか気に食わないですねえ!「企業の内容をいろいろな角度から検討しましたが、やっぱ先に手を上げたライブドアにします!」とか言ったほうがかっこ良かったと思う。企業の将来性なんてのは、これはわからないですもの!!西武やダイエーの問題はどうなるんでしょう。

きょうの一枚
東寺です。GRM2日目に行く予定になっています。っていうか京都の名所旧跡は次々見て回ろう!!という計画だ。紅葉はどれほど進んでいるかいな?