Organisation Voice 2015/03

 

 


 
2015/03/30 (月)

 

 

 

「BIKEBIKEBIKE!ボクがバイクを買うまで、、その10くらい」

春です。
桜並木を軽いバイクで、そっと駆け抜けてバックミラー越しに舞い上がる桜吹雪を眺める。
そんな季節です。

ボクの好きな歌です。

もろともに あはれと思へ 山桜
      花よりほかに 知る人もなし

たぶん毎年この季節になると西行の歌か、この行尊のこの歌をこうしてOVに書いてもう16年。
この歌は現代語訳を見るときまってこんな文章です。
『(私がお前を愛しく思うように)一緒に愛しいと思っておくれ、山桜よ。
この山奥では桜の花の他に知り合いもおらず、ただ独りなのだから。』

でもボクは一人勝手に解釈して、現代語訳をしています。
『ヤマザクラは花がつかないとその存在は分からないほど山の中にいて、花が咲いたからといって咲くかたはらから散って行き、再びそれがどこにあったのかさえ分からなくなるから、まるで野に伏せた自分のようだと』
そんなふうに考えたものです。

こんな日本人の心情と現代のバイクは実かなりかけ離れています。
(かなり無理な、こじつけ論を展開)

ふっと、ここで注目するのはやはり「軽いバイク」
「ズドドドドー!」とかいわせて駆け抜けるのも無粋な桜の季節。

そんなわけでボクのバイク選びは、軽量に向けて加速中!!
美しく軽く、出来れば静かで走り去る姿が美しいもの。いや人間も美しくしないといけませんが。

KTM390Adv、またアドベンチャーという記号がついていますが。。
390DUKEなら139kg 584,000円。。キロ当たり4,200円!!
なんかまだまだバイク探しは選択肢たくさん。 


 
2015/03/24 (火)

「バイクバイクバイク。。おまえは、そんなにも優柔不断だったのか。」

ボクのニューマシンを探す旅は、ひとまず湯布院ラリー2デイズのため休憩。と思いきや、この旅ではさまざまなバイクを眺めることになったので、思いというか悩みはどのように旋回していったかというオハナシの巻なりよ。

まず会場でボクの目を引いたのは当然XR500...
「なんだ、そのタンクは。いったいどこで手に入れたんだろう。」
ボクの心に小さなさざ波が。。
若かりし日に憧れたXR500やXT500、それにIT490.。

傍らに停まるのは水上さんの、KTM1190ADV.

この両極端はなんだ!

手許にある最新号のfrmじゃあ1290 SUPER ADVENTURE・・・・
ああ、またボクを悩ますアドベンチャーという、理解不能なコトバ。。

それにしても、と思う。
そのカテゴリーは、百花繚乱だ。

BMWのこのカテゴリーの構築と成功を受けて、ほかのメイカーは追いつくのにこれだけの年数がかかったのだ。

ということは、何がしかの特許的なプロテクションでもかかっていたんだろうか?その間に王座を温め続けたBMWは、創業者的利益を爆発的に生み出したはずである。

そして、その余勢をかって市場完全制圧!!世界征服!
という夢を見る。そして必ず失敗するはずの全カテゴリー・全クラスターに爆弾を投下しようとする。いわゆる絨毯爆撃だ。
これをすると趣味性を著しく損なう。かつて日本のメイカーがはまった陥穽だ。
ボクは思うにBMWは、あの当時の(サンクトとかのね)パリダカの成功のあと、こうした市販車の開発と販売に心血を注いできた。

ロードしか興味のないに等しかったBMWユーザーを、パリダカの成功を持って大いに興味の方向性を多様化させ、しかしもともとその嗜好にいたいわゆるマニアたちさえもこちらを向かせる方策を取った。こうして、たちまちのうちに新らしい顧客を大量に獲得した。

今はどうかは知らないけどあの頃
「いま世界で一番売れてるモデルがBMW-GSですよ。」
だそう。

GSのオールドファンだったボクは、まさにビックリ仰天。

あの孤高の、時には偏見と、差別視されてたGSが、である。

そんなころ、KTMはダカールで累々たる勝利を築き、(いやそれは長い苦難の闘いだったのではある)すごい力で世界を制圧したかに見えたが、実よりも名を取っていて、BMWこそは大きく自らが開いたダカールの流れをくむ(いわゆるアドベンチャー)というマーケットを形成してしまった。
BMWは、名を取り(いやKTMに譲り)実を取るという作戦は、功奏した。

でもその巨大な市場は、いくつものチャレンジャーを生み、いつまでもあたたかい王座の座布団も不安な今日この頃。その座主の危機感の煽り方は尋常じゃなく、いつ聞いても
「もう相当厳しいらしい、本社もこのままだと二輪部門の撤退もあり得ると言ってる」
というふうな、どこからそんな話になるのだろうかと思うほどの危機感の煽りのオンパレードは20年以上続いている。。。

さて、その議論はさておいて。。湯布院を駆け登りやまなみハイウェイにひとたび出ると唖然!!
「バイクが売れてない・・?」
「日本が景気が悪い・・?」
「若者がバイクに乗らない?」
そんなのどこの話しよ!?ってくらいのバイクバイクバイクだ。
確かにヘルメットの中の白髪頭は確認のしようは無いのだが。。。
モーターサイクル百花繚乱。
過去にないほどのあらゆるモデルがひしめき合ってる。

瀬の本高原の三愛レストランや大観峰は、まるでモーターサイクルフェスですな。ここでは、なんていうか、「乗るよりも見せる」というモーターサイクルのもう一つの側面が如実に。

いや決して揶揄してるのではなく、美しいモーターサイクルを眺めながらCafeで仲間と語らう。素晴らしい文化的な行為でACE Cafeも、Cafe Racer文化を生み今もリバイバルの成長曲線にある。
「素晴らしい・・・」

しかし、何かが違う。
そこはトイレの前だ。
眺めてるライダーたちは缶コーヒーで、アスファルトにじかに座ってる。。。

これだけバイクを見せたいのに、ウエアや自分たちの振る舞いやしぐさを見せたいとは思わないのが、日本のモーターサイクル文化のいまいちなところか。

やまなみの入り口ではバイクだけの一斉検問が行われていた。両方の車線で。そこを通り過ぎたボクは、二つくらい次のコーナーからフルバンクで立ち上がるやセンターラインまで膨らんで走るバイクが。。この次のコーナーを立ちあがったところに検問があるのになあ。。。

「バイクはどこへ行くのだろう。」
「バイクとは今の日本人にとって、どのような存在なんだろう」
自由は得た。反抗は、別にシンボルを求めてはいまい。

ボクはバイク選びに最新のマシンを!”というテーマが霧散していくのを感じつ
つある。なにかこう「老人と海」なのだよ。
「そうだ、GS Adventure2007年モデル(ボクのね)を、スクランブラー化計画は出来ないのかなあ?」
新しい方向性が生まれてきたよ。
久しぶりにR80G/Sを走らせてみて。


 
2015/03/19 (木)

「BIKWBIKEBIKE・・・ボクがバイクを買うまで・・その8」

さあ、深刻な悩みも佳境。
ボクの新しいバイク選びは、これまでに経験したことの無いほどの「〇〇が欲しい!」という物欲から、ただ純粋に「バイクを買いたい」という、いわゆる「モノからコトへ」「ハードからソフトへ」の転換を意味しているのではないか?と思うこのごろ。

人生のパートナーと決めていたモーターサイクルと、それを取り巻く環境の変化や、もちろん自分自身の変化もふくめて、それへの思いというか趣味の移りざまというか、そうした心の動きを通して、いわゆるシルバーマーケットの行動分析をしているのかもしれない。

誠に仕事熱心なものだ。
少し結論が近づきつつある。

<結論めいたもの>

シルバーエイジはモノが欲しいのではないのだ。
良い経験が欲しいということ。

これはバイクに限らず多くの商品と、その販売手法に大いに意味のある提言だよ。だからモノはなんであれ、買い方や買うためのプロセスや、迷いという遊びを楽しむというあたりにシルバーエイジの真骨頂がある。

たとえばレストランでも「食べさせる」から「愉しませる」という点に意識を置き換えなければいけない。

バイク屋も当然そうだ。
「今度の日曜日にツーリングあります。」
くらいでは、オジサンは騙せない。

さてもう一度バイクの話しにもどることにする。
ボクの趣味は(多くのシルバーエイジのと言い換えても良い)今、旋回している。そして、ボクはというと、なんとなくやっぱりオフロード系のマシンに親しんできたこともあり、ふたたびそちらへの傾斜に戻った。

ポツリと。
「アドベンチャー系かなあ、やっぱり。」

しかしそのアドベンチャーの定義に疑問を持ってるので、BMW R1200 GSの後ろについたアドベンチャーという呼び名に(所有してるから言っても良いだろうけど)「それはアドベンチャーに向いた道具ではなく、持つことがアドベンチャーなのだ。そして、簡単な悪路もアドベンチャーに変える魔法の乗り物なのだ。」とボクは思っている。

「アドベンチャーという、魔法の言葉で・・・仲間がいっぱい増えるね」
いかん。不謹慎なフレーズが頭をよぎった。ポポポーンとか言ってはいけない。

ここのところ、次々リリース予定であるというアドベンチャー系のモデルたちは、その存在は魅力的でモノは完璧。姿も良い。

しかしシルバーエイジには「モノよりコト」であるから、見た目のアドベンチャーは、年寄りの、冷や水(アドベンチャー)と映る。

しかし視点を変えて見ると年寄りが(ボクも含む)大排気量モデルに憧れるのは当然のことで、リターンライダーがビッグモデルを選び事故多発!なんてことを掘り下げるのは、分かっていないメディアの常套句だ。

乗りたいんである、「男の自信を取り戻す」ためにだ。若い子から「わー、すごーい!」って言ってもらいたいだけなんである。出来れば女の子からなら何万倍も良い。

サミシイ・・・・。

いかんバイク選びの話しに戻らなければいかんのに、文字量が増えすぎた。

今日のまとめのようなこと。

オフロードバイクは600ccとか言えば「すんごい!」と思うのにロードバイクで600ccと聞くと「そんなので大丈夫か?」と思うボクの精神構造はややおかしい。KTM390adventureなんて、良いんじゃない?

そのうち300cc台がシルバーエイジの増加で主戦場になりそうな予感。。そのうち議連動かして車検は401ccからにするとかの後押しもあるだろう。。(いやないかもしれないけど)でも、まさに世の中はダイバシティ。多様な人々が多様に求めてる。それらに応えるのは実は既にマーケットインではなく、再びプロダクツアウトへの回帰が必要だ。

メーカーに。。マーケティングを捨てよ!なにが作りたかったかを、思い出せ!!


 
2015/03/18 (水)

「BIKEBIKEBIKEボクがバイクを買うまでそのいくつだっけ」

衝撃の事実が。。
「RUBY倒産してるようですよ。」
と仙波君。

ボクが、絶賛のヘルメットメイカー。。
「・・・」

あのBMWの90周年のヘルメットを
「受注生産の期限は切れてるのだけど何とかなるかい?」
と問い合わせてもらってたのだ。

ボクは、確かに
「あんなランナップでやって行けるのか?いや。やって行けるのである。」
とかって書いたものだからショックは二重に大きい。
そう思えば、被ってる人なんて見たことないしなあ。

ボクのバイク選びはつまづいた。
いやそれは大げさだけど、なにか急に古いものへ回帰し始めていたところをくぎを刺された形になった。
そうだった。今回は最新鋭マシンを買う!とか言ってたはずだ。古いマシンは相棒のR80G/Sで充分でしょ。と言い聞かせてる。

やっぱDUCATIのHYPERMOTTARDにしようか?
それともKTM690DUKEあたりが軽さといい普段使いに、SSERの本社事務所を往復するのは「いいぞ!」な感じだ。
だいいち車重149kg・・・なんという軽さ。
WP 直径43mmにリアもWP
一番気にしてる(F)ブレーキだってBREMBO 320mm
(R)ブレーキBREMBO製ディスクブレーキ 240mm

「よし、これだな。これこれ!」
どこで買うか?
そんな話をしてると
「なんかトルク細くない?」
「わっ、悪い癖だ。」

そんなマシンを買うつもりじゃないはずなのに。

「ちょっと待って1290があるじゃん。これはじゃじゃ馬で面白そうじゃない?」
「そんなマシン乗れませんって。だいいち、目も悪くなって、関節も悪くてバイクまたぐのも大変なんじゃなかったんですか?」
「いや、このスペックで189kgってすごくない?トルクも凄いし、これ普通に乗れるかなあ?全部の信号でウイリーするんじゃない?」
「だから、そんなの買おうとするの止めなさい。だいたい当初の趣旨と真逆なマシンじゃないですか?!」
「フロントWP 直径48mmだよ。がっしり感はすごいだろね。で分かったことがあるよ。これ車重189sでお値段189万円(税込)キロあたり1万円なんだ。高いよね。4輪なんて1s1,000円だもん。」(いや本当はもっとするんですが・・・)」
・・・・何か新しい方程式を見つけて、この忙しいのに各社のWebサイトを開いて車重と金額の相関関係を研究をはじめたのでした。

なんだDUKE690は149kgで119万円じゃんか?キロ当たり7900円かあ・・・・
まてよカブは、、81kg 216,000円てことは2666円?うーん安い。

仙波君はボクのこの「BIKE BIKE BIKEを読みながらハラハラしてるんですよ。」
だそう。
あの秘密の話は書かないよ。

 
2015/03/12 (木)

 

「ただいまTBI試走中のバイク!バイク!バイク!ボクが新しいバイクを買うまで・・・その7」-

そうだ。
長年のボクのひとつの傾向がある。
まず、ヘルメットを買うのだ。
そのヘルメットに似合うバイクを買う。
去年もヘルメットを買って「これをかぶって〇〇に乗ろう」
と、その〇〇を探したけれど、結局そのヘルメットは、
その値段と同じくらいのHONDAのカブに落ち着いた。
残念なような、それはそれで良かったような。
いまたとえばVespa300とかBMWのスクーター乗ってたら、いやそれはそれで良いけど、
いまこんなふうにバイク選びを楽しめたかどうかは疑問な気がする。
だって「いい加減にしなさい」って声が聞こえてくるんですもの。

それでもボクはカブ乗ってるとはいえ、そのヘルメットを脱ぐたびに、丁寧にそのヘルをやさしく拭ってから、その中にグローブとキーを仕舞って、ロゴの書いてある袋に入れる。だからボクのそのヘルメットは、走ってるとき以外は誰もその姿を見ることが無いのだ。(それに今一番欲しいのは、もっといけてるヘルメットバッグ。。たたむと小さくなって・・・)

話は戻る。
そんなボクが出会ってしまったのは(写真1)のRUBY。このミュンヒ90(だったかな?)というシリーズはBMW Motorradの90周年記念のシリーズなのか?は知らないけど、素晴らしい!!と久しぶりに感嘆!

「よしこれ買おう。買って80G/Sに乗ろう。」
そこから今回のバイクバイクバイクははじまったかもしれない。

まてよRUBYって、なんだい?
と検索すると
(写真2)
箱入りヘルメット!!
まあヘルメット買えば、段ボールの箱には入ってるけど、これじゃあまるでエルメスじゃね。
もっと調べると(お値段は・・・)オーセンティックなジェットヘルも良い感じだ。
見れば見るほど欲しくなる。
バイクは、ヘルメットにあわせればいい。
とそんな感じになって来た。

このRUBY、ヘルメットのアイテム数も知れてるしほかに展開してるのはレザージャケットが1アイテムと、あと何もないくらい。
これでビジネスたりえるか?
いけるんである。
こうじゃないといかんと思うくらい。
なににおいても、こうしたことを貫かないといかん。
マーケットは、今や世界だ。界隈だけでものを売る時代は終わったろう、そう言ってるみたいだ。CHANELのショートムービーのCMには、ドカに乗った女の子がRUBYを被ってた。そのヘルメットは誰もがCHANEL製だと思ったほど美しかった。それは上手いプロモーションだが、広告代理店の努力だけではこうはいかない。根本的にその存在が美しいのである。

地球の裏側にいるボクも「買うぞ」と心ときめかさせた久しぶりのモノだ。

そんなこんなで新しいバイク選びは
ヘルメットは決まった。
RUBYだ。白か黒のプレーンなものにしたい。
ウエアは、MaxFritzときどきBelstaff。。
さて、バイクはなににする?

深淵な楽しみは尽きないなあ。。


 
2015/03/09 (月)

「ただいまTBI試走中のバイク!バイク!バイク!ボクが新しいバイクを買うまで・・・その5_ガラパゴス、良きかな。」

先週は「変革は難しい」と書いた。
では進化はどうか?
変革と進化の違いはなんだろうか?
たしかダーウィンがそんなことを書いてた。

変革とは、自然に起きる「変異または突然変異」のようなものを除けば、だれかの手によって行われる「行為」なのにたいして「進化」は、ダーウィンの言うところの「淘汰」または「選択」によって起きる。それは自然に起きるのだ。

ダーウィンは1831年から1836年にかけてビーグル号(名前が冒険的だよね)で航海に出た。世界一周だ。
世界中にある動物や植物がその土地によって微妙に違うことから種の誕生と進化の過程の違いを疑問に思ったのだ。知るところのガラパゴス島の発見はこの旅の成果だね。
その旅から帰ると有名な「種の起源」(1859年)を出した。

「種の起源」の中でダーウインは、Evolution ではなくModification と言った。
(*正しくは「変更を伴う由来」Descent with modificationだ。)
エボリューションはおそらく発展であり、RをつければRevolution・・・革命だから、まあ進化というか変革でもいいんだろう。モディフィケーションは、まあ「ちょい変更」くらいの意味であるね。進化はその中間くらいのニュアンスでいいかな?

いやこんなことを書きながら、バイクの種の起源やら分岐して多様な種が生じ、彼の言うその過程を生存競争、適者生存の理論から俯瞰してみたらどうか?などというアカデミックなアプローチをしているのだということにしてやろう。
それにしても、進化論でバイクを眺めるというのはもっとこのあともやってみよう。
ところでガラパゴス携帯をいまだ使うボクは、このガラ・・という言葉を聞くたびにダーウィンのことを思い、種の起源を思うという変態ぶりで、ガラ・・というと、まさに褒め言葉(おお、よくぞ耐え抜いていままで生き残ったなあ!!)
のように感じてるのだからガラケーは捨てがたい。
「ガラポン抽選会〜!」とかって聞くと、
ガラパゴスポンってなんだろうと考えるようになった。。
残るということが希少な世界、それは古き良き建築物や、モノやカタチのあるものもないものも生き残って後世に伝えられているさまであるから。
なにかの観光シンポジウムか何かで「そんな予算で新しい観光ナントカを立てるよりも、仮にここに明治の町並みが残ってたとしたら一大観光地になる」とか言ったことがある。ことほど、遺産ブームで世界遺産、産業遺産、教育遺産。。。残ったもの、いわゆるガラパゴスの価値が高いということを違う形で証明している。

今のような商業主義的動機から(たとえば、最近は古いものを良い良いという足りない奴らが増えたから、すこし昔風のデザインの、デザインだけね!モノをつくったら売れるんじゃないか!要らないけどフェンダーのインテークに70年代風の飾り付けるとかね。ほら小手先でちょいちょいとしたら売れるんだよ。ほら直ぐには売れないけど雑誌の記者を海外に連れてって飯食わせて古いホテル泊めて古いワインかなんか飲ませたら、死ぬほど喜んで「これは素晴らしい」とか「デザインは古き良き時代のナントカを踏襲していて、しかしひとたび乗ればそれは最先端のとか、中身はすごい」とかっておべんちゃら書きまくるから・・・上手く書いたやつは来年も連れてってやると言っとけ)ああ、書いてて情けなくなった。

ガラパゴスのように残るものは進化から取り残されてるわけではないのだよ。
そのうちスマホにガラパゴス機能を付けるとかって言いだすからね。

ちょっと長くなったので、そろそろ終わりにするけどガラパゴスは、
進化したものが振り返って羨ましがることの意味にとってかわられるよ。
進化は、さまざまなモノを置き去りにしたり、ふみつぶしてしまって来てる。
売れればいい、売れてこそ勝ち組だ。
そんな理論に、押し潰されてきたじゃないか。

でも、なんにしても畳とバイクは新しいほうが気持ちいいよね。


 
2015/03/05 (木)

新連載「バイク!バイク!バイク!ボクが新しいバイクを買うまで・・・その5」

「変革」は、難しい。これまで成長の原動力だったビジネスモデルを変えるのには
すごい抵抗があるだろう。あってしかるべきだ。
変わることは時に死を意味する。

安倍さんが「変革」を叫ぶ。施政方針演説で36回も「変革」と言ったという。
言うのは変革は基本的には出来ないからだ。
特に叫ぶほどに出来ない。
ジョブスは「死」こそはそれを可能にする手段だろうとも言った。
そのくらい変革は誰もが望み、誰もが成し遂げれない。それがいいのだ。
巨木も倒れなければ、下草のような自分の若い芽たちも育ちはしない。

マーケットも似たようなことが言える。
生まれ育ちやがては衰退していってこそ、変わらない理(ことわり)だ。

「持続的な・・・」というフレーズは、持続は有りえないということだし。
不老不死の薬が無いのと同じだ。STAP細胞の時に唯一「???」を感じたのは、
若返るというフレーズだった。そんなこと言ったマスコミは、
その恥ずかしさのあまり恐ろしいほどのエネルギーで潰しにかかった。

「変革無くして成長は無い」というのは、もう成長は無いんだよ、ということに等しい。

で、分かったことがある。
分かったというのは、大塚家具のことではなく、
ボクがマーケティングの対象にはならないんだ、ということだ。
ここまでのお話とは何の脈絡もなくてごめんなさい。

マーケティングという、そのものも実は、もう相当古い概念になるかもしれない。
結果論から語れるからまだ生き残れはする。
未来を予測してるようでほとんどは結果にコミットするのみだから。

ボクの話しだった。ボクは好き嫌いという意味での趣味が普通ではないし、
なにか普通のような遍歴を辿っていない。
バイクもクルマも、ファツションも。。
なぜ、こんなにひねくれたか自分でもわからない。
独自の世界観を持ってるというほどでもない。

それはきっと、ボクのライフスタイルがグダグダなのだからだと思う。
ダイバシティとかってごまかせる。

さてバイクの話に戻る。
そもそも、なんとなくバイク乗りたいからバイクを買う!なんていう、
ハンパな気持ちがいかんのだ、と思う。
今までそんなことは無かった。

バイク(に限らず)には、やっぱ恋をせにゃあいかんのだと思う。
それが、あばたもえくぼにみせる魔法なのだ。
そう気がついてみれば、なにごとにおいてもそうかなあ、と思う。
恋い焦がれることを失っておいて、最近のメーカーはろくなもん作らん!
とか、マーケティングがなっとらん!!
なんて腹を立ててるボクは、間違いなく老害の極みだ。
分かったような御託並べて。。。
反省してる。

こうして日本人が成熟いたといえば聞こえがいいが、
老害を貯め込んでしまっているのではないだろうか。
情熱を失ってしまってると言っていい。
中国人の爆買いを見てて「うらやましい」と思う。
それほどまでに必死で買うものがるということがただただうらやましい。
炊飯器なんて中国人の買って帰るような品物の1/5くらいの金額のもので、
おいしいと満足をしておつりがあるし。

と、まあそういう反省に立って「それでもボクはバイクを買う」ことにしてる。

きょうの一枚

いかん。気がつけばこんなバイクばっかり探してる。R75/5・・・欲しい。。変わらなきゃ。。。。。


 
2015/03/05 (木)

新連載「バイク!バイク!バイク!ボクが新しいバイクを買うまで・・・その5」

「変革」は、難しい。これまで成長の原動力だったビジネスモデルを変えるのには
すごい抵抗があるだろう。あってしかるべきだ。
変わることは時に死を意味する。

安倍さんが「変革」を叫ぶ。施政方針演説で36回も「変革」と言ったという。
言うのは変革は基本的には出来ないからだ。
特に叫ぶほどに出来ない。
ジョブスは「死」こそはそれを可能にする手段だろうとも言った。
そのくらい変革は誰もが望み、誰もが成し遂げれない。それがいいのだ。
巨木も倒れなければ、下草のような自分の若い芽たちも育ちはしない。

マーケットも似たようなことが言える。
生まれ育ちやがては衰退していってこそ、変わらない理(ことわり)だ。

「持続的な・・・」というフレーズは、持続は有りえないということだし。
不老不死の薬が無いのと同じだ。STAP細胞の時に唯一「???」を感じたのは、
若返るというフレーズだった。そんなこと言ったマスコミは、
その恥ずかしさのあまり恐ろしいほどのエネルギーで潰しにかかった。

「変革無くして成長は無い」というのは、もう成長は無いんだよ、ということに等しい。

で、分かったことがある。
分かったというのは、大塚家具のことではなく、
ボクがマーケティングの対象にはならないんだ、ということだ。
ここまでのお話とは何の脈絡もなくてごめんなさい。

マーケティングという、そのものも実は、もう相当古い概念になるかもしれない。
結果論から語れるからまだ生き残れはする。
未来を予測してるようでほとんどは結果にコミットするのみだから。

ボクの話しだった。ボクは好き嫌いという意味での趣味が普通ではないし、
なにか普通のような遍歴を辿っていない。
バイクもクルマも、ファツションも。。
なぜ、こんなにひねくれたか自分でもわからない。
独自の世界観を持ってるというほどでもない。

それはきっと、ボクのライフスタイルがグダグダなのだからだと思う。
ダイバシティとかってごまかせる。

さてバイクの話に戻る。
そもそも、なんとなくバイク乗りたいからバイクを買う!なんていう、
ハンパな気持ちがいかんのだ、と思う。
今までそんなことは無かった。

バイク(に限らず)には、やっぱ恋をせにゃあいかんのだと思う。
それが、あばたもえくぼにみせる魔法なのだ。
そう気がついてみれば、なにごとにおいてもそうかなあ、と思う。
恋い焦がれることを失っておいて、最近のメーカーはろくなもん作らん!
とか、マーケティングがなっとらん!!
なんて腹を立ててるボクは、間違いなく老害の極みだ。
分かったような御託並べて。。。
反省してる。

こうして日本人が成熟いたといえば聞こえがいいが、
老害を貯め込んでしまっているのではないだろうか。
情熱を失ってしまってると言っていい。
中国人の爆買いを見てて「うらやましい」と思う。
それほどまでに必死で買うものがるということがただただうらやましい。
炊飯器なんて中国人の買って帰るような品物の1/5くらいの金額のもので、
おいしいと満足をしておつりがあるし。

と、まあそういう反省に立って「それでもボクはバイクを買う」ことにしてる。

きょうの一枚

いかん。気がつけばこんなバイクばっかり探してる。R75/5・・・欲しい。。変わらなきゃ。。。。。


 
2015/03/04 (水)

 

 

「バイクバイクバイク!リクエスト。バイクウエアに物申す編」

昔々のことじゃった(日本むかしばなし風に)
80年代初頭。
「お前そのシニサロの上下で、街を走ったら1,000円やる。」
その当時の1,000円といやあ、大変なものでした。
「・・・」
恥ずかしいんです。あんな恰好で町にいるのは。

しかしそんなころドカの900SSを買うんで、
革つなぎを作ろうということになったんですから大騒ぎ。
作りましたがな、金額も聞かずに(よくあることでした)デザインしましたがな。
写真どこかにあるかな?

たぶん250,000円。おそらく初任給も6万とか7万の時代。。
クシタニのフルオーダー。ドカのロゴやスクーデリアのロゴ。
深い前傾姿勢用に作られたそれは、窮屈の極みです。
しかしよくなめされた革、見事な縫製、デコーレーションも完璧。
日本の技術はすごいなあ。。。とただただ関心。
でも窮屈です。
派手すぎて。。。

ヘルメットはAGV、つなぎとコーディネイトされたそれは「恥ずかしい」の極み。
若いというのは、大変な事です。
無謀とも言います。

それから長い月日が流れて。
ボクの東京の友人が「BMW R1200GSADV,を買う」というので、さっそく手配。
ウエアは足の先からヘルメットまでBMW製、スーツはぼくと揃いのRallye-2。。

「まるでカタログから抜け出したような、まんまとBMWの手に落ちた小市民感・・・」
というのを飲み込んで。
数か月後に会ったら、やはりボクの友人はボクの友人だけのことはある。
「恥ずかしくて着れない。」
人は、こうやって成長するんだなあ。。。
そのはずし方には、あの苦悩の余韻が感じらえて。。。

こうして、バイクウエアについてはメイカーの囲い込みに、まんまと乗せられる感が強い。
でもトライアンフのロゴ革ジャンとかって、欲しいなあ。。とずっと思ってる。

そして、最近は自転車。
真冬にあの恰好で、どこの契約レーサーですか?って聞くような格好で走ってる。
落車して怪我して乗れなくなって低体温症で死ぬよ!みたいな人が
山の中を一人で走ったりするもの。

つまり結論。地味で大人しく機能的(なものは今は研究されてますからね)
シックでいけてるウエアが大注目ですよね。
これからも何かとボクのバイクウエア(だけ)コレクションも増えていくことでしょう。

きょうの一枚

それは古いベルスタッフのトライアルマスター。。オイルが切れていて、
もう一度再生させよう。そして長年の相棒の80G/S、
暖かくなったからこの組み合わせでしばらく走ろう。


 
2015/03/03 (火)

 

 

 

「バイクバイクバイクはちょっとお休み。雑感を書きなぐってみた。」

バイクを買う!という視点で、ボクは自らをテスターに、いまという時代の消費マインドの変遷を実は考えていた。

いまバイクは、選ぶに事欠かないほど、内外のメイカーがひしめき合い覇を競っている。まあこんな時代もまたないともいえる。かつては、絶対王者がいて、周辺が残るパイを奪い合う。それが掟なのだ。

確かにダイバシティの時代。あらゆる価値がひしめき合い多様化する。なにかを求めればほかの多くは諦めなければ時間とお金が足りないという時代だ。
バイクは個性で選ぶことが出来るが、じゃあコンビニはどうだろう?
ボクの住む四国にもセブンイレブンがやって来た。やって来たと思ったら、瞬く間に3角形のバランス(ボクが思うだけだけど、おそらく3角形の形で立地を加速させているように感じる)で出店をしている。共存してどーの?なんて考えていない。競合は叩き潰す、でなければ叩き潰されるという、まるでチンギスハーン時代の戦略だ。

ここのところテレビで賑やかな大塚家具のNEWS。
まあ、この報道はこの会社に巨額の広告効果を与える見事な戦略だわい、とボクは思う。
そして多くの人は、久美子社長の中期計画を「素晴らしい!」と評価しているし、見栄えも含めてお父さん陣営に勝ち目がない。

発表された中期計画の詳細は存じ上げないが、おそらく最新のプレゼン技法で、しかも自身の上げた業績について見事な説明をしているのだろうと思う。
そして、配当の増額を聞いた投資家は今回の広告効果も相まって、株を求めて連日のストップ高!!を演じてる。

バイクバイクバイクを書きながら、次に買いたい新しいバイク選びをしながら、果たしてこの戦いは久美子さんが勝つだろう。だけどボクは親父の信念が勝利すべきだと感じているのだ。この先の文章にタイトルをつけるなら

「バイクのマーケティングから考える大塚家具の騒動」

マーケティングに長けたものが勝利する、というのは幻影だと思う。勝利するにはいろいろなパターンがあり、勝利の女神はウナギのような体をしていて掴みきれない。
ボクは、消費者よりも簡単なはずの親父の説得も出来なくて・・・と思う。

少々間違ってはいても強い信念を持ち続けた者が残る。
もちろん年齢のこともあるが、迎合し売り上げ増を目指し価格路線を見直し店舗戦略を見直す。そんなことはバブル崩壊時にみんなやったことだ。
やってやって、いまがある。

マーケットには迎合するか提案するかの二つしかない(らしい)
よくプロダクツアウトか?マーケットインか?と議論される例のあれだ。
この議論は好きではないが、モノのはずみでもっと書こうか。

裏切り続けられるマーケットを読んで、マーケットの求める商品やサービスといったビジネスモデルを提案し続けるのなんかつまらない。
それにマーケットは、むしろ驚かなくて、言うなら今回のドカティ・スクランブラーやR1200Rかもしれない。

それは(つまりマーケットオリエンテッドは)若い企業家たちに任せておき、老舗はプロダクツアウトで良いのだ。それで朽ち果てようとも「こうありたい」その信念で築き上げてきたものは、恐ろしいほどの魅力を持っている。
それはつまり、空冷のボクサーエンジンであったり、テレレバーだったりする。
BMWは水平対向を捨てようとした時のことを、忘れない(はずだ)。

その時代がそれに気がつかなくても、また時代が巡ってきて「頑(かたくな)ななもの」へ邂逅することは少なくない。いやそれが多くだともいえる。

新しいマーケットインの試走で世界を席巻した日本のバイクメーカーは、再び蘇ったヨーロッパのメイカーに後塵を拝している。しかし拝していると言ってそのメイカーの多くの資本は既に変わっている。

変わらないものなど、実は何もない。

きょうの一枚

2007年。中国新疆ウイグルの国境を出て、カザフスタンに入国して。もう日が暮れそうだというのにこの日のホテルのあるアルマトイは遥か彼方。BMWのAdv,というマシンあればの旅だった。ワンタンク600km、これは絶対。

2015/03/02 (月)
 

 

 

 

新連載「バイク!バイク!バイク!ボクが新しいバイクを買うまで・・・その4」

こんなことを連載しながら、実は新しいバイクなんて買わないんじゃないか?
とそう思うこともある。
なぜか?
みんな魅力的だけど、決定的ではない。
物欲は、どういうメカニズムで起きるんだろう。
あの、若い頃にやたらあった「欲しくて欲しくてたまらない」あの感覚のことだ。
ひょっとしたら、なにかほかの衝動と深く関わっているのかもしれない。

もうボクには、あの衝動は無いのだろうか?

そう思うと、衝動とは何か?ネット検索して「衝動」を調べる。
すると

1 外から強い力や刺激を受けて心を動かすこと。
2 動作または行為を行おうとする抑えにくい内部的な欲求。目的が完遂することによって消滅する。「叫びたい―に駆られる」「―を抑える」

しょうどうがい【衝動買い】
[名](スル)買う予定はないのに、商品を見ているうちにほしくなって買ってしまうこと。
しょうどうすいしゃ【衝動水車】
ノズルから噴出させた水を羽根車のバケットに当て、その衝撃で回す水車。ペルトン水車など。
しょうどうタービン【衝動タービン】
ノズルから出る膨張蒸気の高速噴流を回転羽根に当てて回すタービン。
しょうどうてき【衝動的】
[形動]心をつき動かされるままに、善悪などの判断もせず行動に移してしまうさま。「―な犯行」「―に買ってしまう」


うう、衝動とは善悪の判断もせずに行動に移す、か?
ああ、あの時代の衝動の無防備さ、
欲しくてたまらないものを支払いの計画もせずに注文していたころ。
何も衝動で失敗したのは買い物だけじゃない。
なあコーノさん。。

大人になるということは、計画的になること。
衝動よりも「そんなことしてる場合か」とか
「どこにそんなお金がある」とかって抑制できることなんだろうか?
みんなそうやって抑制して我慢して、それでいいのだろうか?
日本が不景気になったのは、そういう抑制のきいた大人ばかりになったからなのか?

いかん。バイク選びの話しに戻そう。
DUCATI HYPERMOTARDについては書いた。
やっぱりBMWのウエアによる離れがたい囲い込みの成果がある。
しかし考えてみたら、別にBMWのバイクを手放すわけでもないし、
第一この前DUCATI125でR439走破!はBMWの革ジャンと革パン?だったじゃないか・・・
そうそう無理に囲いこまわれてるわけじゃないんだ。

と思い始めたのも実は
「待てよ。ムルチストラーダがあるじゃないか?」
どんな道でも・・・ほんとうか?そして車重はどうだ??
と思いついたことによる。

そしてついに出会った。

DUCATI MULTISTRADA S Pikespeaks
テスタストレッタ11° DS もちLツイン デスモ1198.4cc

なんと1200なのに、194kg。。。

ああ、ついに邂逅を果たした。
「これだ、これを買おう」
マルゾッキにザックス、カーボンパーツだらけでホイールはマルケジーニの鍛造。

ちょっと値段は高いが、このサイトには消費税込の金額で書かれてるらしいところも
気に入った。それに、何もいじるところが無いじゃないか!?
それにスクランブラーのようなコストダウン感が無い。。

電話だ。
「これください。」
と、ふと
「お前はバカか?誰が乗るのそんなのに?どーするの。カブで喜んでるくらいの人間が、250くらいのが良いんじゃないのか?」
と、ふたたび地獄の底からのような心の声

「それにその金額なら、今度HONDAから出る2シーター(軽トラではない)を買っておつりが来るじゃないか。SUZUKIのアルトも良いらしいぞ、105万円だし。。2台半は買えるぞ。」
「・・・・・」
「まあ百歩譲って、1200も良いだろう。でも1200でいいんならフラットツインじゃないのか。いままでお前、みんなになに言ってた??やっぱ低重心がどーの、ボクサーのサウンドがどーの・・・BMWのフィロソフィーがどーの・・・それはどーでもいいわけ?」
「・・・・・・」
「返事してみろよ」
「・・・・・・」

そーか。やっぱな。
そうだよなあ。。。
じゃあ、フラットツインかやっぱ。。でも軽けりゃなあ。。
「おっ、BMWも新しいモデル出してるじゃないか?R1200R」
169万円!!!ナイスな価格だ。しかし待てよ・・・ナニナニ、白を選ぶと7万円高。
それに消費税を加えると190万円
「・・・・」

微妙だ。RnineTとのすみわけに苦労してる感がある。
いやボクサー水冷になったし、ラジエーターのためにテレスコピックに戻った。
テレレバー捨てるんだ。あれ、RnineTは、テレレバーだった??
それに何で日本仕様は金色のFフォークなわけ?
「日本人と中国人は金色が大好き・・・」とかって思ってるわけ?

車重は?っと。ゲッ、231kg
「重いじゃんか」
でも満タン装備重量だから、まあ20kgマイナスして乾燥で210kgくらいかあ??

なぜドカティは消費税込価格で油脂類抜きの重量表示。。
なのにBMWは、税抜き価格で、装備重量の記載なんだろう。。。

おそらくこれがアピールする世代格差に対する検討の答えなんだろうか?

いや年寄りのボクはDUCATIの表示のほうが、理解しやすいなあ。。

と、何を見てもこう考えるボクには、最終的な回答は得られないのかもしれない。

つづく