Organisation Voice 2014/01

 

 

2014/01/29 (水曜日)

「お誕生日のメッセージをたくさんいただきました。」

ひょっとしてこれはSNSのたまものでしょうね。
最近疎んじかけていたFBも、こうしてあたたかい心温まるメッセージを、中には思いがけない方からも頂き感激でした。海外からもたくさん。
感激の1月28日でした。

さて、ボクの事です。
SSERの事務所を少し離れた市内のど真ん中にサテライトオフィスを設けて、まもなく2年が経とうとしています。

誠にありがたいことにここには、ありとあらゆる仕事が訪れて来ています。まさに「訪れてくる」という感じです。ほんとうに、さまざまなコトがここには溢れています。

お役にたてることもあれば、全力で取り組みます。全力で取り組むので、やはり疲れます。疲れ方も心地よいモノであれば、やりがいもあろうというものです。

求められる新しい創造的思考は、やはりSSERの30年間で培われたのかなあ?と思いつつ半生を振り返ります。

なぜか?というとですね。
ここではそれらの経験を「DESIGN THINKING」と看板にまで掲げています。
デザインを考えているのではなくてさまざまな発想をデザインの視点で行っているという事です。

いまの人々の心情は、マーケティング的な話ではなくても「何かが欲しい」から「なにが経験できるのか」に変化しています。プロダクツは、それによっていかに新しいエキスペリエンスを生み出せるかにかかっていると言えます。さまざまにコモディティ化し、競争力のなくなった者たち。ジョブスは「腐った魚たちをまだ売るのかね」とまで言いましたよね。デザインの話ではなくて、新しいエキスペリエンスを生む者を新しい価値の創造=マーケットの創造と言い切っていたわけです。

いわゆる単なるモノ志向のある終焉ともいえます。

ここまで書きましたが、ここから先はややこしくなるのでいずれかの機会に記します。
で、TDRから始まる数々のエキスペリエンス。

よろしくです。

きょうの一枚

お誕生日のメッセージ、ガストンの娘さんからも頂きました、もうすぐ命日、そして9年の年月がまさにあっという間でした。


2014/01/17 (金曜日)

「普通じゃないことを、やる。」

ボクのテーマ「上質な時間」「丁寧な暮らし」
そんなことから
数年前SSERの事務所にツリーハウスのような茶室を作った。
久万高原の林業家の手許で数十年もストックされていた地松や樅や、
足りないところは杉の足場板とかを使った。
「上質」か否かは、自らが問えば良いだけの話だ。
時間と光を計算して、丸く刳られた窓から差し込む光が
床の間の一輪挿しを照らす時間を計算した。

ほとんど太陽がある時間は森の木々の隙間から一条の光の筋が差す。
我ながら完璧だ。

つまりラリーもこのように作りたいと切に思っている。
時間も予算も限られている。
それならば「心」だ。
イベントの最中は何かと上手く時間が進まないことが多い。
焦ったり、怒ったりするのだが、それはすべて事前の「心」が不足しているのだ。
30周年の今はそれを修養しようと思う。

30年、なにも成長はしなかったとしてもライフワークとしてラリーを続けるという心は
存在し続け、常に上質な「心」を目指していた。
それはそう思う。

さて、春一番のイベントTDRは2日間のラリー形式になった。桜を天竜川沿いに眺めて、
日本人に生まれた喜びを全身で味わいたいと思う。
江戸末期の幕臣たちが拓いた茶畑の上から大河を眺めて、
それに浄化されたような空気の中を行く。

人生とは、このように幸せなものだと思う。

上質であるとはそういう事だと思う。
磐田で、お目にかかりましょうね。

TDR2days 受付はじまりました。>>>

 
2014/01/07 (火曜日)

「深草、無念のリタイア」

ETAP2、この日MOTO部門は25台のリタイアが確認された。
残念なことに一人のモンゴル人ライダーと、深草もその中にいた。
深草は、転倒の際に腰を強打し立ち上がれない。骨折等は無い模様で、
いわゆる全身打撲状態だろうか?本人は元気だそうだ。
電話をしてみたが、時計を気にせずにかけたものだから、
深夜の3時だったのでまたにしようと思って切った。

この手の競技は、いつも不思議だ。どんなに注意していても普段に経験したことの無いようなことを経験する。壊したことの無いような部品を欠損し、したことのないような転倒をする。
慎重な彼の事だから、無理はしなかったんだろうと思うが、周りを見たらみんな自分よりすごいやつばかりに見えて、自分を見失うことが多い。
リザルトを見れば必死で紡ぎだした自分の時間をはるかに上回るタイムで、まるで陽炎のかなたのような位置にトップクラスが存在する。

そんなのは意識することは無い。と、自分にそう言い聞かせるのは残念ながら強く意識して入り証拠だ。
あれだけ頑張って走ったのに、半分もの時間つまり2倍のアベレージで走るやつらがいることに驚き戸惑い自身を見失う原因を抱え込んでしまう。

でもあえて深草に言う。この結果は長年かけてはぐくんできた夢が潰えた瞬間ではないのだ。新聞には「夢を背負って走る」という「???」なことが書かれていたけど、実は夢が現実になった瞬間なのだ。

夢、という曖昧で模糊とした言葉でダカールは語れない。
最近よくサッカー選手が「良く準備をして臨む」というような発言をするけど、その語源はダカールじゃないかと思うほどに執念深い準備が99%、夢だとか運だとかは1%にも満たない。

1988年、石原孝仁がリタイアしたテネレで、翌日は菅原さんのリタイアをテネレで見た。
石原は「直せないのか」と聞くボクにボンネットの上から、「無理だ。」一言そう言った。
菅原さんも、ボンネットの上にいた。
「どーしましたか?」と聞くボクに
「早く行きなさい。」と。

悔しさは男を磨くなあ。あとになってそう感じた。

ダンディズムは、悔しさと失ってきた栄光への道のりの途上の挫折の数で決まるのだ。本当にそう思う。


2014/01/06 (月曜日)

「さあ、やるかね。SSER Cafe」

今年は新春そうそうから好天に恵まれています。なにかこう、今年1年の天気占いは「良」じゃないのかなあっと。
まあ愛知あたりに強力な悪の力が存在するので要注意ではありますが。実は昨年の暮れの忘年会の前座で4本の林道を雪の中を走りました。
絶好の天気と雪質・・・そこで心に決めたことがひとつ

イベントのない月の第3日曜日は「SSER Cafe」を。これは林道のどこかでランチ&カフェを開きます。開店時間は11:00から13:00・・・そして発見して訪れた方にはCafe + Lunchのサービス。

どこかの林道のどこかの広場。ヒントは1週間以内のOVやFBに。スタンプカードをお渡ししますので、連続到達の方には年末にモンゴル旅行など豪華プレゼント・・・ムムムこのモンゴル旅行は少し怪しい気がしますが。。。

10月には、いまの予定では30周年記念世界ツアーに行きます。
ですから10月はSSER Cafeはお休みの予定。
愉しく走る1年にしたいかなあ。

きょうの一枚

SSER30周年記念ツアーの目的地の一つ。ここにジムニーを置いて撮影したり?ボクの〇〇〇を置いて撮影したり。。。する予定。。。ここは、どこだ?